日の出山の会

秩父多摩甲斐国立公園の東端、日の出山の自然を舞台に活動するクリエイター集団

〒190-0181 東京都西多摩群日の出町大久野

09月

日の出山頂東雲山荘宿泊&標高表示杭設置ボランティア登山の報告

   日の出山の会秋のイベントの一つは9月12日、スカッと秋晴れ・・・とはいきませんでしたが、ぐずついた日が続いたこれまでと比べ、高曇りから薄日が射す秋日和に恵まれ、集合地点の肝要の里を定刻通り出発しました。

  杭と、杭を打ち込むハンマーを合わせると30キロを超えるため、前もって東雲山荘へ荷揚げしておき、初日は山頂周辺の標高750m以上の登山道へ設置し、翌日の下山時に日の出山からつるつる温泉への、あご掛け岩コースに設置することにしました。

  前年度に標高調査と仮標高表示テープを設置しましたが、2度にわたる大雪でテープが損失していないか心配しましたが、全員で宝探しさながらに探しながら歩いた結果、全て見つけることができました。これもまた、ちょっと変わった楽しい宝探し登山となりました。

 登山口の白岩の滝は、降り続いた雨で水量も多くダイナミックな飛沫を上げていました。 麻生山の尾根筋に出ると、爽やかな秋風に乗ってキアカネの群れが飛び交い、トンボをお供に快適な尾根歩きが楽しめました。
 
麻生山山頂には11時15分に到着。汗ばんだ体にここち良いそよ風を受けながら昼食をとり、30分の休憩後金毘羅尾根経由で日の出山へ向かいました。

  日の出山山頂には定刻の13時30分に到着し、講師による山頂周辺の植物物観察や、山岳ガイドによる山座同定(視界中の山名を特定)等を行った後、東雲山荘へ荷物を置き、休憩後14時20分ごろより標高杭、かけや、ハンマーなどを分担して持ち、標高750m以上の各登山コースの杭打に出発しました。
  行きつ戻りつして標高テープを見つけ、予定した全てのコースの750m以上の地点に標高杭を設置できました。

  参加された皆様の率先して運搬、杭打ちなどを楽しげに作業していただき感謝いたします。
作業終了後は「更待ち月」のお月見の準備を全員で行い、すすきの穂を飾り、月見団子を作ってそなえ、お月見パーティーとなりました。

  翌朝13日は山頂で5時22分の日の出を迎え、9時に山荘を出発して、標高杭を打ちながらあご掛け岩コースを下山し、予定通り標高370m地点のつるつる温泉に到着し、解散しました。
 
今回設置しなかったコースの杭打ちなど、今後も杭打ち登山を実施いたしますのでご参加ください。

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お天気に恵まれた御岳山レンゲショウマライブの報告

  8月最後の土曜と日曜日は、御岳山ケーブルカーの山頂駅前広場のレンゲショウマ祭り会場で、歌と舞のライブを開きました。
 
夜半から大雨となり、明け方まで雨が残っていましたが、雨が降ろうが槍が降ろうが、とにかくお土産屋さんの軒先を借りてでもやるつもりでいたため、雨の神もあきらめたものか、家を出るころには薄日も漏れ始め、機材を積み込み、勇んで出発しました。

  日中は薄日が射す、熱くなく寒くなく、ころあいの陽気となり、爽やかな初秋の気配を満喫しました。ラッキー!! 出演はシンセサイザーと歌を日の出山の会の光野真理さん、レンゲショウマの花の精の舞を舞踏家の野口祥子さん、平安末期の武将畠山重忠公に日の出山の会の関根氏、岡根氏が扮し、PA担当は星野でした。

  尚、御岳山のレンゲショウマ祭りは9月11日まで開催しています。今年は開花が遅れていますので、まだたくさん咲いています。
  ケーブル駅前の群生地から御岳神社を回り、日の出山の大パノラマを眺め、つるつる温泉に下山したら一風呂浴びて、生ビールと初秋の味覚コースをお楽しみください。

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