勝峰山からは西に向かって、勝峰尾根~ろんでん尾根~麻生尾根(現在は金毘羅尾根と通称)~麻生山を経て日の出山へと辿っています。
今回6月28日に実施した標高表示杭の設置登山は、日の出山の会会員3名で、勝峰山の山頂から麻生山間の尾根上に、国土地理院の地図に標高が表記されている山頂をGPSで特定し、国土地理院地図の標高値を表示した杭を設置しました。また、勝峰尾根~派生した幸神尾根にも寄り道して設置しました。
麻生山からの下山は、麻生山林道から焼け岩林道を三ツ沢に下り、つるつる温泉で汗を流して帰路につきました。
当日のGPS軌跡図です。右下をスタートし麻生山まで辿り、下山路は麻生林道から焼け岩林道を辿り、つるつる温泉でした。ベースの地図は国土地理院の地形図を使用しました。
ボッカ兼杭打ち担当2名と、GPS探査兼記録担当1名の計3名で、大久野の新井から向山稲荷ルートを出発。
新井地区を見渡せる山の中腹にある向山稲荷の祠。ここから早道場(はやみちっぱ)と呼ばれる尾根をとおり、勝峰山へ向けて尾根歩きとなります。
昨日の勝峰山草刈り整備事業で、すっかりきれいになった勝峰山園地を、山頂へと辿ります。
今日最初のポイント勝峰山山頂454.3mで、国土地理院の地図に山名が表示されています。三等三角点と榛名神社の小さな祠があり、山桜の巨木で覆われています。
勝峰尾根とろんでん尾根の分岐から幸神尾根へ寄り道して、深沢山山頂460m(国土地理院の地図には山名表示無し)に設置。ちなみに杭を打っている人も深沢さんです。(^^♪
ろんでん尾根の北側は、太平洋セメント傍系の砕石掘削跡地。現在は自然環境復帰のための埋め戻し中です。
勝峰尾根からろんでん尾根に入って最初で、無名のピークらしくないピーク441mで,GPSが無いと山頂の特定が難しい。
しばらく標高表示のないピークをいくつか越えて、送電線鉄塔を過ぎると543mの「真藤の峰」(国土地理院の地図に山名無し)に至ります。
きつくなった尾根道をしばらく辿ると、そこは607mの無名のピークです。相変わらず針葉樹の植林地で眺望は開けません。
な次のピークは国土地理院の地図に山名表記の無い、607mの梵天山。ここまで来ると1本1Kgの杭も減り、ボッカ担当も荷物と共に口が軽くなりました。(^-^)
白岩山には631.7mの三等三角点がある(国土地理院の地図に山名無し)。フェンスの向こう側は日鉄鉱業の採掘跡地で、立ち入り禁止です。砕石を採掘していたが、崩落事故を起こして閉鎖されました。
樽窪の峰(国土地理院の地図に山名無し)は麻生尾根(現在は金毘羅尾根と通称)の送電線鉄塔の有る山頂だが、登山道は巻道を辿るため、登る人は少ない。樽窪の樽は滝を表し、白岩の滝の有るタルクボ沢の水源の山です。
今日の最終ピーク麻生山794m(国土地理院の地図に山名表記有り)は以前に設置済で、ここで遅い昼食をとりました。眺望は現在北側のみですが、右手に見える植林がこの冬景観のための伐採をしますので、麻生山山頂から東側の都心への眺望が期待されます。
麻生山からの下山は、麻生林道から焼け岩林道を辿り、三ツ沢の地蔵堂へと歩きました。緩い下り一方の長い林道歩きは腰に負担が集中し、意外ときつい。地蔵堂からつるつる温泉への、5分ほどの登りで腰が楽になり、温泉で汗を流し、機関車バスで帰路につきました。
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