日の出町大久野の新井地区に有る古刹、天正寺には100年ほど前に大久野村の大半を焼き尽くした大火事「大久野焼け」で、辛くも生き延び再生した大銀杏が、毎年見事な黄葉と銀杏を実らせています。
クリスマスの街路樹イルミネーションを実施している「大久野を明るくする会」と協賛し、大銀杏をライトアップしてのコンサートを企画し、11月21日の土曜日に実施され、日の出山の会はコンサート部門を担当しました。
寺院の本堂という特殊な雰囲気を重視した大人向けの企画として、古典落語、フルート演奏、シンセサイザーとヴァイオリンの演奏で古代の舞を舞う、3ステーシー構成としました。
それぞれの出演者に趣旨をお伝えしたことで、銀杏のライトアップと本堂の祭壇の雰囲気とマッチした、素晴らしい音楽会になり、ご来場の皆様にゆっくりと味わっていただきました。
![広い境内の一角に有る本堂は、緑の山をバックにし、地面には銀杏の黄色い葉が絨毯のように敷き詰められていました。](http://hinodeyama.com/wp/wp-content/uploads/2016/02/3786702a494a44471a7aa5dcfb2692f3-e1454589763853-1024x548.jpg)
広い境内の一角に有る本堂は、緑や紅葉の山をバックにし、地面には銀杏の黄色い葉が絨毯のように敷き詰められていました。
![日が暮れると大銀杏には照明が当てられ、昼間とは変わったムードを醸し出します。](http://hinodeyama.com/wp/wp-content/uploads/2016/02/f427be6ec9f80521b23bf3d69135b05d-e1454590204969-1024x512.jpg)
日が暮れると大銀杏には照明が当てられ、昼間とは変わったムードを醸し出します。
![大銀杏の黄葉を透過してくる、柔らかな光に梵鐘のシルエットが浮き上がり、静寂の中にかすかな鐘の音が聞こえるようです。](http://hinodeyama.com/wp/wp-content/uploads/2016/02/2098bd10ba22871e7e1d791f4c4ac5ec-e1454590955913-1024x589.jpg)
大銀杏の黄葉を透過してくる、柔らかな光に梵鐘のシルエットが浮き上がり、静寂の中にかすかな鐘の音が聞こえるようです。
![本堂に灯りが灯され、ライトアップコンサートの始まりです。](http://hinodeyama.com/wp/wp-content/uploads/2016/02/62a1c22531b1ee3e775814aada32e302-1024x525.jpg)
本堂に灯りが灯され、ライトアップコンサートの始まりです。
![最初のステージは立川亭ポ蘭さんによるから。御本尊様には失礼が無いように、紫の幕を引いての一席です。](http://hinodeyama.com/wp/wp-content/uploads/2016/02/e50c2abf89ddab7a8defa09057524468-e1454592024953-1024x503.jpg)
最初のステージは立川亭ポ蘭さんによる落語から。御本尊様には失礼が無いように、祭壇に紫の幕を引いての一席です。
![ポランさんはカッポレなどの踊りも得意で、解除柄の皆さんの手拍子に併せて、軽妙に踊り楽しませてくれました。](http://hinodeyama.com/wp/wp-content/uploads/2016/02/d13d1a198406fe9ba2b761e15d042f3d-e1454592430623-1024x486.jpg)
ポ蘭さんはカッポレなどの踊りも得意で、開場の皆さんの手拍子に合わせて軽妙に踊り、楽しませてくれました。
![休憩を挟んでの第二ステージは、隣のあきる野市在住のフルート奏者、村野直子さんのフルート演奏です。本堂という空間に合わせた選挙区での演奏で、素晴らしい音色が響きました。](http://hinodeyama.com/wp/wp-content/uploads/2016/02/019bfe11dab6c18726768eec4f5245ad-e1454592953231-1024x615.jpg)
休憩を挟んでの第二ステージは、隣のあきる野市在住のフルート奏者、村野直子さんのフルート演奏です。本堂という空間に合わせた選曲で演奏され、素晴らしい音色が本堂と境内に響き渡りました。
![金色に輝く天蓋の下で蓮の花の祭壇を背にしての演奏は、芸能の神様の弁財天を彷彿させていました。曲目もリクエストに応えて、ドップラーのハンガリア田園幻想曲など、幻想的な曲を演奏されました。](http://hinodeyama.com/wp/wp-content/uploads/2016/02/8f0db4d9d07f2c9937c7567594600700-e1454593545253-1024x570.jpg)
金色に輝く天蓋の下で蓮の花の祭壇を背にしての演奏は、芸能の神様の弁財天を彷彿させていました。曲目もリクエストに応えて、ドップラーのハンガリア田園幻想曲など、幻想的な曲を演奏されました。
![第三ステージはシンセサイザーの演奏とヴァイオリンの演奏、そしてこの地域に伝わる平将門伝説をテーマにした古代歌と古代舞が演じられました。](http://hinodeyama.com/wp/wp-content/uploads/2016/02/d3c30ae7a93187d5dc9afc4bb606a5dd-e1454594445647-1024x575.jpg)
第三ステージは日の出山の会会員の光野真理さんのシンセサイザーの演奏と、同じく会員の藤田真理子さんのヴァイオリンの出演で、古代の祝詞をモチーフとした古代歌や、飛鳥時代の巫女舞をモチーフにした古代舞を演じました。
![コンサートの最後はシンセサイザーの幻想的な迫力ある演奏に合わせた、当地に伝わる平将門伝説をテーマにした古代舞が舞われ、盛りだくさんのコンサートが終了しました。](http://hinodeyama.com/wp/wp-content/uploads/2016/02/514000b58ad434824e515957e240f8b8-e1454595610371-1024x604.jpg)
コンサートの最後はシンセサイザーの幻想的な迫力ある演奏に合わせた、当地に伝わる平将門伝説をテーマにした古代舞が舞われ、盛りだくさんのコンサートが終了しました。
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