日の出山の会

秩父多摩甲斐国立公園の東端、日の出山の自然を舞台に活動するクリエイター集団

〒190-0181 東京都西多摩群日の出町大久野

イベント

日の出三山麻生山の初日の出

日の出三山の麻生山(あそうやま)は、山頂の展望が開けて2回目の元旦を迎えました。

 昨年の元旦の麻生山山頂は、まだ展望が開けて10日ほどしかたっていなかったため、登頂者は5名でしたが、ホームページなどで紹介したためか、今年は21名の登頂者が初日の出を迎えていました。

 また、多くの人が三脚を据えての撮影をしており、「日の出山は人が多くて三脚を据えられないのでこっちへ来た」と言う人も居ました。
 山頂は東に向けて幅広くスペースがあるため、三脚の設置も自由で、カメラマニアにとってはこれから人気が出るのではないでしょうか。
 日の出山と同様に、麻生山林道を下れば、直接につるつる温泉へ着くので温泉と飲食も楽しめ、玄関先からおとそ気分でバスに乗り、歩かずに五日市駅へ着きます。

地表から数十メートルは霞がかかっていて、その向こうの低い位置に雲があるが、上空は晴れているので、薄雲のフィルター効果による真紅のきれいな日の出が期待できた。

日の出予定時刻の6時50分を5分ほど過ぎたころ、雲の上端が輝きはじめ、光芒がオレンジ色のグラディーションを描き始めました。

6時57分、日の出三山麻生山に新年の夜明けが、オレンジ色の光芒と共に訪れました。

新年の太陽はオレンジ色の強烈な光を放ち、麻生山の山頂は朝日に包まれ、ほほにはかすかな温かみを感じました。

横浜から上州方面への、180度を超す視界の空間を、天とに地に染め分けた2017年の初日の出。

昨年の山頂は5人の登山者でしたが、今年は21人に増え、多くの人が三脚を据えて撮影していました。日の出三山のご来光スポットとして知れてきたようです。

日が昇ると地表の気温が上がり、一時的にもやが濃くなり、ビル群が霞みに包まれるが、時間と共に霞が消えて、東京湾に陽射しが反射し、キラキラと輝きだす。

筑波山も棚引く霞の上に、端麗な裾を引いて現れた。

元旦の朝は忙しい。10時からの白山神社元旦祭に間に合うよう、急いで撮影機材をたたみ、オレンジ色の光に包まれた山頂を後にした。

満席の日の出山の課登山教室講演会「奥多摩の山岳遭難事故に学ぶ」

 毎年日の出山の会が実施している登山教室の講演会は、今年も9月28日に「日の出イオンホール」で実施しました。

 演題は「奥多摩の山岳遭難事故に学ぶ」と題して、元青梅警察署山岳救助隊副隊長の金邦夫氏により身近な山での遭難を例にとって講演していただきました。

 身近な山での具体的な話題のため、150席用意した座席も満席となり、急きょ追加して160名を超える参加者による講演会となりました。

 講演内容は、日原の川乗谷での遭難などを例にとり、山岳遭難の多くが疲労の蓄積した下山路での道迷いから発生するので、余裕を持った登山を心がけるよう強調していました。

会場には大久野を明るくする会の「フラッシュアップ事業」の写真パネルの展示も行われました。

会場には大久野を明るくする会の「フラッシュアップ事業」の写真パネルの展示も行われました。

講演に先立ち、日の出町木崎副町長の挨拶がありました。

講演に先立ち、日の出町木崎副町長の挨拶がありました。

本題に入る前に、奥多摩で実際に有った山岳遭難事故の救助の記録ビデオの視聴から始まった。

本題に入る前に、奥多摩で実際に有った山岳遭難事故の救助の記録ビデオの視聴から始まりました。

身近な山の具体的遭難例のため、聴衆は最後まで熱心に聞いていました。

身近な山の具体的遭難例のため、聴衆は最後まで熱心に聞いていました。

西の風新聞に掲載されましたので、転載させていただきました

西の風新聞に掲載されましたので、転載させていただきました

毎日新聞に掲載されましたので、転載させていただきました。

毎日新聞に掲載されましたので、転載させていただきました。

 

森の教室写真展

 日の出町の大久野で、ユニークな自然保育を実践している大久野幼児園「森の教室」の写真展が、青梅市河辺駅前の西友河辺店4階のボッパルトホールで、8月25日から31日まで開かれています。

 日の出山の会は幼児期の山登りを主体とした自然保育に賛同し、毎週金曜日にサポーターとして園児につき添って山歩きをしています。

 この写真展にも協力して、写真撮影やパネルつくりを手伝い、今日はボッパルトホールへの会場設営に行ってきました。 盛りだくさんの写真や手作り絵本などが展示されていますので、ぜひ会場へおいで下さい。

会場は4階のボッパルトホールで、4階の駐車場に直結しています。

会場は4階のボッパルトホールで、4階の駐車場に直結しています。ほぼ設営も完成し、お客さんを待つばかりになりました。

入り口のディスプレイも完成し、早速子供の目を引いています。

入り口のディスプレイも完成し、早速子供の目を引いています。

ゆったりとした空間は、膨大な数に写真に取り囲まれています。

ゆったりとした空間は、膨大な数に写真に取り囲まれています。

手作り絵本のコーナーでは、卒園時のテーマに制作した絵本を手に取ることができます。

手作り絵本のコーナーでは、卒園時のテーマとして制作した絵本を手に取ることができます。

会場の一角にはビデオコーナーも設置され、ベンチに座ってゆっくりと鑑賞できます。

会場の一角にはビデオコーナーも設置され、ベンチに座ってゆっくりと鑑賞できます。

学校林草刈と源流流しそうめん

 日の出町の大久野中学校の林業体験授業として、つるつる温泉手前の山林にて、NPO法人花咲き村の指導により植林活動をしています。
 7月29日に花咲き村の主催で植林地の下草狩りを実施し、終了後平井川の源流の湧水で流しそうめんを実施することになり、日の出山の会もこのイベントにサポート隊として協力しました。
 当日は午前9時から、大久野中学の1~2年生とサポート隊を含めて七十数名の参加者により始まり、幸いに薄曇りの天候に恵まれて熱中症などの事故もなく作業を終了し、冷たい湧水の流しそうめんと揚げたてのてんぷらをたらふく食べて、終了しました。

学校林作りの現場はつるつる温泉と日の出山登山道入り口の三ツ沢の斜面で、植林地へ登ると滝本の先に日の出山の山頂が見えてきます。

学校林作りの現場はつるつる温泉と日の出山登山道入り口の三ツ沢の斜面で、植林地へ登ると滝本の谷間の先に日の出山の山頂が見えてきます。

指導員やサポーターからの説明を受け、草刈を開始する。初めて扱う大鎌の使い方は、基本をしっかり身につけないと大けがの元になる。

指導員やサポーターからの説明を受け、草刈を開始する。初めて扱う大鎌の使い方は、基本をしっかり身につけないと大けがの元になる。

説明を受けた後、指導員の先導で各持ち場へ分散する。急斜面と伸びだ雑草で一苦労だ。

説明を受けた後、指導員の先導で各持ち場へ分散する。急斜面と伸びだ雑草で持ち場へ行くのも一苦労だ。

植えた苗木を鎌で傷つけないように慎重に刈り込む。目印の棒がなくなっていることもあるので要注意だ。

植えた苗木を鎌で傷つけないように慎重に刈り込む。目印の棒や赤いテープが無くなっていることもあるので要注意だ。

鎌の扱いも慣れてくればスムースになる。大勢でかかれば仕上がりも早い。

鎌の扱いも慣れてくればスムースになる。大勢でかかれば仕上がりも早い。

草刈終了後に休憩をしながら、付近の植生についてや、周辺の地理や歴史についての紹介をする。

草刈終了後に休憩をしながら、付近の植生についてや、周辺の地理や歴史について各担当者から説明を受けた。

麓の駐車場に下り、装備を解いてから滝本の平井川源流へと向かう。

麓の駐車場に下り、装備を解いてから滝本の平井川源流へと向かう。

平井川源流の湧水を引き、流しそうめんの設営をする。

平井川源流の湧水を引き、流しそうめんの設営をする。

食べ盛りの中学生他70名以上の食欲を満たすために、長い竹の樋わ設営する。

食べ盛りの中学生他70名以上の食欲を満たすために、長い竹の樋を設置しスムースに麺が流れるかテストする。

お待たせしました、流しそうめんの開始です。草刈の労働の後の冷たいそうめんは、いくらでも食べられる。

お待たせしました、流しそうめんの開始です。草刈の労働の後の冷たいそうめんは、いくらでも食べられる。

渓流にかまどを据えてそうめんをゆでる。

渓流にかまどを据えてそうめんをゆでる。

そうめんにはてんぷらがつきものだ。大鍋で大量のてんぷらを揚げる。

そうめんにはてんぷらがつきものだ。大鍋で大量のてんぷらを揚げる。

撮れたて野菜の揚げたてのてんぷらは大好評。揚げるそばから品切れだ。

採れたて野菜を材料にした揚げたてのてんぷらは、ホカホカサクサクで大好評。揚げるそばから品切れだ。

最後に各サポート団体の紹介と生徒会からの挨拶で終了。お土産に檜のセンスが参加者に配られました。

最後に各サポート団体の紹介と大久野中学生徒会からの挨拶で終了。お土産に檜の扇子が参加者に配られました。

日の出山幼児同伴登山

 日の出町の幸神神社の隣の森に自然保育を実施する大久野幼児園では、森の教室として年長及び年中組の2クラスは、毎週金曜日にお弁当を持って近隣のの山や田んぼに出かけて、自然の中で様々な体験をすることにより心身を鍛え、自然から様々なことを学んでいます。

 日の出山の会では、今年の卒園児を中心に在園児や先輩を含めての日の出山登山をサポートしており、今年も5月14日に、白岩の滝から麻生山~日の出山への本格的登山を実施しました。

 今年は参加者も多く、総勢77名となりましたが、晴天に恵まれた変化に富んだハイキングコースを、一人のリタイアや怪我もなく全員が出発地の肝要の里へ戻り、「肝要の里のヤギおじさん」からのアイスクリームの差し入れを食べ、親子双方から「楽しかったよ」との声のもとに解散しました。 

8時に肝要の里のにぎわい広場な集合、今日の行程や注意事項を受ける。

8時に肝要の里のにぎわい広場に集合、日の出山の会の星野さんから今日の行程や注意事項を受ける。

日の出山の会の沓澤さんの指導で、ストレッチ体操後、年齢や体力別に班編成をする。班編成は子供を良く知る保護者の出番だ。

日の出山の会の深沢さんの指導で、ストレッチ体操後、年齢や体力別に班の編成をする。班編成は子供を良く知る保護者の出番だ。

隊列を組んでの幼児の車道歩きは危険なため、白岩の滝登山口まで車で移動。

隊列を組んでの幼児の車道歩きは危険なため、白岩の滝登山口まで車で移動。

登山口でトイレをすませ、山中での危険回避やマナーの決まりを守る約束をして、歩行を開始。

登山口でトイレをすませ、山中でのマナーや危険回避の決まりを守る約束して、歩行を開始。

今日のコースの最初は滝めぐりで始まる。白岩の滝は「雨乞いの滝」として知られ、子の滝で雨乞いをし、その水を汲んで畑に撒くと雨を呼んだと伝わる。

今日のコースの最初は滝めぐりで始まる。白岩の滝は「雨乞いの滝」として知られ、この滝で雨乞いをし、その水を汲んで畑に撒くと雨を呼んだと伝わる。

滝の正面の関白台で滝を眺めながら、雨乞いの伝説や、昔、水量が多かったころ、この滝つぼが江の島の洞窟とつながっていたという伝説を聞く。

滝の正面の観瀑台で滝を眺めながら、雨乞いの伝説や、昔、水量が多かったころ、この滝つぼが江の島の洞窟とつながっていたという伝説を聞く。

関白台から見上げる滝は一つの滝に見えるが、子の写真のように2段に分かれていて、写真中央の一段目の滝つぼで雨乞いの祭り事が行われ、小さな祠もある。

観瀑台から見上げると一つの滝に見えるが、この写真のように2段に分かれていて、写真中央の一段目の滝つぼで雨乞いの祭り事が行われ、小さな祠もあるり、下の滝つぼが江の島の洞窟につながっていたといわれる。

滝に沿って上る道が最初の急登で、石積みで作られたジグザク道を一気に登る。

滝に沿って上る道が最初の急登で、石積みで作られたジグザク道を一気に登る。

昨年秋に一時通行止めだった最上段の滝の橋も架け替えられ、安心して渡れるようになった。

昨年秋に一時通行止めだった最上段の滝の橋も架け替えられ、安心して渡れるようになった。

最上段の滝も含めて白岩の滝と呼び、ここは滝の飛沫によるマイナスイオンが充満していて、夏の暑さで消耗した体の癒し場所として最適だ。

最上段の滝も含めて白岩の滝と呼び、最上段の滝は滝の飛沫によるマイナスイオンが充満していて、夏の暑さで消耗した体の癒し場所として最適だ。

最上の段の落口に来ると道は緩やかになり、しばらくはこ滝や大岩の不作沢に沿って進む。

最上の段の落口に来ると道は緩やかになり、しばらくは小滝や大岩がふさぐ沢に沿って進む。

タルクボ林道を超え、タルクボ沢の水源を過ぎると四季彩の森のベンチへ出る。ここは標高550m地点だ。

タルクボ林道を超え、タルクボ沢の水源を過ぎると四季彩の森のベンチへ出る。ここは標高550m地点だ。

ここで待望のおやつタイム、おやつ交換が楽しみだ。

ここで待望のおやつタイム、おやつ交換が楽しみだ。

アアこの幸なひと時に、目も口もとろけてしまいそう。

アアこの幸せなひと時に、目も口もとろけてしまいそう。

タルクボ沢の谷間の道から急に開けた麻生林道に飛び出す。ここで初めて目的地の日の出山が見え、ここから日の出山までは、今までとは一変した尾根歩きとなる。

タルクボ沢の谷間の道から急に開けたし麻生平に飛び出す。ここは麻生林道が通り、初めて目的地の日の出山が見え、日の出山から梅野木峠を経て白山神社まで続く林道と尾通り矢根が見渡せる。

麻生平から麻生山山頂までは伐採されたれ見晴らしの良い斜面で、一気に高度を稼ぐ。

麻生平から麻生山山頂までは伐採されたれ見晴らしの良い斜面で、一気に高度を稼ぐ。

急登のため先頭と後続の距離が開く。あとひと踏ん張りで麻生山の山頂だ。

急登のため先頭と後続の距離が開く。あとひと踏ん張りで麻生山の山頂だ。

今日最初の山頂、麻生山に到着。子供は景色よりおやつで、早速リュックを開きゴソゴソ。だ。

今日最初の山頂、麻生山に到着。子供は景色よりおやつで、早速リュックを開きゴソゴソと。

去年は森の中だった山頂が、今年は180度以上の眺望になりました。でも子供たちはおやつの方が?。

去年は森の中だった山頂が、今年は180度以上の眺望になり、昨年より登山者が増えました。でも子供たちはおやつの方が?。 年少組は先に出発したので年長組以上で麻生山の看板を持って記念撮影。

麻生山から日の出山までのコースは尾根歩きで、伐採された明るい尾根や静かな林の中の会と来な尾根道を日の出山を目指す。

麻生山から日の出山までのコースは尾根歩きで、伐採された明るい尾根や静かな林の中の快適な尾根道を日の出山を目指す。

麻生山から日出山への麻生尾根(金毘羅尾根)は、ピークを巻きながらのアップダウンの少ない道で、子供たちも笑顔で歩く。

麻生山から日出山への麻生尾根(金毘羅尾根)は、ピークを巻きながらのアップダウンの少ない道で、子供たちも笑顔で歩く。

急な登りもあるけれど、子供たちは平らな道より楽しそうだ。

急な登りもあるけれど、子供たちは平らな道より楽しそうだ。

五日市、御岳山、日の出山、つるつる温泉の四辻に到着。子供はどこへでも寝転がれるので、疲れの回復も早い。

五日市、御岳山、日の出山、つるつる温泉の四辻に到着。子供はどこへでも寝転がれるので、疲れの回復も早い。

日の出山山頂直下の東雲山荘前に到着。ここには雨水を水源とし、微生物の分解作用を利用した循環型水洗トイレがある。山中の貴重なトイレなので、汚さぬよう大切に使おう。

日の出山山頂直下の東雲山荘前に到着。ここには雨水を水源とし、微生物の分解作用を利用した循環型水洗トイレがある。山中の貴重なトイレなので、汚さぬよう大切に使おう。

トイレ前の東雲山荘(しののめさんそう)は、都心から一番近い本格的な山小屋だ。ここに泊まると素晴らしい夜景やご来光を見ることができる。ぜひ利用してください。

トイレ前の東雲山荘(しののめさんそう)は、都心から一番近い本格的な山小屋だ。ここに泊まると素晴らしい夜景やご来光を見ることができる。ぜひ利用してください。今日は内部を見学した。

戦争直後に作られた山荘は、椅子やテーブルも当時のもので、自然のままの木を使ってできている。暖房と炊事は薪ストーブだ。

戦争直後に作られた山荘は、椅子やテーブルも当時のもので、自然のままの木を使ってできている。暖房と炊事は薪ストーブだ。

子供は高いところが大好きだ。登れそうなものがあれば岩でも気でも登りだす。

1時前に山頂到着。子供は高いところが大好きだ。登れそうなものがあればなんでも登りだす。

まずは日出山の登頂記念に写真撮影。

まずは日出山の登頂記念に写真撮影。

山頂は景色を眺めながらの昼食ポイントになっていて、東屋やベンチもたくさんあるが、1時の到着時には満席だった。

山頂は景色を眺めながらの昼食ポイントになっていて、東屋やベンチもたくさんあるが、1時の到着時には満席だった。

山頂は日差しが強く、それぞれに日陰を選んでお弁当を開く。

山頂は日差しが強く、それぞれに日陰を選んでお弁当を開く。

山頂でたっぷり遊んだあと、つるつる温泉口に向けて下山開始。

山頂でたっぷり遊んだあと、つるつる温泉口に向けて下山開始。

下山は植林された尾根道の、あご掛け岩コースを下る。

下山は植林された尾根道の、あご掛け岩コースを下る。

馬頭観音の有る日本武尊(ヤマトタケル)のあご掛け岩。奈良朝廷に東征を命じられた日本武尊が故郷へ帰る途中、病に苦しみ、この岩にあごを掛けて休んだといわれる岩。

馬頭観音の有る日本武尊(ヤマトタケル)のあご掛け岩。奈良朝廷に東征を命じられた日本武尊が故郷へ帰る途中、病に苦しみ、この岩にあごを掛けて休んだといわれる岩。

テレビドラマ「おしん」の小さいころのシーンのロケ地となった滝本の不動堂。この下で新道と合流する。

テレビドラマ「おしん」の小さいころのシーンのロケ地となった滝本の不動堂。この下で新道と合流する。5歳児も元気で完歩だ。

無事に滝本の登山口に到着。日の出町の最奥の家があり、元は御岳山への表参道入口の御師(神職)の家だった。

無事に滝本の登山口に到着。日の出町の最奥の家があり、元は御岳山への表参道入口の御師(神職)の家だった。

出発点の肝要の里へ到着。大編成のため出発に手間取り1時間遅れになったため、下山も1時間遅れの4時だった。かすり傷もリタイアもなく、楽しく過ごせ、最後に肝要の里のヤギおじさん(ヤギの乳のアイスを作っている)からアイスクリームの差し入れがあった。

出発点の肝要の里へ到着。大編成のため出発に手間取り1時間遅れになったため、下山も1時間遅れの4時だった。かすり傷もリタイアもなく、楽しく過ごせ、最後に肝要の里のヤギおじさん(ヤギの乳のアイスを作っている)からアイスクリームの差し入れがあった。

日の出山開きの報告(麻生山でカモシカに遭遇)

 平成28年の日の出山開きが4月9日に、日の出町の肝要の里のにぎわい広場で開かれました。
 昨年は小雨の中で行われましたが今年は晴天に恵まれ、桜や三つ葉ツツジなどの花が咲き誇る中、秋川消防署や五日市警察署の山岳救助部門や自然保護官をはじめ、一般参加者、記念登山者などの見守る中、幸神神社の神官により、山の安全が祈願されました。

 式典終了後に、白岩の滝~麻生山~日の出山~つるつる温泉のコースで、日の出山開き記念登山に出発しました。
途中の麻生山にてカモシカ1頭を発見しその写真を掲載しています。

会場の肝要の里はちょうど桜やツツジが満開で、穏やかな春の日差しの中、にぎわい広場を会場として式典が行われました。

会場の肝要の里はちょうど桜やツツジが満開で、穏やかな春の日差しの中、にぎわい広場を会場として式典が行われました。

式典開始までの間には、日の出町のビューポイントをライトアップした巨大写真をバックに、古代歌とヴァイオリンの演奏が行分けました。

式典開始までの間には、日の出町のビューポイントをライトアップした巨大写真をバックに、古代歌とヴァイオリンの演奏が行われました。

式典開始に際し、山岳犠牲者の御霊に対して1分間の黙祷をささげました。

式典開始に際し、山岳犠牲者の御霊に対して1分間の黙祷をささげました。

安全祈願は賑わい広場にしめ縄を張り、日の出町の幸神神社の神官により厳かに執り行われました。

安全祈願はにぎわい広場にしめ縄を張り、日の出町の幸神神社神官により厳かに執り行われました。

しめ縄はにぎわい広場の大岩を日の出山に見立てて、日の出山頂幸せの鐘を配置して祭場としました。

しめ縄はにぎわい広場の大岩を日の出山に見立てて、日の出山頂「幸せの鐘」を配置して祭場としました。

会場には今年度新しく秋川消防署に配備された四輪駆動の山岳救助車がお披露目されました。この車のお世話にならないよう、山中では安全を心がけましょう。

会場には今年度新しく秋川消防署に配備された四輪駆動の山岳救助車がお披露目されました。この車のお世話にならないよう、山中では安全を心がけましょう。

来賓は日の出町橋本町長をはじめ山岳救助関連の秋川消防署、五日市警察署、奥多摩自然保護官、日の出町役場職員及び議員の皆さま、商工会及び観光協会役員に参列を戴き、玉串の奉奠をされました。写真は祝辞を頂く橋本町長。

来賓は日の出町橋本町長をはじめ山岳救助関連部門の秋川消防署、五日市警察署、奥多摩自然保護官、日の出町役場職員及び議員の皆様、商工会及び観光協会役員、一の護王神社総代、地元自治会長の皆様に参列を戴き、玉串の奉奠をしました。写真は祝辞を述べる橋本町長。

浩宮皇太子が、日の出山へ登頂されたことを記念して作られた「日の出山頂幸せの鐘のたたき初めとして、日の出町長他2名により、「幸せ」「愛」「希望」の三つの願いを込めてたたき初めされた。写真は日の出町長。

浩宮皇太子殿下が、日の出山へ登頂されたことを記念して作られた「日の出山頂幸せの鐘」のたたき初めとして、日の出町長ほか2名により、「幸せ」「愛」「希望」の三つの願いを込めてたたき初めされた。写真は日の出町長。

恒例の山開き記念登山は、今年も白岩の滝登山口から入山しました。

恒例の山開き記念登山は今年も白岩の滝登山口から入山しました。

白岩の滝遊歩道の説明版も新しくなり、英文の説明も記載されました。

白岩の滝遊歩道の説明版も新しくなり、英文の説明も記載されました。

昨年の秋に一時通行止めだった上段の滝前の橋も、架け替えられました。

昨年の秋に一時通行止めだった、中段の滝前の橋も架け替えられました。

上の滝を横に見ながら、沢沿いの遊歩道を麻生山に向かって進みます。

上段の滝を横に見ながら、沢沿いの遊歩道を麻生山に向かって進みます。

麻生平四季彩の森のベンチで休憩。ここから林道へ直登すると焼け岩林道の東屋へ出るが、今日は沢沿いの道を新麻生平に向かう。

麻生平四季彩の森のベンチで休憩。ここから右斜面の細道を林道へ直登すると焼け岩林道の東屋へ出ますが、今日は沢沿いの道を新麻生平に向かいます。

色彩の森のベンチから10分ほどで急に視界が開け、麻生林道へ出る。ここはベンチも新設され、「新麻生平」としてコース上のビューポイントとなっている。

色彩の森のベンチから10分ほどで急に視界が開け、麻生林道へ出ます。ここはベンチも新設され、「新麻生平」としてコース上のビューポイントとなっています。

新麻生平からは、これから登る日の出山が良く見える。中央が日の出山山頂で東屋が見え、そこから尾根沿いに左に辿ると東雲山荘が見えます。

新麻生平からは、これから登る日の出山が良く見えます。中央が日の出山山頂で東屋が見え、そこから尾根沿いに左に辿ると東雲山荘が見えます。

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麻生平から麻生山への直登斜面にカモシカ1頭を発見。ゆっくりと草を食べながら右上の尾根を越えていきました。

新麻生平から伐採された斜面を急登すると、麻生山への近道になります。

新麻生平から伐採された斜面を急登すると、麻生山への近道になります。カモシカはこの右下から、人のいるあたりを左に越えて行きました。

新麻生平から15分ほどで標高794mの麻生山山頂に到着する。以前は樹林で全く視界がきかなかったが、12月に皆伐され横浜から秩父方面まで180度の素晴らしい眺望になった。

新麻生平から15分ほどで標高794mの麻生山山頂に到着します。以前は樹林で全く視界がきかなかったが、12月に皆伐され、横浜から秩父方面まで180度の素晴らしい眺望になりました。

山頂の眺めとヴァイオリンの演奏を聴きながら、昼食と休憩をとりました。

山頂の眺めとヴァイオリンの演奏を聴きながら、昼食と休憩をとりました。

標高794mの麻生山山頂で記念写真を撮り、金毘羅尾根からクロモ岩を経由して日の出山へ向かいました。

標高794mの麻生山山頂で昼食後記念写真を撮り、金毘羅尾根からクロモ岩を経由して日の出山へ向かいました。

日の出山への登山道は3年前から整備が進み、丸太による階段も整備された。

日の出山の山頂近くの登山道は、3年前から整備が進み、丸太による階段も整備されました。

頂上直下の東雲山荘は、都心から一番近い山小屋として人気があり、ここに泊まって夜景や日の出を眺めるには最高の宿泊設備だ。

頂上直下の東雲山荘は、都心から一番近い山小屋として人気があり、ここに泊まって夜景や日の出を眺めるには最高の宿泊設備てす。秋の紅葉シーズンには周囲のモミジがきれいに染まり、登山者の撮影ポイントになっています。山荘への荷揚げ用のジムニーここまで上がってきます。

東雲山荘の内部を見学。管理人さんによる山荘の説明と休憩をしました。

東雲山荘の内部を見学。管理人さんによる山荘の説明を聞きながら、休憩をしました。

山荘から山頂までは3ブナぐらい。右側に水洗トイレがあり、登山者の休憩ポイントとして賑わう。

山荘から山頂までは3分ぐらい。右側に水洗トイレがあり、登山者の休憩ポイントとして賑わいます。トイレは雨水を使い微生物の分解作用を使った、バイオ循環式です。指定されたもの以外は流さないよう、大切に使ってください。

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標高902mの日の出山へ到着。大人4人が途中の麻生山から下山しましたが、子供たちは元気で終始先頭を歩いていました。

先ほど昼食をとった麻生山。左斜面の伐採地がカモシカのいたところです。秋は紅葉に彩られ、きれいな山になります。

先ほど昼食をとった麻生山(794m)。左斜面の伐採地にカモシカがいました。秋は紅葉に彩られ、きれいな山になります。

眺望のすばらしさで有名な山頂も、今日は春霞がかかり、高層ビル群やスカイツリーなども見えません。

眺望のすばらしさで有名な山頂も、今日は春霞がかかり、高層ビル群やスカイツリーなども見えません。霞が無ければ東京湾や相模湾の江の島も見えます。

下山は尾根道のあご掛けて和コースを辿り、つるつる温泉へ下ります。ここは途中の日本武尊(ヤマトタケルノミコト)のあご掛け岩。

下山は尾根道のあご掛け岩コースを辿り、つるつる温泉へ下ります。ここは途中の日本武尊(ヤマトタケルノミコト)のあご掛け岩。

あご掛け岩は、東征から大和の国へ帰る途中、病で苦しむ日本武尊がこの岩にまたがり、右側にあごを掛けて休んだと伝わる。日本武尊は2メートルを超す大男だったといわれるので、あごを掛けるにわ丁度良い高さだったようです。

あご掛け岩は、東征から大和の国へ帰る途中、病で苦しむ日本武尊がこの岩にまたがり、右側にあごを掛けて休んだと伝わる。日本武尊は2メートルを超す大男だったといわれるので、あごを掛けるには丁度良い高さだったようです。

無事に終着地のつるつる温泉に到着し整理体操と登山の総括をして解散。浴槽をリニューアルした温泉に入浴して、疲れを癒していく人と別れて帰路につきました。

無事に終着地のつるつる温泉に到着し整理体操と登山の総括をして解散。浴槽をリニューアルした温泉に入浴して、疲れを癒していく人と別れて帰路につきました。

西多摩新聞の4月22日号に、日の出山開きと記念登山の記事が掲載されましたのでご紹介します。

西多摩新聞の4月22日号に、日の出山開きと記念登山の記事が掲載されましたのでご紹介します。

日の出山開きの様子が、日の出町の「広報日の出」の表紙を飾りました。

日の出山開きの様子が、日の出町の「広報日の出」の表紙を飾りました。

日の出さくら祭りレポート

 4月2日土曜日。今にも降りそうだった空模様も夜明けとともに明るくなり、開場の時間には雨の心配もなくなり、桜の季節特有の花曇りの一日でしたが、大勢の来場者で盛況なさくら祭りとなりました。

 新体制となった観光協会の初めてのイベントで運営にも力が入り、新しく英会話ボランティアの採用や、横田基地のジャズバンドの出演などにより外国人の参加者も多く、和装レンタルで着物姿に着替えて楽しむ外人女性も花を添えていました。

 主役のさくらの開花状況は七分咲きほどでしたが、桜並木の下にシートを敷いてお花見をするグループもたくさんいました。 しばらくは気温があまり上がらず、桜の花も長持ちしそうですから、来週の土日も花見が楽しめそうです。

 9日の土曜日は肝要の里で「日の出山開き」が行われます。スケジュールページにご案内がありますのでご覧の上、ご参加ください。

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会場の町民グランドは開場前から人が集まり始め、ステージショーが始まるころにはステージ前のベンチは満員になりました。

今回初めての試みとして、横田基地のジャズバンドグループの出演もあり、本場仕込みのリズム感で会場を沸かせていました。

今回初めての試みとして、横田基地のジャズバンドグループの出演もあり、本場仕込みのリズム感で会場を沸かせていました。

会場内には町内の商店による模擬店も多数出展して、賑わっていました。

会場内には町内の商店による模擬店も多数出展して、賑わっていました。

フリーマーケットのコーナーも設けられ、多彩な商品が並んでいました。

フリーマーケットのコーナーも設けられ、多彩な商品が並んでいました。

初めての試みとしてコスプレギャルのダンスと、津軽三味線のコラボによるステージも好評でした。

初めての試みとしてコスプレギャルのダンスと、津軽三味線のコラボによるステージも好評でした。

定番のステージになりつつあるコスプレダンスは、日の出太陽の家の「武家屋敷」という豪壮な古民家がコスプレギャルの写真撮影所として有名になり、フェイスブックで全国のコスプレマニア間に発信され、泊りがけで撮影に来ています。

定番のステージになりつつあるコスプレダンスは、日の出太陽の家の「武家屋敷」という豪壮な古民家がコスプレギャルの写真撮影所として有名になり、フェイスブックで全国のコスプレマニア間に発信され、泊りがけで撮影に来ています。

日の出山の会も協賛団体の一員として出資しました。

日の出山の会も協賛団体の一員として出資しました。

ちびっ子たちに人気のマウンテンズの元気なステージ。

ちびっ子たちに人気のマウンテンズの元気なステージ。

ステージは子供ゃ若者向けの出演が多かったため、親子連れの来場者でにぎわっていた。

ステージは子供ゃ若者向けの出演が多かったため、親子連れの来場者でにぎわっていた。

新体制による初イベントのさくら祭りも盛況にて無事終了しました。

新体制による初イベントのさくら祭りも盛況にて無事終了しました。

観光協会事務所開きと如月まつり

 かねてからの懸案だった「日の出町観光協会」の事務所が、JA日の出の直売所「グリム」の敷地内にオープンし、2月6日(土)に事務所開きを兼ねて「如月まつり」を開催しました。

 当日は餅つきと、ついた餅の配布や先着150名にひのでちゃんトートバックなどの記念品配布、模擬店の出店、津軽三味線やコスプレダンスなどのステージもあり、大勢の人で賑わいました。

事務所開設記念式典の記念撮影。我が会の会長も理事に就任。前列一番手前。

事務所開設記念式典の記念撮影。我が会の会長も理事に就任。前列一番手前。

先着15名に観光協会特製のトートバックをプレゼント。並ぶ人が多く、15名追加した。

先着150名に観光協会特製のトートバックをプレゼント。並ぶ人が多く、15名追加した。

特設ステージではコスプレダンサーたちのダンスなどで人を集めていました。

特設ステージではコスプレダンサーたちのダンスなどで人を集めていました。

津軽三味線の独走のほあと、急きょ決まった和太鼓と津軽三味線の合奏で、会場を盛り上げます。

津軽三味線の独走のほあと、急きょ決まった和太鼓と津軽三味線の合奏で、会場を盛り上げます。

ステージ以外にも忍者体験コーナーや、焼き芋屋、カラ揚げ、焼き鳥、鉢植えの花や等の模擬店もありました。

ステージ以外にも忍者体験コーナーや、焼き芋屋、カラ揚げ、焼き鳥、鉢植えの花や等の模擬店もありました。

JA直売所グリムの広い駐車場が使えますので、車での立ち寄りも便利です。

JA直売所グリムの広い駐車場が使えますので、車での立ち寄りも便利です。

事務所内部もゆったりとしていて、地域のパンフレットも豊富に置かれていますので、気軽にお立ち寄りください。

事務所内部もゆったりとしていて、地域のパンフレットも豊富に置かれていますので、気軽にお立ち寄りください。

御岳・柚木の森ハイキング

 森林環境整備財団が主催し、柚木生産森林組合、森林インストラクターなどの協力で、毎年紅葉の季節に御嶽山~日の出山~高峰経由で青梅市の柚木苑地へ下るハイキングを実施しています。

 今年は12月5日に実施され、日の出山の会は今年も、会員の光野さんのキーボートと歌唱指導による、見晴らしの良い尾根での合唱や、東雲山荘や日の出山頂の案内などで協力しました。

このコースはバスとケーブルで高度を稼ぐため、比較的楽なコースで、当日は晴天に恵まれ、爽やかな山旅になりました。

10時に御嶽山ケーブル山頂駅前広場に集合。オリエンテーションとストレッチ体操後、2班に分かれて出発。

10時に御嶽山ケーブル山頂駅前広場に集合。オリエンテーションとストレッチ体操後、2班に分かれて出発。

 

日の出山まではアップダウンの少ない楽なコースで、森林インストラクターの植物や虫の説明を聞きながら進みます。

日の出山まではアップダウンの少ない楽なコースで、森林インストラクターの植物や虫の説明を聞きながら進みます。

御岳山と日の出山の尾根の中間に有る一の鳥居。昔は日の出町から日の出山を通って御岳神社へ辿る道が、表参道で、たくさんの石碑の道標が残っています。

御岳山と日の出山の尾根の中間に有る一の鳥居でここからが御岳神社の領域になる。昔は日の出町から日の出山を通ってここから御岳神社へ辿る道が表参道で、たくさんの石碑の道標が残っている。日の出山の会の星野と岡根はここで皆さんを出迎えて合流し、解散地まで同行しました。

山頂て前に有る宿泊施設の東雲山荘で一休み。近くにバイオ循環型の水洗トイレもあります。

山頂て前に有る宿泊施設の東雲山荘で一休み。近くにバイオ循環型の水洗トイレもあります。

休憩中には東雲山荘についてのお話や、平成24年の11月に浩宮皇太子殿下がこのテーブルと椅子で昼食をとられたり、この薪ストーブで沸かしたお茶も飲まれたお話をしました。

休憩中には東雲山荘についてのお話や、平成24年の11月に浩宮皇太子殿下がこのテーブルと椅子で昼食をとられたり、この薪ストーブで沸かしたお茶も飲まれたお話をしました。

都心を正面にして埼玉県、動画馬券神奈川県を一望する日の出山は、元旦の御来光のビューポイントとして有名。

都心を正面にして群馬県、埼玉県、神奈川県を一望する日の出山は、元旦の御来光のビューポイントとして有名。

この碑は空気が澄み、10時ごろは相模湾が陽の光を反射して光り、江の島がシルエットとなって良く見えました。

この日は空気が澄み、10時ごろは相模湾が陽の光を反射して海面が光り、江の島がシルエットとなって良く見えました。

昼頃になると、御岳山からのハイカーが続々と到着し、たくさん有るベンチも満杯となり、景色を眺めながらの昼食で賑わいます。

昼頃になると、御岳山からのハイカーが続々と到着し、たくさん有るベンチも満杯となり、景色を眺めながらの昼食で賑わいます。私たちのグループもここで昼食です。

山頂にて記念写真を撮り、梅野木峠方面への尾根を、高峰山へと辿ります。

山頂にて記念写真を撮り、梅野木峠方面への尾根を、高峰山へと辿ります。参加者は江東区の木場など、都心からの参加者が多くいました。

柚木方面への分岐点には横断幕を掲げて、柚木生産森林組合の皆さんが出迎えてくれました

柚木方面への分岐点には横断幕を掲げて、柚木生産森林組合の皆さんが出迎えてくれました

柚木の森への下山にかかる前に、記念撮影をしました。

柚木の森への下山にかかる前に、記念撮影をしました。

すっかり葉が落ちた明るい雑木の森を、深い落ち葉に足をとられながらの下山でした。

高峰山からの下山は、すっかり葉が落ちた明るい雑木の森を、深い落ち葉に足をとられながらの下山でした。

伐採された柚木の森では、柚木生産森林組合の人からの説明を受けました。

途中の伐採された柚木の森では、柚木生産森林組合の人から林務についての説明を受けました。

森林組合の説明に続いて、日の出山の会の光野さんのキーボードと歌唱指導により、合唱が始まりました。

森林組合の説明に続いて、日の出山の会の光野さんのキーボードと歌唱指導により、合唱が始まりました。

傾き始めた西日を受け、伐採で明るく開けた静かな山間に、みんなの声がこだましていまた。

傾き始めた西日を受け、伐採で明るく開けた静かな山間に、みんなの声がこだましていまた。

解散地の柚木苑地は、柚木の森の檜を使った新しい建物。ここで今日のハイキングのアンケートを記入する。

解散地の柚木苑地は、柚木の森の檜を使った新しい建物。ここで今日のハイキングのアンケートを記入しました。

柚木生産森林組合の女性たちが用意してくれたトン汁や、地場産の食材を使った煮物をたっぷりと戴き、幸せ気分で帰路につきました。予定時間を1時間ほどオーバーしましたが、その分盛りだくさんの山旅でした。

柚木生産森林組合の女性たちが用意してくれたトン汁や、地場産の食材を使った煮物をたっぷりと戴き、幸せ気分で帰路につきました。予定時間を1時間ほどオーバーしましたが、その分盛りだくさんの山旅でした。

 

 

パフォーマンスアートひので

12月5日にイオンモールのメインコートで「パフォーマンスアートひので2015」が開かれました。このイベントは、大久野村と平井村が合併して現在の日の出町となって60周年を記念するとともに、イオンモール日の出店ができて8周年を記念した催しです。
 日の出山の会はこのイベントに協力して、会場のパーティションに町名となった日の出山の写真を展示しました。パフォーマンスアート日の出ポスタ圧縮

イオンモール西側のエントランスホールは、メインコートの名称で様々なイベントが行われる、吹き抜けの広場になっています。

イオンモール西側のエントランスホールは、メインコートの名称で様々なイベントが行われる、吹き抜けの広場になっています。

ステージ手は10時から17時まで、様々なアーチストが出演してパフォーマンスが繰り広げられ、その通路側に日の出山の会の写真が展示されました。

ステージでは9時15分から19時までの長時間にわたり、延べ400人を超える様々なアーチストが出演して、様々なパフォーマンスが繰り広げられ、その通路側に日の出山の会の写真が展示されました。

パフォーマンスの観客や買い物の大勢の来店客が、足を止めてみていました。

パフォーマンスの観客や買い物の大勢の来店客が、足を止めて見ていました。

 

山林災害支援アドバイザーの訓練

 秋川消防署管内には消防車の入れない険しい山林が多く、山林火災や災害、遭難者救助の出動も少なくありません。それらに対する出動では、いかに早く目的地に到着するかが重要であり、山林火災では放水用の水場の確保などが重要となります。

 消防署員は地元出身者が少いことや、転勤などにより、地図にない山中の杣道などの把握が難しいことから、管轄内の山中に詳しい住民からのアドバイスが有効とされています。
 秋川消防署では管轄内の自治体ごとに「山林災害支援アドバイザー」を組織し、日の出町では平成27年4月から11名のボランティアが委嘱され、日の出山の会からは5名が委嘱されました。

 11月14日~15日にかけて、日の出山山中にて山林火災が発生したとの想定で、登山口に現地指令部を設置し、アドバイザーによる火元へのルートや水場の所在などの情報提供訓練を行いました。

 訓練終了後は山頂直下の東雲山荘へ登り、山荘に宿泊して訓練の反省や情報交換など、アドバイザーと消防署員の交流を行い、翌朝は山頂から周囲の地形の説明などを行い、訓練を終了しました。

山林火災発生現地は、日の出山東側斜面が想定され、不動沢と平井川の合流点の滝元に司令部が設置されました。当日は11名のアドバイザーの内、9名が参加しました。

山林火災発生現地は、日の出山東側斜面が想定され、不動沢と平井川の合流点の滝元に司令部が設置されました。当日は11名のアドバイザーの内、9名が参加しました。黄色地にオレンジ色の上着がアドバイザー。

訓練開始にあたり、所長より訓練の概要の説明を受ける。天候は霧雨でも、合羽を着る必要はなかった。

ほ訓練開始にあたり、所長より訓練の概要の説明を受ける。天候は霧雨でも、合羽を着るほどではなかった。

現地司令部と本署や消防ヘリなどとの通信機材が設置された車両の説明を受ける。GPSを備え、ヘリで撮影された映像を受像でき、空からの火元を確認できる。今日の訓練では、ヘリの出動は無かった。

現地司令部と本署や消防ヘリなどとの通信機材が設置された車両の説明を受ける。GPSを備え、ヘリで撮影された映像を受像でき、空からの火元を確認できる。今日の訓練では、ヘリの出動は無かった。

模擬指令所が設置され、隊員より訓練の具体的内容の説明を受ける。

模擬指令所が設置され、隊員より訓練の具体的内容の説明を受ける。

司令では付近の地形図やコンパスなどで火元の方位を確認し、どのルートを辿れば火元への迅速な到着と、消火用水のポンプアップができるか協議する。この時点がアドバイザーの出番だ。

司令では付近の地形図やコンパスなどで火元の方位を確認し、どのルートを辿れば火元への迅速な到着と、消火用水のポンプアップができるか協議する。この時点がアドバイザーの出番だ。

澤などの水利から山腹へ圧送するときの分岐栓等、実際に山林火災に使われる機材の説明を受ける。

澤などの水利から山腹へ圧送するときの分岐栓等、実際に山林火災に使われる機材の説明を受ける。

無事に訓練が終わり署長から講評を受ける。林道はどこまで車が入れるか、どのルートが水利上有利か、火元を見つけやすい視界の利くコースはどれかなど、的確なアドバイスがあったとの講評であった。

無事に訓練が終わり署長から講評を受ける。林道はどこまで車が入れるか、どのルートが水利上有利か、火元を見つけやすい視界の利くコースはどれかなど、的確なアドバイスがあったとの講評であった。

麓での訓練を終え、日の出山山頂直下の東雲山荘に会場を移し、濡れた制服を私服に着替え、日の出町安心安全課課長の挨拶で、反省会と交流会を開始した。

麓での訓練を終え、日の出山山頂直下の東雲山荘に会場を移し、濡れた制服を私服に着替え、日の出町安心安全課課長の挨拶で、反省会と交流会を開始した。

交流会は訓練と雨の中の登頂で冷えた体を、薪ストーブとビル手温め、自己紹介からスタートした。

交流会は訓練と雨の中の登頂で冷えた体を、薪ストーブとビールで温め、自己紹介からスタートした。

翌朝は雨も上がり、東雲山荘のベランダから見る景色は、雲海の白と紅葉のコントラストが素晴らしい夜明けでした。

翌朝は雨も上がり、東雲山荘のベランダから見る景色は、雲海の白と紅葉のコントラストが素晴らしい夜明けでした。

御来光の絶景ポイントの日の出山山頂も、日の出の時間には霧に包まれていましたが、下山時間にはきりもはれ、山頂のジオラマを見ながら日の出山系の説明などしました。

御来光の絶景ポイントの日の出山山頂も、日の出の時間には霧に包まれていましたが、下山時間にはきりもはれ、山頂のジオラマを見ながら日の出山系の説明などしました。

霧が残る日の出山山系は、晴れた日と一味違う幽玄な山容を見せたくれました。

霧が残る日の出山山系は、晴れた日と一味違う幽玄な山容を見せたくれました。

一泊研修で消防署員とアドバイザーとの交流を深め、山荘前での解散式により,現地解散としました。

一泊研修で消防署員とアドバイザーとの交流を深め、山荘前での解散式により,現地解散としました。

天正寺大銀杏ライトアップコンサート

 日の出町大久野の新井地区に有る古刹、天正寺には100年ほど前に大久野村の大半を焼き尽くした大火事「大久野焼け」で、辛くも生き延び再生した大銀杏が、毎年見事な黄葉と銀杏を実らせています。

 クリスマスの街路樹イルミネーションを実施している「大久野を明るくする会」と協賛し、大銀杏をライトアップしてのコンサートを企画し、11月21日の土曜日に実施され、日の出山の会はコンサート部門を担当しました。

 寺院の本堂という特殊な雰囲気を重視した大人向けの企画として、古典落語、フルート演奏、シンセサイザーとヴァイオリンの演奏で古代の舞を舞う、3ステーシー構成としました。

 それぞれの出演者に趣旨をお伝えしたことで、銀杏のライトアップと本堂の祭壇の雰囲気とマッチした、素晴らしい音楽会になり、ご来場の皆様にゆっくりと味わっていただきました。

広い境内の一角に有る本堂は、緑の山をバックにし、地面には銀杏の黄色い葉が絨毯のように敷き詰められていました。

広い境内の一角に有る本堂は、緑や紅葉の山をバックにし、地面には銀杏の黄色い葉が絨毯のように敷き詰められていました。

日が暮れると大銀杏には照明が当てられ、昼間とは変わったムードを醸し出します。

日が暮れると大銀杏には照明が当てられ、昼間とは変わったムードを醸し出します。

大銀杏の黄葉を透過してくる、柔らかな光に梵鐘のシルエットが浮き上がり、静寂の中にかすかな鐘の音が聞こえるようです。

大銀杏の黄葉を透過してくる、柔らかな光に梵鐘のシルエットが浮き上がり、静寂の中にかすかな鐘の音が聞こえるようです。

本堂に灯りが灯され、ライトアップコンサートの始まりです。

本堂に灯りが灯され、ライトアップコンサートの始まりです。

最初のステージは立川亭ポ蘭さんによるから。御本尊様には失礼が無いように、紫の幕を引いての一席です。

最初のステージは立川亭ポ蘭さんによる落語から。御本尊様には失礼が無いように、祭壇に紫の幕を引いての一席です。

ポランさんはカッポレなどの踊りも得意で、解除柄の皆さんの手拍子に併せて、軽妙に踊り楽しませてくれました。

ポ蘭さんはカッポレなどの踊りも得意で、開場の皆さんの手拍子に合わせて軽妙に踊り、楽しませてくれました。

休憩を挟んでの第二ステージは、隣のあきる野市在住のフルート奏者、村野直子さんのフルート演奏です。本堂という空間に合わせた選挙区での演奏で、素晴らしい音色が響きました。

休憩を挟んでの第二ステージは、隣のあきる野市在住のフルート奏者、村野直子さんのフルート演奏です。本堂という空間に合わせた選曲で演奏され、素晴らしい音色が本堂と境内に響き渡りました。

金色に輝く天蓋の下で蓮の花の祭壇を背にしての演奏は、芸能の神様の弁財天を彷彿させていました。曲目もリクエストに応えて、ドップラーのハンガリア田園幻想曲など、幻想的な曲を演奏されました。

金色に輝く天蓋の下で蓮の花の祭壇を背にしての演奏は、芸能の神様の弁財天を彷彿させていました。曲目もリクエストに応えて、ドップラーのハンガリア田園幻想曲など、幻想的な曲を演奏されました。

第三ステージはシンセサイザーの演奏とヴァイオリンの演奏、そしてこの地域に伝わる平将門伝説をテーマにした古代歌と古代舞が演じられました。

第三ステージは日の出山の会会員の光野真理さんのシンセサイザーの演奏と、同じく会員の藤田真理子さんのヴァイオリンの出演で、古代の祝詞をモチーフとした古代歌や、飛鳥時代の巫女舞をモチーフにした古代舞を演じました。

コンサートの最後はシンセサイザーの幻想的な迫力ある演奏に合わせた、当地に伝わる平将門伝説をテーマにした古代舞が舞われ、盛りだくさんのコンサートが終了しました。

コンサートの最後はシンセサイザーの幻想的な迫力ある演奏に合わせた、当地に伝わる平将門伝説をテーマにした古代舞が舞われ、盛りだくさんのコンサートが終了しました。

 

 

日の出町産業まつり

 10月31日(土)と11月1日(日)にかけて、恒例の日の出町産業まつりが行われ、日の出山の会はテントを2張使用して、一張りは日の出山山系の写真を展示し、もう一張りでは例年出品しているキウイフルーツや竹細工、清酒幸せの鐘その他の販売をしました。

 会場にはステージが設けられ、過去2年間ステージ出演もしましたが、今年はブースを2倍に広げましたので出演はせず、ブースの展示に集中しました。

 昨年は雨にたたられて湿ったお祭りとなりましたが、今年は曇り空でしたが雨は降らずまあまあの天気で、写真展示も大勢の人に見てもらえました。

今年はブースを2倍に広げ、左側を販売ブーストし、右側を写真展示ブースとしました。

今年はブースを2倍に広げ、左側を販売ブーストし、右側を写真展示ブースとしました。また、日の出山の会ののぼり旗と横断幕及び、幸せの鐘ののぼり旗を新調しましたので、にぎやかになりました。

右側のテントは写真展のブースとして、日の出山の写真を展示し、入り口には幸せの鐘を飾り、光野さんの歌とピアノのライブをしました。

右側のテントは写真展のブースとして、日の出山の写真を展示し、入り口には幸せの鐘を飾り、藤田さんのヴァイオリン演奏や、光野さんの歌とピアノのライブをしました。

左側のテントは販売ブーストして、清酒幸せの鐘や竹細工、キウイフルーツ、幼児向けのおもちゃなどを販売しました。

左側のテントは販売ブーストして、清酒幸せの鐘や竹細工、キウイフルーツ、幼児向けのおもちゃなどを販売しました。

キウイフルーツは日の出山の会の会長の畑で生産され、市価の半額以下で販売のため、毎年リピーターが買いに来るほど好評です。

キウイフルーツは日の出山の会の会長の畑で生産され、市価の半額以下で販売のため、毎年リピーターが買いに来るほど好評です。

2日目は暖かな日差しに恵まれ、大勢の来場者でにぎわいました。

2日目は暖かな日差しに恵まれ、大勢の来場者でにぎわいました。

昨年は雨にたたられ、ステージも出演キャンセルが出たり、客席にもほとんど人が居ない寂しいステージでしたが、今年は大勢の観客が楽しんでいました。

昨年は雨にたたられ、ステージも出演キャンセルが出たり、客席にもほとんど人が居ない寂しいステージでしたが、今年は大勢の観客が楽しんでいました。

井上環境副大臣もブースへ立ち寄られました。

井上環境副大臣もブースへ立ち寄られました。2日間まずまずの天気に恵まれ、大勢の方に立ち寄っていただきました。

日の出山山頂「東雲山荘コンサート」宿泊登山

 毎年、登山教室として秋に実施している東雲山荘宿泊登山を、10月24日~25日にかけて実施しました。
登山コースは、白岩の滝や麻生山の山頂などを辿る変化に富んだコースをとり、植物の講師や観光ガイドが同行してのレクチャーや、山小屋や山頂でのコンサートの、盛りだくさんの登山となりました。

 山頂の山小屋では夕食後に、山頂に上がりシンセサイザーやヴァイオリンの演奏で夜景を見ながらの「星空コンサート」、そして山小屋へ戻り「山小屋コンサート」や「歌声喫茶」などで、山小屋で薪ストーブを囲み秋の夜長を満喫しました。

 翌朝は晴天に恵まれ、関東平野を一望する山頂でご来光を迎えながらの、ヴァイオリン演奏と古代歌による古代巫女舞を鑑賞し、ゆっくりと朝食をとり、あご掛け岩コースを辿り、コース終点に有るつるつる温泉で解散。それぞれに入浴したり昼食をとり、登山の疲れを癒して玄関前からの機関車バスで帰りました。

集合場所の肝要の里を出て10分ほどで、都道から分かれて白岩の滝への道に入る。

集合場所の肝要の里を出て10分ほどで、都道から分かれて白岩の滝への道に入る。

要所要所でガイドの解説を受けながら進む。

要所要所でガイドの解説を受けながら進む。

白岩上段の滝の脇をを急登すると、滝上からは緩やかな沢沿いの道になる。

白岩上段の滝の脇をを急登すると、滝上からは緩やかな沢沿いの道になる。

1年前に「標高表示杭設置登山」のイベントで設置した杭は健在だ。今日明日の全コース上には、標高50mおきに設置されている。標高を確認しながら登るのも楽しい。

1年前に「標高表示杭設置登山」のイベントで設置した杭は健在だ。今日明日の全コース上には、標高50mおきに設置されている。標高を確認しながら登るのも楽しい。

 

タルクボ沢の沢沿いの道から、麻生林道の麻生平に飛び出し、一気に視界が開ける。

タルクボ沢の沢沿いの道から、麻生林道の麻生平に飛び出し、一気に視界が開ける。

ここ待て来て初めて日出山の三町が見える。山頂の東屋から左へ尾根をたどると、今夜の宿泊地の東雲山荘が見える。

ここまで来て初めて日出山の山頂が見える。山頂の東屋から左へ尾根をたどると、今夜の宿泊地の東雲山荘が見える。

 

山頂に到着、うす曇りの空で薄く霞がかかり、ご自慢の遠景はもやっていました。先ずは登頂記念撮影。

山頂に到着、うす曇りの空で薄く霞がかかり、ご自慢の遠景はもやっていました。先ずは登頂記念撮影。

東雲山荘は素泊まり専門で、食事は自炊だ。手ごろな炊事場があり、料理や飲料は管理人さんが麓の水道水を運び、洗い物は雨水をためて使っている。

東雲山荘は素泊まり専門で、食事は自炊だ。手ごろな炊事場があり、料理や飲料は管理人さんが麓の水道水を運び、洗い物は雨水をためて使っている。煮炊きは薪ストーブが使える。

テーブルとイスは丸太をそのまま使って自然の曲線を生かした古色蒼然としたもの。平成25年の秋に、浩宮皇太子がこのイスとテーブルで昼食をとられた。

テーブルとイスは丸太をそのまま使って、自然の曲線を生かした古色蒼然としたもの。平成25年の秋に、浩宮皇太子がこのイスとテーブルで昼食をとられた。

子のイベントは、一泊2食飲み放題で4000円。食事はデザート付きで豪華だ。しかも食後はコンサート付。!!

このイベントは、一泊2食付き飲み放題で4000円。食事はデザート付きで豪華だ。しかも食後はライブコンサート付。!!・・次回はぜひご参加ください。

夕食後は、夜のとばりが降りた山頂へ。今日は霞がかかり都心のビルの明かりや、スカイツリーなどが見えなかった。

夕食後は、夜のとばりが降りた山頂へ。今日は霞がかかり都心のビルの明かりや、スカイツリーなどが見えなかった。

山頂の東屋では、おぼろに霞む都会の灯を眺めながら、シンセサイザーとヴァイオリンによる星空コンサート。

山頂の東屋では、おぼろに霞む都会の灯を眺めながら、シンセサイザーとヴァイオリンによる星空コンサート。

7月中旬から8月上旬までは、都内各所で催される花火大会の展望台にもなる。

7月中旬から8月上旬までは、都内各所で催される花火大会の展望台にもなる。

秋の夜は長くそして山頂は冷える。山荘の薪ストーブを囲んで今度は昔をしのんで歌声喫茶とする。

秋の夜は長くそして山頂は冷える。山荘の薪ストーブを囲んで今度は昔をしのんで歌声喫茶とする。

薪ストーブの温かさにより、適度に酔いも回りシンセサイザーとヴァイオリンのたおやかな音色に、歌声も弾む。

薪ストーブの温かさにより適度に酔いも回り、シンセサイザーとヴァイオリンのたおやかな音色に、歌声も弾む。

日の出前の山頂から。ビルの灯は消え、街路灯がまだ消え残る都心は、が程よくかかり、霞のフィルター効果で素晴らしい夜明けの空だ。

日の出前の山頂から。ビルの灯は消え、街路灯がまだ消え残る都心は、霞が程よくかかり、霞のフィルター効果で素晴らしい色彩の夜明けの空だ。

日の出をバックに「御来光コンサート」をする。

日の出をバックに「御来光コンサート」と「古代歌と古代巫女舞」演じる。

静寂に包まれた山頂には、繊細なヴァイオリンの響きが良く似合う。

静寂に包まれた山頂には、繊細なヴァイオリンの響きが良く似合う。

昇る朝日に古代歌を歌い、古代の巫女舞をささげて、今日一日の幸を祈る。

昇る朝日に古代歌を歌い、古代の巫女舞をささげて、今日一日の幸を祈る。

輝く朝日も、霞のフィルターで柔らかなオレンジ色へと変換され、心を和ませてくれる。

輝く朝日も、霞のフィルターで柔らかなオレンジ色へと変換され、心を和ませてくれる。

日の出は赤子の誕生のように生命力にあふれ、みるみる登ってゆく姿は、赤子の成長を見る思いだ。

日の出は赤子の誕生のように生命力にあふれ、みるみる登ってゆく姿は、赤子の成長を見る思いだ。

御岳神社から見て日の出の方角に有る山が日の出山。山名はそこから名づけられたとの説が信じられている。

御岳神社から見て日の出の方角に有る山が日の出山。山名はそこから名づけられたとの説が信じられている。

日の出山から拝する御岳神社は朝日に映えている。今は改装工事中で、シートに覆われている

日の出山山頂から拝する御岳神社は朝日に映えている。今は改装工事中で、シートに覆われている

山頂と山荘での楽しい一夜を過ごし、御来光に新たなエネルギーを戴き、山小屋に別れを告げます。

下山はおなじみのあご掛け岩尾根コースを辿り、つるつる温泉へと下ります。解散地のつるつる温泉では、各自で温泉に入ったり昼食をとり、ゆっくりと登山の疲れを癒していました。素敵なメンバーで楽しい山旅ができましたことへ、御礼申し上げます。またの機会に お会いできますよう。

下山はおなじみのあご掛け岩尾根コースを辿り、つるつる温泉へと下ります。解散地のつるつる温泉では、各自で温泉に入ったり昼食をとるなとして、登山の疲れを癒していました。素敵なメンバーで楽しい山旅ができましたことへ、御礼申し上げます。またの機会にお会いできますよう。

気象予報講演会の開催

 日の出山の会の登山教室では、ハイキングや登山道整備などのフィールドワークと、講演会などの座学を実施しており、10月8日にはイオン日の出店のイオンホールにて、「気象予報の仕組みと近年の集中豪雨」のテーマで講演会を開きました。

 講師にはエベレスト登山隊などに、山頂アタックの日取りを決めるための山岳地帯の天気予報データーを提供する、(株)ヤマテンの社長で、気象予報士の猪熊隆之先生を迎えて講演会を実施しました。

 山の気象や最近の異常気象、それに伴う災害などについて様々な気象データーを提示しながら、わかりやすく説明をしていただきました。

沢山の気象データや図表、写真などを駆使して、わかりやすい講和でした。

沢山の気象データや図表、写真などを駆使して、わかりやすい講話でした。

奥多摩地域の山岳気象も含めて、具体的な気象予報の仕組みを話された。

奥多摩地域の山岳気象も含めて、具体的な気象予報の仕組みを話された。

山岳地帯では平地と異なり、複雑な地形の要素が絡み、周囲の地形との相対関係で予報をするとのこと。

山岳地帯では平地と異なり、複雑な地形の要素が絡み、周囲の地形との相対関係で予報をするとのこと。

最後には質問をうけ、視聴者から熱心な質問が多数寄せられました。

最後には質問をうけ、視聴者から熱心な質問が多数寄せられました。

講演後に講師の著書のサイン入り販売があり、持参した全てが完売されました。

講演後に講師の著書のサイン入り販売があり、持参した全てが完売されました。

 

霧の名所の御岳山レンゲショウマ祭り

 例年御岳山ケーブル鉄道が実施する、平成27年御岳山レンゲショウマ祭りのライブコンサートに、日の出山の会も音響部門で協力しました。

 当日の8月30日は早朝から雨模様で、コンサートの実施も危ぶまれましたが、御岳山町駅前広場での屋外ライブは取りやめ、御岳山神社の神楽殿でのコンサートのみ実施となりました。

早朝は本降りだった雨も霧雨に変わり、御岳山ケーブルの山頂駅から、展望レストランへ向かう斜面に群生するレンゲショウマの花は、霧の中にひっそりと咲いていました。

早朝は本降りだった雨も霧雨に変わり、御岳山ケーブルの山頂駅から、展望レストランへ向かう斜面に群生するレンゲショウマの花は、霧の中にひっそりと咲いていました。

既に咲き終わった花柄や、開花前の蕾などが混在し、レンゲショウマは鑑賞期間の長い花です。

既に咲き終わった花柄や、開花前の蕾などが混在し、レンゲショウマは鑑賞期間の長い花です。

山頂広場の野外コンサートは雨のため中止して、御岳山神社の神楽殿にての、屋内コンサートに切り替えました。

山頂広場の野外コンサートは雨のため中止して、御岳山神社の神楽殿にての、屋内コンサートに切り替えました。

神楽殿の限られた空間に変更のため、PA機材は小型のものに変更してセッティングをしました。

神楽殿の限られた空間に変更のため、PA機材は小型のものに変更してセッティングをしました。

普段は神代神楽や雅楽など、厳かな楽の音が響く神楽殿に、現代の若者のJポップスが響きました。

普段は神代神楽や雅楽など、厳かな楽の音が響く神楽殿に、現代の若者のJポップスが響きました。

晴天ならば、山頂駅前広場でのにぎやかなライブプログラム編成ですが、神楽殿でもそのままの編成で実施しました。神様もこれにはびっくりされたかもしれません。

晴天ならば、山頂駅前広場でのにぎやかなライブプログラム編成ですが、神楽殿でもそのままの編成で実施しました。神様もこれにはびっくりされたかもしれません。

社殿は神の憑代であり、祭祀が挙行されるときに社殿に降臨するとのこと。神に敬意をもって穢れなく使わせていただくことで、お許しを願いました。

社殿は神の憑代であり、祭祀が挙行されるときに社殿に降臨するとのこと。神に敬意をもって穢れなく使わせていただくことで、お許しを願いました。

レンゲショウマ祭りのメインテーマの、レンゲショウマの花の精の舞が、シンセサイザーとヴァイオリンをバックに、レンゲショウマの歌に載せて舞われました。

レンゲショウマ祭りのメインテーマの、レンゲショウマの花の精の舞が、シンセサイザーとヴァイオリンをバックに、レンゲショウマの歌に載せて舞われました。

スタッフの皆さんお疲れ様でした。あいにくの雨天でしたが、神楽殿という素晴らしい舞台での演奏は、貴重な体験でした。

スタッフの皆さんお疲れ様でした。あいにくの雨天でしたが、神楽殿という素晴らしい舞台での演奏は、貴重な体験でした。

来年のレンゲショウマ祭りコンサートが、晴天に恵まれますよう、御岳神社に祈念して、霧の立ち込める中下山しました。

来年のレンゲショウマ祭りコンサートが、晴天に恵まれますよう、御岳神社に祈念して、霧の立ち込める中下山しました。

海禅寺音楽祭

 日の出山から東へ派生する尾根にある、高峰の山頂から青梅側に下った二俣尾に有る海禅寺で、日の出山の会会員の光野真理氏が主宰する、海禅寺音楽祭が今年も7月18日に、曹洞宗海禅寺で開かれました。
 二俣尾の地名は、青梅街道をゆく昔の旅人が、奥多摩方面と秩父方面へ別れた分かれ道の地であり、昔は二又尾と書かれていたそうです。
 海禅寺は、室町時代の地元の豪族三田氏により保護を受け、裏山の辛垣山には辛垣城があり、戦国時代の末期に城は落城して三田氏も滅び、兵火により寺院の建物も焼失しましたが、何度かの再建により今も立派な山門や本堂などが残り、裏山はつつじの名所となっています。

青梅街道と並行する青梅線二俣尾手前の山腹に位置する海禅寺。石段を上がると立派な山門があり、境内からの多摩川流域と日の出山から東へ延びる尾根の見晴らしが素晴らしい。

青梅街道と並行する青梅線二俣尾手前の山腹に位置する海禅寺。石段を上がると立派な山門があり、境内からの多摩川流域と日の出山から東へ延びる尾根の見晴らしが素晴らしい。

現在の本堂と庫裏は昭和59年に焼失し古さを再現する手法で再建されたものです。本堂には、立派なグランドピアノが備えられています。

現在の本堂と庫裏は昭和59年に焼失し、古さを再現する手法で再建されたもので、古の面影を残しています。本堂には、立派なグランドピアノが備えられています。

本堂では、7絃ベースギターのジョンカラ節に載せて、将門伝説の舞などが演奏されました。

本堂では、7絃ベースギターのジョンカラ節に載せて、将門伝説の舞などが演奏されました。

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演奏はジャズ、フォーク、箏、沖縄民謡、舞など多岐にわたり、最後は出演者と聴衆のコラボで締めくくりました。

日の出観光まつり写真展

 7月12日にイオン日の出店にて、日の出町観光協会の主催で日の出観光まつりが開かれ、日の出山の会は日の出山の写真を展示し、竹クラブで制作した竹細工を販売しました。

 出店はつるつる温泉の足湯や、さかな園の赤いうどんや鱒の塩焼き、うまいもの館の燻製チーズ他肝要の里の製品、町の文化財担当から文化財や芸能保存などの記録DVDなどが販売されて賑わいました。

会場はメインコートから駐車場へつながる入り口の外側で、最も出入りの多い場所です。

会場はメインコートから駐車場へつながる入り口の外側で、最も出入りの多い場所です。

日の出山の会は日の出山の写真と日の出町に住む動物と蝶の写真、竹細工や幸せの鐘の展示などをしました。

日の出山の会は日の出山の写真と日の出町に住む動物と蝶の写真、竹細工や幸せの鐘の展示など行い、多くの人が立ち寄られました。

つるつる温泉からは、足湯の浴槽が設営され、タンクローリーで温泉が運ばれました。

つるつる温泉からは足湯の浴槽が設営され、タンクローリーで温泉が運ばれました。

杉並区からは完熟トマトのトマトマンが応援に駆けつけてくれ、日の出トマトとトマトを練りこんだ赤いうどんの応援をしてくれました。

杉並区からは完熟トマトのトマトマンが応援に駆けつけてくれ、日の出トマトとトマトを練りこんだ赤いうどんの応援をしてくれました。

勝峰山~麻生山間の山頂へ標高表示杭設置登山

 勝峰山からは西に向かって、勝峰尾根~ろんでん尾根~麻生尾根(現在は金毘羅尾根と通称)~麻生山を経て日の出山へと辿っています。

 今回6月28日に実施した標高表示杭の設置登山は、日の出山の会会員3名で、勝峰山の山頂から麻生山間の尾根上に、国土地理院の地図に標高が表記されている山頂をGPSで特定し、国土地理院地図の標高値を表示した杭を設置しました。また、勝峰尾根~派生した幸神尾根にも寄り道して設置しました。

麻生山からの下山は、麻生山林道から焼け岩林道を三ツ沢に下り、つるつる温泉で汗を流して帰路につきました。

当日のGPS軌跡図です。右下をスタートし麻生山まで辿り、下山路は麻生林道から焼け岩林道を辿り、つるつる温泉でした。ベースの地図は国土地理院の地形図を使用しました。

当日のGPS軌跡図です。右下をスタートし麻生山まで辿り、下山路は麻生林道から焼け岩林道を辿り、つるつる温泉でした。ベースの地図は国土地理院の地形図を使用しました。

ボッカ兼杭打ち担当2名と、GPS探査兼記録担当1名の計3名で、大久野の新井から向山稲荷ルートを出発。

ボッカ兼杭打ち担当2名と、GPS探査兼記録担当1名の計3名で、大久野の新井から向山稲荷ルートを出発。

新井地区を見渡せる山の中腹にある向山稲荷の祠。ここから早道場(はやみちっぱ)と呼ばれる尾根をとおり、勝峰山へ向けて尾根歩きとなります。

新井地区を見渡せる山の中腹にある向山稲荷の祠。ここから早道場(はやみちっぱ)と呼ばれる尾根をとおり、勝峰山へ向けて尾根歩きとなります。

昨日の勝峰山草刈り整備事業で、すっかりきれいになった勝峰山園地を、山頂へと辿ります。

昨日の勝峰山草刈り整備事業で、すっかりきれいになった勝峰山園地を、山頂へと辿ります。

今日最初のポイント勝峰山山頂454.3m。三等三角点と榛名神社の小さな祠があり、山桜の巨木で覆われています。

今日最初のポイント勝峰山山頂454.3mで、国土地理院の地図に山名が表示されています。三等三角点と榛名神社の小さな祠があり、山桜の巨木で覆われています。

勝峰尾根、ろんでん尾根の分岐から幸神尾根へ寄り道して、深沢山山頂460mに設置。

勝峰尾根とろんでん尾根の分岐から幸神尾根へ寄り道して、深沢山山頂460m(国土地理院の地図には山名表示無し)に設置。ちなみに杭を打っている人も深沢さんです。(^^♪

ろんでん尾根の北側は、太平洋セメント傍系の砕石掘削跡地。現在は自然環境復帰のための埋め戻し中。

ろんでん尾根の北側は、太平洋セメント傍系の砕石掘削跡地。現在は自然環境復帰のための埋め戻し中です。

勝峰尾根からろんでん尾根に入って最初の無名のピーク441m。

勝峰尾根からろんでん尾根に入って最初で、無名のピークらしくないピーク441mで,GPSが無いと山頂の特定が難しい。

しばらく標高表示のないピークをいくつか越えて、送電線鉄塔を過ぎると山名の有る543mの「真藤の峰」に至る。

しばらく標高表示のないピークをいくつか越えて、送電線鉄塔を過ぎると543mの「真藤の峰」(国土地理院の地図に山名無し)に至ります。

きつくなった尾根道をしばらく辿ると、そこは607mの無名のピークだ。相変わらず眺望は開けない。

きつくなった尾根道をしばらく辿ると、そこは607mの無名のピークです。相変わらず針葉樹の植林地で眺望は開けません。

次のピークは国土地理院の地図には山名表記のない、607mの梵天山。ここまで来ると1本1Kgの杭も減り、ボッカ担当も荷物と共に口が軽くなる。(^-^)

な次のピークは国土地理院の地図に山名表記の無い、607mの梵天山。ここまで来ると1本1Kgの杭も減り、ボッカ担当も荷物と共に口が軽くなりました。(^-^)

白岩山には631.7mの三等三角点がある。フェンスの向こう側和は日鉄鉱業の採掘跡地で、立ち入り禁止だ。砕石を採掘していたが、崩落事故を起こし閉鎖された。

白岩山には631.7mの三等三角点がある(国土地理院の地図に山名無し)。フェンスの向こう側は日鉄鉱業の採掘跡地で、立ち入り禁止です。砕石を採掘していたが、崩落事故を起こして閉鎖されました。

樽窪の峰は麻生尾根(現在は金毘羅尾根と通称)の送電線鉄塔の有る山頂だが、登山道は巻道を辿るため、登る人は少ない。樽窪の樽は滝を表し、白岩の滝の有るタルクボ沢の水源の山だ。

樽窪の峰(国土地理院の地図に山名無し)は麻生尾根(現在は金毘羅尾根と通称)の送電線鉄塔の有る山頂だが、登山道は巻道を辿るため、登る人は少ない。樽窪の樽は滝を表し、白岩の滝の有るタルクボ沢の水源の山です。

今日の最終ピーク麻生山794mは以前に設置済だ。ここで 遅い昼食をとる。眺望は現在北側のみだが、右手の東側の植林がこの冬景観のための伐採が決まっているので、都心への眺望が期待される。

今日の最終ピーク麻生山794m(国土地理院の地図に山名表記有り)は以前に設置済で、ここで遅い昼食をとりました。眺望は現在北側のみですが、右手に見える植林がこの冬景観のための伐採をしますので、麻生山山頂から東側の都心への眺望が期待されます。

麻生山からの下山は、麻生林道から焼け岩林道を辿り、三ツ沢の地蔵堂へと歩いた。緩い下り一方の林道歩きは腰に負担がかかり意外ときつい。地蔵堂からつるつる温泉への、5分ほどの登りで楽になり、温泉で汗を流し、機関車バスで帰路についた。

麻生山からの下山は、麻生林道から焼け岩林道を辿り、三ツ沢の地蔵堂へと歩きました。緩い下り一方の長い林道歩きは腰に負担が集中し、意外ときつい。地蔵堂からつるつる温泉への、5分ほどの登りで腰が楽になり、温泉で汗を流し、機関車バスで帰路につきました。

勝峰山植樹の下草刈り

 日の出山から東へ派生する尾根の東端に位置する勝峰山(標高454.3m)は、地元有志のNPO里山と歴史にふれあう会が、定期的に整備をしています。
 植樹した54本のクヌギやその他の下草狩りを、6月から11月にかけて月2回実施しており、6月28日に山頂下の駐車場から上の作業を実施しました。

将来はこの勝峰山と「ろんでん尾根」を経由して、勝峰山~麻生山~日の出山~つるつる温泉のハイキングコースを整備する予定です。

山頂下の駐車場。ここまでは林道を車で上がることができますが、一般車は現在通行禁止です。解禁までしばらくお待ちください。

山頂下の駐車場。ここまでは林道を車で上がることができますが、一般車は現在通行禁止です。解禁までしばらくお待ちください。

駐車場からは都心の眺望が開けて、スカイツリーなども良く見えます。

駐車場からは都心の眺望が開けて、スカイツリー、新宿副都心の都庁舎をはじめ、高層ビル群なども良く見えます。

勝峰山の山頂には454.3mの3等三角点があり、将門伝説と山桜の巨樹で知られています。NPO里山と歴史にに触れ合う会が憩いの場として整備を進めています。

勝峰山の山頂には454.3mの3等三角点があり、将門伝説と山桜の巨樹で知られています。NPO里山と歴史にに触れ合う会が憩いの場として整備を進めています。

現在は安全管理上立ち入り禁止となっている勝峰高原への道沿いに、クヌギを植林しましたので、その下草狩りも実施します。

現在は安全管理上立ち入り禁止となっている勝峰高原への道沿いに、クヌギを植林しましたので、その下草狩りも実施します。

梅雨時に成長した雑草はまだ柔らかく、エンジン草刈機の作業は順調にはかどります。

梅雨時に成長した雑草はまだ柔らかく、エンジン草刈機の作業は順調にはかどります。

植樹した木の周囲は、植樹を傷つけないよう鎌を使って、丁寧につるや雑草を刈り取ります。

植樹した木の周囲は、植樹を傷つけないよう鎌を使って、丁寧につるや雑草を刈り取ります。

現在立ち入り禁止の勝峰高原は、山菜や草花の群生地です。

現在立ち入り禁止の勝峰高原は、山菜や草花の群生地です。

背丈ほどもあった雑草が刈り取られ、刈られた雑草が肥料となって、クヌギは夏の日差しを受けて成長します。

背丈ほどもあった雑草が刈り取られ、刈られた雑草が肥料となって、クヌギは夏の日差しを受けて成長します。

日の出山の谷間の さかな園

 日の出山から派生する尾根の間には豊富な沢があり、それらの沢は北大久野川、平井川、幸神川にあつまり、さらに平井川に合流して、多摩川に架かる五日市線の鉄橋下で多摩川に注いでいます。

 平井川は、日の出山のクロモ岩の下を源泉とする本流で、少し下ったところにマス釣りやバーベキュー場を備えた、さかな園があります。

 山間地としては全国的に珍しい、ほぼ100パーセントの下水道完備により清流がよみがえり、安心して川遊びや釣りが楽しめます。
山登りと共に、清流での川遊びでお楽しみください。

さかな園はつるつる温泉への途中に有り、マス釣りやつかみ取り、バーベキューで遊んだあと、温泉で疲れをいやすコースがお勧めです。

さかな園はつるつる温泉への途中に有り、マス釣りやつかみ取り、バーベキューで遊んだあと、温泉で疲れをいやすコースがお勧めです。

バーベキューの材料は全て揃っているので、手ぶらで来てもも楽しめます。

バーベキューの材料は全て揃っているので、手ぶらで来てもも楽しめます。

バーベキュー場は屋根があり、天候に左右されず、夏でも涼しい。

バーベキュー場は屋根があり、天候に左右されず、夏でも涼しい。

川は浅く、流れも穏やかで、小さな子供も安心して遊べます。

川は浅く、流れも穏やかで、小さな子供も安心して遊べます。

小さな子供には、釣りより鱒のつかみ取りが楽しそう。

小さな子供には、釣りより鱒のつかみ取りが楽しそう。

鱒も必死で逃げ回り、ブロックの隙間に逃げ込みます。

鱒も必死で逃げ回り、ブロックの隙間に逃げ込みます。

さて、何匹取れたでしょうか。

さて、何匹取れたでしょうか。

子供は鱒の素早い反応と、捕まえたときの力強い動きにびっくりです。

子供は鱒の素早い反応と、捕まえたときの力強い動きにびっくりです。

炭火で塩焼きにすると、骨まで火が通り、骨まで食べられ、カルシュームたっぷりの健康食品の王様です。

炭火で塩焼きにすると、骨まで火が通り、骨まで食べられ、カルシュームたっぷりの健康食品の王様です。

ばあちゃん、はもっぱら食べる係り。

ばあちゃん、はもっぱら食べる係り。

子供は大きな鱒より小動物が好き。タニシやカエルを追いかけます。

子供は大きな鱒より小動物が好き。タニシやカエルを追いかけます。

カエルをゲット。今日最高の獲物です。

カエルをゲット。今日最高の獲物です。

川遊びに飽きたら、わんぱく広場でアドベンチャー。 近くのつるつる温泉でゆっくりと疲れをとれば、爽やかな一日になります。

川遊びに飽きたら、わんぱく広場でアドベンチャー。
近くのつるつる温泉でゆっくりと疲れをとれば、爽やかな一日になります。

大久野幼児園 日の出山登山

 日の出町の大久野に、ユニークな自然保育を実践する「大久野幼児園」森の教室があり、年中・年長組は昼寝をせず、天候にかかわらず一日中森の中の園庭で遊び、学んでいます。

 毎週金曜日は「お山の日」として、朝からお弁当や雨具をリュックに詰めて山や川に出かけていて、日の出山の会の会員もボランティアで付き添っています。

 毎年3月になると卒園児は保護者同伴で、日の出町で一番高い日の出山(902m)に登りますが、今年は都合により五日市の金毘羅山に変更になりましたので、卒園後に日の出登山を体験したいと、日の出山の会にガイドを依頼されました。

 卒園登山ではつるつる温泉から直接日の出山へ登る短いコースですが、小学生になったのでちょっと大人のコースとして、白岩の滝から麻生山を経て日の出山への、変化に富んだコースとしました。

上図は国土地理院の地形図に、当日のGPS軌跡データを落とし込んだもの。地図右下の肝要の里をスタートし、白岩の滝下まで車で移動。白岩の滝から麻生山の山頂を辿り日の出山へ。下山は尾根道のあご掛け岩コースを不動沢の出会いへ下り、車で肝要の里へ移動し解散。

上図は国土地理院の地形図に、当日のGPS軌跡データを落とし込んだもの。地図右下の肝要の里をスタートし、白岩の滝下まで車で移動。白岩の滝から麻生山の山頂を辿り日の出山へ。下山は尾根道のあご掛け岩コースを不動沢の出会いへ下り、車で肝要の里へ移動し解散。

肝要の里賑わい広場のモニュメントに登る卒園生とその兄弟、保護者達

肝要の里、賑わい広場のモニュメントに登る卒園生とそのきょうだい、保護者達。日の出山の会のガイドで出発します。

白岩の滝登山口に有るトイレは、山のトイレとしてはわりときれいで、これから山に入る人にとっては、とてもありがたい。大切に使おう。

白岩の滝登山口に有るトイレは、山のトイレとしてはわりときれいで、これから山に入る人にとっては、とてもありがたい。大切に使おう。

トイレを過ぎればすぐに山道に入る。沢沿いの道は日陰で夏でも涼しい登山ができる。

トイレを過ぎればすぐに山道に入る。沢沿いの道は日陰で夏でも涼しい登山ができる。

白岩の滝の最初の滝の展望台。この右手に雨乞いの滝がある。昔、日照りが続くと、この川の下流の平井村から、むしろ旗を掲げて雨乞いに来て、桶に水を汲み天秤で担いで持ち帰り、畑にまくと雨を呼んだそうです。

白岩の滝の最初の滝の展望台。この右手に雨乞いの滝がある。昔、日照りが続くと、この川の下流の平井村から、むしろ旗を掲げて雨乞いに来て、桶に水を汲み天秤で担いで持ち帰り、畑にまくと雨を呼んだそうです。

クリタ工業が桜やモミジなどを植えた四季彩の森のベンチで休憩。もう少しで森林から抜けて、明るい尾根道に飛び出します。

クリタ工業が桜やモミジなどを植えた四季彩の森のベンチで休憩。もう少しで森林から抜けて、明るい尾根道に飛び出します。

タルクボ林道を横切り、白岩の滝の源泉を過ぎると、麻生山林道へ飛び出す。司会は一気に開け、目指す日の出山の山頂や梅野木峠、高峰山、三室山が見渡せる。

タルクボ林道を横切り、白岩の滝の源泉を過ぎると、麻生山林道へ飛び出す。視界は一気に開け、目指す日の出山の山頂や梅野木峠、高峰山、三室山が見渡せる。

森の教室の子供は元気。水分補給をするとすぐに崖登りが始まり、疲れ知らずだ。

森の教室の子供は元気。水分補給をするとすぐに崖登りが始まり、疲れ知らずだ。

我が子のためなら母はつよし!・・全ルートを踏破しました。

我が子のためなら母はつよし!・・全ルートを踏破しました。

伐採が終わった斜面を麻生山へ向かいます。

伐採が終わった斜面を麻生山へ向かいます。

伐採の終わった斜面は日当たりが良く、様々な花が咲き、蝶が舞っていました。

伐採の終わった斜面は日当たりが良く、様々な花が咲き、蝶が舞っていました。

最初のピーク麻生山に到着。

最初のピーク麻生山に到着。

最初のピーク麻生山では、山名と標高を示す杭をみんなで打ち込みました。

最初のピーク麻生山では、山名と標高を示す杭をみんなで打ち込みました。

みんな元気で日の出山の山頂に到着です。

みんな元気で日の出山の山頂に到着です。

みんなで鐘をついて、幸せを願いました。

みんなで鐘をついて、幸せを願いました。

山頂に設置した幸せの鐘の前で記念撮影。小学生生活が幸せでありますように。

山頂に設置した幸せの鐘の前で記念撮影。小学生生活が幸せでありますように。

頂上直下の東雲山荘の見学。夏休みにお泊り会ができたらいいね。

頂上直下の東雲山荘の見学。夏休みにお泊り会ができたらいいね。

下山は改修されたばかりの、丸太の階段をつるつる温泉に向けて下山しました。

下山は改修されたばかりの、丸太の階段をつるつる温泉に向けて下山しました。

全員けがもなく、元気に出発点の肝要の里に戻ってきました。時間がオーバーすれば、麻生山はパスと考えていましたが、予定のコースを全て踏破し、想定内の時間で帰着しました。さすがは森の教室の親子です。

全員けがもなく、元気に出発点の肝要の里に戻ってきました。時間がオーバーすれば、麻生山はパスと考えていましたが、予定のコースを全て踏破し、想定内の時間で帰着しました。さすがは森の教室の親子です。

 

日の出山開き 安全祈願祭

 恒例の日の出山開きは4月11日に肝要の里で、消防署、警察署、自然保護官などの関係各署や橋本町長はじめ役場の関係者その他大勢の出席により、小雨の中で実施されました。

 日の出山山頂での開山祭は雨天のため中止し、肝要の里での安全祈願祭の中でパフォーマンスし、雨天のため危ぶまれていた山開き記念登山は参加者の希望もあり、装備のしっかりした人に絞って実施し、予定通りに下山しました。

雨天の中、ご参加いただいた方々に御礼を申しあげます。

小雨の中、肝要の里の賑わい広場に日の出山に向かって祭壇を設け、山の安全を祈願しました。

小雨の中、肝要の里の賑わい広場に日の出山に向かって祭壇を設け、山の安全を祈願しました。

 

幸神神社の神官による遥拝式のお祓いが、しめやかに行われました。

幸神神社の神官による遥拝式のお祓いが、しめやかに行われました。

日の出町長などの来賓による玉串奉奠で、山の安全を祈願しました。

日の出町長などの来賓による玉串奉奠で、山の安全を祈願しました。

満開の山桜をバックに、日の出山幸せの鐘のお清めと、初たたきによるお清めが行われました。

満開の山桜をバックに、日の出山幸せの鐘のお清めと、初たたきによるお清めが行われました。

四方払いの演武をする場を清めます。

四方払いの演武をする場を清めます。

安全祈願終了後、忍者の会「野忍」による四方払いで邪気を払います。

安全祈願終了後、忍者の会「野忍」による四方払いで邪気を払います。

大根を邪気に見立てて四方に立て、邪気を払う四方払いの演武を披露しました。

大根を邪気に見立てて四方に立て、邪気を払う四方払いの演武を披露しました。

雨天のため日の出山頂での開山祭は取りやめ、肝要の里での安全祈願祭の中でパフォーマンスしました。

雨天のため日の出山頂での開山祭は取りやめ、肝要の里での安全祈願祭の中でパフォーマンスしました。

小雨のため、山開き記念登山も危ぶまれていましたが、参加者の希望もあり、装備の充実した人に絞り実施しました。

小雨のため、山開き記念登山も危ぶまれていましたが、参加者の希望もあり、装備の充実した人に絞り実施しました。

麻生山山頂は霧に包まれ、静寂さに包まれていました。

麻生山山頂は霧に包まれ、静寂さに包まれていました。

クロモ岩から上の登山道の階段も、新しい丸太に改修されました。

クロモ岩から上の登山道の階段も、新しい丸太に改修されました。

日の出山山頂は現在整備中で、東屋の周辺や中段の周回路、東雲山荘の外壁などの改修などが行われています。

日の出山山頂は現在整備中で、東屋の周辺や中段の周回路、東雲山荘の外壁などの改修などが行われています。

山頂の標識は新しく建て替えられました。

山頂の標識も新しく建て替えられました。

日の出さくら祭りが開かれました

 4月4日に日の出町民グランドにて観光協会主催のさくら祭りが行われ、朝の内ぱらついた雨も止み、その後は曇り空でしたが風もなく、花曇りの暖かい一日でした。
 さくらの開花もタイミング良くほぼ満開で、周りの山々も桜百万本作戦で植えた桜が育って、緑の斜面を桜色に飾っていました。
 日の出山の会はこの一週間後に行われる恒例の「日の出山開き」の準備で忙しく、今年も出店参加をしませんでしたので、模擬店での買い物と桜見物を楽しんできました。

平井川の土手の桜並木に隣接した町民グランドのさくら祭り会場には、模擬店やステージが設置され、曇り空でしたが暖かな日に恵まれ、賑わっていました。

平井川の土手の桜並木に隣接した町民グランドのさくら祭り会場には、模擬店やステージが設置され、曇り空でしたが暖かな日に恵まれ、賑わっていました。

DSC02753トリム圧縮低解像

桜並木をバックにしたステージでは、盛りだくさんの出演がありましたが、開会式の時点で小雨がぱらついたため、湿気に弱いお琴や三味線を使う邦楽愛好会のステージはキャンセルとなり、聞くことができませんでした。雨はすぐに止み、その後のステージには支障なく、会場を賑あわせていました。

DSC02748トリム圧縮低解像

フリーマーケットのスペースも設けられ、品定めや掘り出し物探しを楽しんでいました。

DSC02771トリム圧縮低解像

町民グランドの向かい側に有る、アメリカのレーガン大統領と中曽根元首相の、日の出山荘会談を記念した記念碑の有る桜の里も見ごろを迎えていました。

DSC02781トリム圧縮低解像


記念碑からさくら祭りの会場の町民グランドを見ると、桜の花のドーナツのようでした。(照明の鉄塔の所が会場)

 

如月まつりに出店とステージ出演をしました

 昨年は記録的な大雪で中止されたきさらぎ祭りも、今年は会場を肝要の里から日出町庁舎前広場に変えて、2月28日の土曜日に開催されました。

 日の出山の会では今回は、とん汁やコーヒーなどの飲物や竹細工、日出山山頂近くの天空菜園で栽培している有機酵素栽培の野菜などを販売し、ステージ脇にパネルを設置して、日出山山頂からの眺望の写真を展示しました。

 また、ステージでは日の出山の会会員であり、プロのピアニスト江原千咲子さんが、午前と午後の2回出演し、会場盛り上げました。

 午後のフリータイムのステージには大久野幼児園「森の教室」の園児たちによる「日の出のたけちゃん」その他のダンスなどで会場を賑わせました。

日の出山の会は幸せの鐘を設置し、トン汁などの販売をし、トン汁は大好評で午前中で売り切れました。

日の出山の会は幸せの鐘を設置し、トン汁などを販売。トン汁は大好評で100食が午前中で売り切れました。

天候に恵まれて暖かな日差しの中で、ピアノの演奏を聴きながら、家族連れで飲食を楽しんでいました。

天候に恵まれて暖かな日差しの中で、ピアノの演奏を聴きながら、家族連れで飲食を楽しんでいました。

ステージは保健センターの階段上の玄関舞うに設営しました。日の出山の会のステージでピアノ演奏をする江原千咲子さん。

ステージは保健センターの階段上の玄関前に設営しました。日の出山の会のステージでピアノ演奏をする江原千咲子さんです。

日の出山の会のステージで演奏する江原千咲子さん。大型アンプから流れるピアノ演奏は迫力十分でした。

日の出山の会のステージで演奏する江原千咲子さん。大型アンプから流れるピアノ演奏は迫力十分でした。

フリーステージで飛び入り参加した「森の教室」の園児は、自分たちで染めた絞りの藍染めTシャツを着て出演し、日の出山の会のキャラクターソング「日の出のたけちゃん」を元気に踊りました。

フリーステージで飛び入り参加した「森の教室」の園児は、自分たちで染めた絞りの藍染めTシャツを着て出演し、日の出山の会のキャラクターソング「日の出のたけちゃん」を元気に踊りました。

ステージの横にパネルを設置し、日の出山の山頂からの写真を展示しました。

ステージの横にパネルを設置し、日の出山の山頂からの写真を展示しました。

日の出山に登ったことのない人も多く、眺望の素晴らしさに感心していました。

日の出山に登ったことのない人も多く、眺望の素晴らしさに感心していました。

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大久野イルミネーション「天正寺の大銀杏ライトアップ」

   毎年11月の最終土曜日から大晦日にかけて行われる、「大久野を明るくする会」による街路樹のイルネーションに先駆けて、11月8日に今年初めて「天正寺の大銀杏」をライトアップをしました。

   この銀杏の木は、明治15年(1882年)におきた、当時の大久野村全村と隣村の平井村北部を焼き尽くす大火から復活して大樹となった古木で、高台に有るため毎年見事な黄葉が広範囲から眺められます。

   11月8日18時から2本の大銀杏をライトアップし、天正寺の本堂では雅楽の楽器の笙が演奏され、境内では暖かいトン汁がふるまわれ、和紙で出来た行燈も並び、優雅な空間を醸しだしました。

 日の出山の会は、本堂内の笙の演奏を境内に流す、音響の部門を担当しました。

十五夜お月さん雲の陰・・・群雲から見え隠れする満月と天正寺大銀杏の遠望

十五夜お月さん雲の陰・・・群雲から見え隠れする満月と天正寺大銀杏の遠望。

本堂への階段には、和紙で作られた行燈が並び、ろうそくの柔らかな光に包まれていました。

本堂への階段には、和紙で作られた行燈が並び、ろうそくの柔らかな光に包まれていました。

本堂内では伶楽舎に所属する雅楽奏者、田島和枝さんによる笙が演奏されました。

本堂内では伶楽舎に所属する雅楽奏者、田島和枝さんによる笙が演奏されました。

天正寺の境内には暖かいトン汁のサービスがあり、ライトアップされた大銀杏の下で雅楽の演奏にタイムスリップを思わせていました。

天正寺の境内には暖かいトン汁のサービスがあり、ライトアップされた大銀杏の下で雅楽の演奏にタイムスリップを思わせていました。

日の出町産業まつりに参加

   11月1日~2日にかけて、日の出町町民グランドにて第26回日の出町産業まつりが開催されました。
日の出山の会は昨年に続き専用のブースを出店し、イベントステージへの出演も実施しました。

  初日の天候は、準備中は曇りでしたが10時の開始時間には雨が降り出し、最悪のコンディションとなり、ステージへの出演もキャンセルするグループが出たり、観客用ベンチも雨に濡れて観客もまばらになり、寂しいステージとなりました。
  日の出山の会の出番では、前回発表した日の出のタケちゃんの歌にリズムダンスを振付けし、大久野幼児園の園児や鎧兜の武者達の踊りに観客も集まり、ステージを賑やかに盛り上げることができました。

  2日目は晴天に恵まれて来場者も多く、ブースでの販売商品の「清酒幸せの鐘」や幸せの鐘ブランドの「キウイフルーツ」「竹細工製品」が売れ、例年好評のキウイフルーツは、市場価格400円程度を100円の廉価販売したため、500パックを短時間で完売しました。 お買い上げ頂きありがとうございました。

下のバーの  ▶  ボタンをクリックすると、日の出のタケちゃんの歌が聞けます。

日の出山の会のブースは、日の出山山頂から降ろしてきた幸せの鐘を設置し、清酒幸せの鐘やキウイ、竹細工などを販売し、テント内には写真を展示しました。

日の出山の会のブースは、日の出山山頂から降ろしてきた幸せの鐘を設置し、テント内ではビデオの放映や写真を展示しました。

 

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今年も恒例のキウイフルーツの大廉売と、清酒幸せの鐘、竹細工などの販売をしました。

 

楽屋裏では舞台出演の準備が進んでいます。

楽屋裏では舞台出演の準備が進んでいます。

こちらはオール手作りの、ヤマトタケルノミコトの衣装で変身中。

こちらはオール手作りの、ヤマトタケルノミコトの衣装で変身中。

出演の園児たちも到着。

雨脚も強まり、出演予定の園児たちも来られるか心配でしたが、全員到着!。さすが自然保育「森の教室」の園児たち。

ステージは会いに真の雨でベンチも濡れ、ちょっと寂しい状況。

前の団体のステージはあいにくの雨でベンチも濡れ、ちょっと寂しい状況。うちの出番はどうかな・・・心配(+_+)。

日の出山の会のステージの開始。第一幕は日の出山山系に伝わる伝説の紹介と、日の出山のキャラクター「日の出のタケちゃん」。

日の出山の会のステージの開始。第一幕は日の出山山系に伝わる伝説の紹介と、日の出山のキャラクター「日の出のタケちゃん」。

日の出山山系の勝峰山に落ち延びた平将門を追い、強弓の名手俵藤太の戦い。

日の出山山系の勝峰山に落ち延びた平将門を追い、強弓の名手俵藤太の戦い。日の出のタケちゃんは逃げる(>_<)。

第二部は日の出のタケちゃんのイメージソングにリズムダンスを振り付け、会場の皆さんと踊ります。ダンスの指導は栗原早苗先生。

第二部は日の出のタケちゃんのイメージソングにリズムダンスを振り付け、会場の皆さんと踊りました。ダンスの指導は栗原早苗先生。

ステージでは、日の出町の自然を生かして、森の中で自然保育を進める、大久野幼児園「森の教室」の園児たちとタケちゃんのダンス。着ているTシャツは自分たちで染めた藍染めの絞り。

ステージでは、日の出町の自然を生かして森の中で自然保育を進める、大久野幼児園「森の教室」の園児たちとタケちゃんのダンス。着ているTシャツは自分たちで染めた藍染めの絞り。

武将たちの彩りと、雨の中を元気に踊る園児たちに、観客も集まり声援を送り、会場もにぎやかなひと時となりました。

武将たちの彩りと、雨の中を元気に踊る園児たちに、観客も集まり声援を送り、会場もにぎやかなひと時となりました。

日の出山東雲山荘宿泊・お月見登山

  今回の日の出山・東雲山荘宿泊登山のコースは、下図右中央の白岩滝入口より赤い点線を左下に進み、麻生山へと辿ります。 麻生山へは稜線合流点手前から山頂下へ直登し、山頂からクロモ岩~日の出山山頂~東雲山荘へとたどります。 下山はクロモ岩から日の出山ハイキングコースを辿り、顎掛岩~不動尊~つるつる温泉へ下山しました。

  草花は9月の登山の時とは変わり、すっかり秋の花へと変化しており、たくさん有ったキノコもすっかり影をひそめて、季節の変化を実感しました。
  もうひと月もすれば紅葉の季節です。同じコースでも時計の文字盤を針が進むように、季節はとどまることなく進み、飽きることがありません。

  今回の目的の一つ「居待ち月」のお月見は、曇り空や夜半からの霧で、時々見える「おぼろ月夜」となりました。次回をお楽しみに。
     地図は「日の出町観光パンフレット」より転載させていただきました。  日の出町観光パンフより白岩多紀コース地図低解像

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日の出山頂東雲山荘宿泊&標高表示杭設置ボランティア登山の報告

   日の出山の会秋のイベントの一つは9月12日、スカッと秋晴れ・・・とはいきませんでしたが、ぐずついた日が続いたこれまでと比べ、高曇りから薄日が射す秋日和に恵まれ、集合地点の肝要の里を定刻通り出発しました。

  杭と、杭を打ち込むハンマーを合わせると30キロを超えるため、前もって東雲山荘へ荷揚げしておき、初日は山頂周辺の標高750m以上の登山道へ設置し、翌日の下山時に日の出山からつるつる温泉への、あご掛け岩コースに設置することにしました。

  前年度に標高調査と仮標高表示テープを設置しましたが、2度にわたる大雪でテープが損失していないか心配しましたが、全員で宝探しさながらに探しながら歩いた結果、全て見つけることができました。これもまた、ちょっと変わった楽しい宝探し登山となりました。

 登山口の白岩の滝は、降り続いた雨で水量も多くダイナミックな飛沫を上げていました。 麻生山の尾根筋に出ると、爽やかな秋風に乗ってキアカネの群れが飛び交い、トンボをお供に快適な尾根歩きが楽しめました。
 
麻生山山頂には11時15分に到着。汗ばんだ体にここち良いそよ風を受けながら昼食をとり、30分の休憩後金毘羅尾根経由で日の出山へ向かいました。

  日の出山山頂には定刻の13時30分に到着し、講師による山頂周辺の植物物観察や、山岳ガイドによる山座同定(視界中の山名を特定)等を行った後、東雲山荘へ荷物を置き、休憩後14時20分ごろより標高杭、かけや、ハンマーなどを分担して持ち、標高750m以上の各登山コースの杭打に出発しました。
  行きつ戻りつして標高テープを見つけ、予定した全てのコースの750m以上の地点に標高杭を設置できました。

  参加された皆様の率先して運搬、杭打ちなどを楽しげに作業していただき感謝いたします。
作業終了後は「更待ち月」のお月見の準備を全員で行い、すすきの穂を飾り、月見団子を作ってそなえ、お月見パーティーとなりました。

  翌朝13日は山頂で5時22分の日の出を迎え、9時に山荘を出発して、標高杭を打ちながらあご掛け岩コースを下山し、予定通り標高370m地点のつるつる温泉に到着し、解散しました。
 
今回設置しなかったコースの杭打ちなど、今後も杭打ち登山を実施いたしますのでご参加ください。

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お天気に恵まれた御岳山レンゲショウマライブの報告

  8月最後の土曜と日曜日は、御岳山ケーブルカーの山頂駅前広場のレンゲショウマ祭り会場で、歌と舞のライブを開きました。
 
夜半から大雨となり、明け方まで雨が残っていましたが、雨が降ろうが槍が降ろうが、とにかくお土産屋さんの軒先を借りてでもやるつもりでいたため、雨の神もあきらめたものか、家を出るころには薄日も漏れ始め、機材を積み込み、勇んで出発しました。

  日中は薄日が射す、熱くなく寒くなく、ころあいの陽気となり、爽やかな初秋の気配を満喫しました。ラッキー!! 出演はシンセサイザーと歌を日の出山の会の光野真理さん、レンゲショウマの花の精の舞を舞踏家の野口祥子さん、平安末期の武将畠山重忠公に日の出山の会の関根氏、岡根氏が扮し、PA担当は星野でした。

  尚、御岳山のレンゲショウマ祭りは9月11日まで開催しています。今年は開花が遅れていますので、まだたくさん咲いています。
  ケーブル駅前の群生地から御岳神社を回り、日の出山の大パノラマを眺め、つるつる温泉に下山したら一風呂浴びて、生ビールと初秋の味覚コースをお楽しみください。

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勝峰山の整備事業

 7月26日、朝8時30分に太平洋マテリアル駐車場に集合し、勝峰山の下草刈りを実施しました。

勝峰山は平井川と三内川に挟まれ、日の出山から麻生山、間藤ノ峰を経由するロンデン尾根の東端に位置する標高454mの日の出山山系の山です。
  北側斜面では良質の石灰石が採掘され、ふもとのセメント工場でセメントや砕石などの建材が生産されていました。 現在は生産が終了し10年ほど前から採掘跡地を埋め戻しています。

採掘が終了したことから見晴らしの良い山頂を公園化するべく、地元でNPO法人(里山の自然と歴史に触れ合う会)を立ち上げ、山頂の山桜の保全や植樹、自然環境の保全活動をしています。
  春の植樹に続き、夏場は毎月2回の下草狩りを実施しています。 23日は記録的猛暑の中、各自エンジン付き刈り払い機での草刈を実施し、午後の夕立と熱中症を避けて昼食後下山しました。 DSC00602DSC00600DSC00612DSC00616 DSC00605DSC00622

体験型観光ふれあい農園事業に参加してきました

  平成26年度の日の出町観光まちづくり事業に申請中の、体験型観光ふれあい農園の田植えイベントに参加してきました。

  この事業は「NPO法人・花咲村」の事業で、日の出町の玉の内に有った菖蒲園を、日の出町がふれあい農園に作り替え、耕作者を募集していたものを、花咲村が借用して事業化したものです。 日の出山の会と同様に、まちづくり事業として申請中の事業です。  日の出山の会も、観光まちづくりの仲間として応援していく予定です。

  田植えのイベントは、6月29日の日曜日に行われ、 時折小雨がぱらつきましたが、田植えには支障ない程度で、心配した水量も前日に降った雨で、田んぼの水は溢れんばかりに豊富に有りました。
  まだ町の認定前のためPR不足で、参加者も少なかったですが、日の出山の会からは越沼会長、小林氏、星野が参加しました。 帰りには丸太で作ったプランターと、ハーブの苗を頂いてきました。 DSC00457 DSC00503DSC00520 DSC00449