10月8日、まだ寒さが厳しくないこの季節の皆既月食は、天体写真を撮るにはレンズに霜がつかず、空気が冴えているので好条件として期待していましたが、曇りの予報のためあきらめて撮影準備をしていませんでした。
案の定、部分食の始まりの時間に空を眺めると、かなり密度の濃い雲に覆われていて、時折月がおぼろに見える状況で、撮影はあきらめました。
夕飯を食べ、テレビのニュースで月食の映像を眺めながら念のため庭に出てみると、雲の切れ目から顔を出した月は皆既月食になっていましたので慌てて三脚やカメラをセットして撮影を始めました。
急遽撮影し調整不足のためと、快晴の天候ではなかったため、ピントの甘い写真になりました。
日の出山の会では、日の出山山頂からの夜景や天体写真撮影会などを計画しています。
手始めに11日からの日の出山東雲山荘宿泊登山には、天体望遠鏡を運び上げます。台風の接近であまり期待できませんが!!