日の出山の会

秩父多摩甲斐国立公園の東端、日の出山の自然を舞台に活動するクリエイター集団

〒190-0181 東京都西多摩群日の出町大久野

10月

日の出山から江ノ島の花火を撮影

 関東平野を一望する日の出山は、元旦の初日の出を迎える絶好の山として1000人を超える登山者で溢れますが、晴れた日は遠く相模湾に浮かぶ江ノ島を見ることができます。

 7月~8月にかけて山頂から東京を中心に埼玉、千葉、神奈川県の各地の花火大会が見えますが、江の島の花火大会はなぜか秋たけなわの10月に行われます。

 今年は10月15日土曜日の午後6時から打ち上げられましたので山頂からの撮影にチャレンジしてきました。山頂から江ノ島まで直線でほぼ60Kmで、暗闇のため島影は撮れませんが花火の撮影は成功しました。

「昼間の江の島」 晴れた日は日の出山の山頂から、直線距離で60Km超離れた江の島を見ることができます。午前中は太陽の角度により海面が光り、島影がシルエットでくっきりと見えます。

「昼間の江の島」
晴れた日は日の出山の山頂から、直線距離で60Km超離れた江の島を見ることができます。午前中は太陽の角度により海面が光り、島影がシルエットでくっきりと見えます。

この日は栗名月の十五夜で、まだ残照の残る空に満月が輝き始めました。

この日は栗名月の十五夜で、まだ残照の残る空の東屋の上に満月が登り、都心のビルにぽつぽつと灯りがつき始めました。

江の島の花火大会開始の6時近くになると、残照は消えて満月と都心の灯りが輝き始めます。

江の島の花火大会開始の6時近くになると、残照は消えて満月と都心の灯りが輝き始めます。

江の島の花火大会の始まりです。ここから60Km超の距離です。

江の島の花火大会の始まりです。ここから60Km超の距離です。

花火の手前の山の形と、一枚目の写真の山の形を照らし合わせると、江の島の花火だとわかります。

花火の手前の山の形と、一枚目の写真の山の形を照らし合わせると、江の島の花火だとわかります。

江の島の片瀬海岸の2か所で打ち上げられるそうです。当日の山小屋(東雲山荘)宿泊客に地元の人が居て4尺玉も上がると言っていました。

江の島の片瀬海岸の2か所で打ち上げられるそうです。当日の山小屋(東雲山荘)宿泊客に地元の人が居て4尺玉も上がると言っていました。

終了間近に上がった数発の大きな花火が4尺玉だったようです。4尺玉と言えば直径120Cm超だからすごい!

終了間近に上がった数発の大きな花火が4尺玉だったようです。4尺玉と言えば直径120Cm超だからすごい!

撮影終了後に、山頂直下の東雲山荘の管理人室へお邪魔してきました。ベランダにはお月見のススキやお団子、お酒が飾られ、曇り空の場合の用心に満月の写真が飾られていました。

撮影終了後に、山頂直下の東雲山荘の管理人室へお邪魔してきました。ベランダにはお月見のススキやお団子などが饌えられ、曇り空の場合の用心に満月の写真が飾られていました。

満席の日の出山の課登山教室講演会「奥多摩の山岳遭難事故に学ぶ」

 毎年日の出山の会が実施している登山教室の講演会は、今年も9月28日に「日の出イオンホール」で実施しました。

 演題は「奥多摩の山岳遭難事故に学ぶ」と題して、元青梅警察署山岳救助隊副隊長の金邦夫氏により身近な山での遭難を例にとって講演していただきました。

 身近な山での具体的な話題のため、150席用意した座席も満席となり、急きょ追加して160名を超える参加者による講演会となりました。

 講演内容は、日原の川乗谷での遭難などを例にとり、山岳遭難の多くが疲労の蓄積した下山路での道迷いから発生するので、余裕を持った登山を心がけるよう強調していました。

会場には大久野を明るくする会の「フラッシュアップ事業」の写真パネルの展示も行われました。

会場には大久野を明るくする会の「フラッシュアップ事業」の写真パネルの展示も行われました。

講演に先立ち、日の出町木崎副町長の挨拶がありました。

講演に先立ち、日の出町木崎副町長の挨拶がありました。

本題に入る前に、奥多摩で実際に有った山岳遭難事故の救助の記録ビデオの視聴から始まった。

本題に入る前に、奥多摩で実際に有った山岳遭難事故の救助の記録ビデオの視聴から始まりました。

身近な山の具体的遭難例のため、聴衆は最後まで熱心に聞いていました。

身近な山の具体的遭難例のため、聴衆は最後まで熱心に聞いていました。

西の風新聞に掲載されましたので、転載させていただきました

西の風新聞に掲載されましたので、転載させていただきました

毎日新聞に掲載されましたので、転載させていただきました。

毎日新聞に掲載されましたので、転載させていただきました。