日の出山の会

秩父多摩甲斐国立公園の東端、日の出山の自然を舞台に活動するクリエイター集団

〒190-0181 東京都西多摩群日の出町大久野

2015年

日の出山山頂から花火撮影

 7月25日は日の出夏まつりが行われ、平井中学の裏山の桜の森から花火が打ち上げられました。
また、この日は隅田川の花火大会、昭和記念公園の花火大会など、都内各地で大きな花火大会のラッシュの日でもあることから、日の出山に花火撮影の登山をしてきました。

 夕暮れの迫る山道を一人行き、クロモ岩に差し掛かると、かすかな風に乗って妖艶な花の香りが漂い、進むにつれて濃厚になり、歩みを止めて見回すとヤマユリの花が木々の間にたくさん咲いていました。
 クロモ岩から山頂へのきつい登りの両側に咲く、最盛期のヤマユリが放つ濃厚な香りに、昔読んだ小泉八雲の「高野聖」の旅僧が話す、幽玄な情景を思い起こしました。

ヤマユリは藪の中で一輪咲いても所在が分かるほど、濃厚な香りを放ちます。クロモ岩近くの斜面には一斉に花開き妖艶な世界を醸しだしていました。

ヤマユリは藪の中で、一輪咲いても所在が分かるほど濃厚な香りを放ちます。クロモ岩近くの斜面には一斉に花開き、妖艶な世界を醸しだしていました。

道の土手から延びる花茎は顔の高さに花をつけ、むせかえるような香りを放っていました。

道の土手から延びる花茎は顔の高さに花をつけ、むせかえるような香りを放っていました。

足元にはオオバノギボウシが咲き、夕やみが迫る山道を、明るくしてくれています。

足元にはオオバノギボウシが咲き、夕やみが迫る山道を、明るくしてくれています。

山頂下の東雲山荘は、土曜日にしては珍しく宿泊客が無く、ひっそりとしていました。山荘の周囲にも、ヤマユリやオオバノギボウシが咲いていました。

山頂下の東雲山荘は、土曜日にしては珍しく宿泊客が無く、ひっそりとしていました。山荘の周囲にも、ヤマユリやオオバノギボウシが咲いていました。

山頂は人気が無くひっそりとしていて、雲があかね色に染まっていました。

山頂は人気が無くひっそりとしていて、雲があかね色に染まっていました。

山頂にもヤマユリやオオバノギボウシがたくさん咲いていて、単独登山を楽しませてくれました。

山頂にもヤマユリやオオバノギボウシがたくさん咲いていて、単独登山の寂しさを慰めてくれました。

以前にも何度か花火撮影などで、この季節に登りましたが、これほどまで多く咲くヤマユリは初めてです。

以前にも何度か花火撮影などで、この季節に登りましたが、これほどまで多く咲くヤマユリは初めてです。

すっかり陽が落ちて、東に広がる都心の武蔵野台地の灯が、輝きを増してきます。

すっかり陽が落ちて、東に広がる都心への武蔵野台地の灯が、輝きを増してきます。地表近くは霞がかかり、新宿副都心などの高層ビル群は見えません。

午後7時30分。先ずは立川の昭和記念公園の花火が打ち上げられます。

午後7時30分。先ずは立川の昭和記念公園の花火が打ち上げられます。

今日は隅田川の花火も見えるはずですが、上空は晴れていても地表近くは濃いもやがかかり,見えません。スカイツリーの近くに上がるはずですが、そのスカイツリーも今日は見えません。

今日は隅田川の花火も見えるはずですが、上空は晴れていても地表近くは濃いもやがかかり,見えません。スカイツリーの近くに上がるはずですが、そのスカイツリーも今日は見えません。

午後8時過ぎ。遅れて日の出夏祭りの花火(右)も上がり始め、昭和記念公園の花火(左)との共演が始まりました。

午後8時過ぎ。遅れて日の出夏祭りの花火(右)も上がり始め、昭和記念公園の花火(左)との共演が始まりました。

日の出の花火は平井ッぱらの光をバックにして上がり、昭和記念公園の花火は夜空をバックに上がります。

日の出の花火は平井ッぱらの光をバックにして上がり、昭和記念公園の花火は夜空をバックに上がります。

青白い花火も涼やかで、夏の夜空に似合います。

青白い花火も涼やかで、夏の夜空に似合います。このほかにも地域で催す小ぶりの花火大会も、いくつか見ることができました。

派手やかなスターマインの饗宴になると、そろそろ終わりの時間です。

派手やかなスターマインの饗宴になると、そろそろ終わりの時間です。

真西に見える御岳山も、夜のとばりに閉ざされて、御岳神社の明かりが輝いて見えます。

真西に見える御岳山も、夜のとばりに閉ざされて、御岳神社の明かりが輝いて見えます。

人影のない山頂は月に照らされ、大岳山と馬頭刈尾根のスカイラインの上には星も瞬いていました。夜景とヤマユリの香りに包まれて、このまま一夜を過ごしたいとの思いを残し、月明かりの中を下山しました。

人影のない山頂は月に照らされ、大岳山と馬頭刈尾根のスカイラインの上には星も瞬いていました。夜景とヤマユリの香りに包まれて、このまま一夜を過ごしたいとの思いを残し、月明かりの中を下山しました。

 

 

海禅寺音楽祭

 日の出山から東へ派生する尾根にある、高峰の山頂から青梅側に下った二俣尾に有る海禅寺で、日の出山の会会員の光野真理氏が主宰する、海禅寺音楽祭が今年も7月18日に、曹洞宗海禅寺で開かれました。
 二俣尾の地名は、青梅街道をゆく昔の旅人が、奥多摩方面と秩父方面へ別れた分かれ道の地であり、昔は二又尾と書かれていたそうです。
 海禅寺は、室町時代の地元の豪族三田氏により保護を受け、裏山の辛垣山には辛垣城があり、戦国時代の末期に城は落城して三田氏も滅び、兵火により寺院の建物も焼失しましたが、何度かの再建により今も立派な山門や本堂などが残り、裏山はつつじの名所となっています。

青梅街道と並行する青梅線二俣尾手前の山腹に位置する海禅寺。石段を上がると立派な山門があり、境内からの多摩川流域と日の出山から東へ延びる尾根の見晴らしが素晴らしい。

青梅街道と並行する青梅線二俣尾手前の山腹に位置する海禅寺。石段を上がると立派な山門があり、境内からの多摩川流域と日の出山から東へ延びる尾根の見晴らしが素晴らしい。

現在の本堂と庫裏は昭和59年に焼失し古さを再現する手法で再建されたものです。本堂には、立派なグランドピアノが備えられています。

現在の本堂と庫裏は昭和59年に焼失し、古さを再現する手法で再建されたもので、古の面影を残しています。本堂には、立派なグランドピアノが備えられています。

本堂では、7絃ベースギターのジョンカラ節に載せて、将門伝説の舞などが演奏されました。

本堂では、7絃ベースギターのジョンカラ節に載せて、将門伝説の舞などが演奏されました。

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演奏はジャズ、フォーク、箏、沖縄民謡、舞など多岐にわたり、最後は出演者と聴衆のコラボで締めくくりました。

日の出観光まつり写真展

 7月12日にイオン日の出店にて、日の出町観光協会の主催で日の出観光まつりが開かれ、日の出山の会は日の出山の写真を展示し、竹クラブで制作した竹細工を販売しました。

 出店はつるつる温泉の足湯や、さかな園の赤いうどんや鱒の塩焼き、うまいもの館の燻製チーズ他肝要の里の製品、町の文化財担当から文化財や芸能保存などの記録DVDなどが販売されて賑わいました。

会場はメインコートから駐車場へつながる入り口の外側で、最も出入りの多い場所です。

会場はメインコートから駐車場へつながる入り口の外側で、最も出入りの多い場所です。

日の出山の会は日の出山の写真と日の出町に住む動物と蝶の写真、竹細工や幸せの鐘の展示などをしました。

日の出山の会は日の出山の写真と日の出町に住む動物と蝶の写真、竹細工や幸せの鐘の展示など行い、多くの人が立ち寄られました。

つるつる温泉からは、足湯の浴槽が設営され、タンクローリーで温泉が運ばれました。

つるつる温泉からは足湯の浴槽が設営され、タンクローリーで温泉が運ばれました。

杉並区からは完熟トマトのトマトマンが応援に駆けつけてくれ、日の出トマトとトマトを練りこんだ赤いうどんの応援をしてくれました。

杉並区からは完熟トマトのトマトマンが応援に駆けつけてくれ、日の出トマトとトマトを練りこんだ赤いうどんの応援をしてくれました。

勝峰山~麻生山間の山頂へ標高表示杭設置登山

 勝峰山からは西に向かって、勝峰尾根~ろんでん尾根~麻生尾根(現在は金毘羅尾根と通称)~麻生山を経て日の出山へと辿っています。

 今回6月28日に実施した標高表示杭の設置登山は、日の出山の会会員3名で、勝峰山の山頂から麻生山間の尾根上に、国土地理院の地図に標高が表記されている山頂をGPSで特定し、国土地理院地図の標高値を表示した杭を設置しました。また、勝峰尾根~派生した幸神尾根にも寄り道して設置しました。

麻生山からの下山は、麻生山林道から焼け岩林道を三ツ沢に下り、つるつる温泉で汗を流して帰路につきました。

当日のGPS軌跡図です。右下をスタートし麻生山まで辿り、下山路は麻生林道から焼け岩林道を辿り、つるつる温泉でした。ベースの地図は国土地理院の地形図を使用しました。

当日のGPS軌跡図です。右下をスタートし麻生山まで辿り、下山路は麻生林道から焼け岩林道を辿り、つるつる温泉でした。ベースの地図は国土地理院の地形図を使用しました。

ボッカ兼杭打ち担当2名と、GPS探査兼記録担当1名の計3名で、大久野の新井から向山稲荷ルートを出発。

ボッカ兼杭打ち担当2名と、GPS探査兼記録担当1名の計3名で、大久野の新井から向山稲荷ルートを出発。

新井地区を見渡せる山の中腹にある向山稲荷の祠。ここから早道場(はやみちっぱ)と呼ばれる尾根をとおり、勝峰山へ向けて尾根歩きとなります。

新井地区を見渡せる山の中腹にある向山稲荷の祠。ここから早道場(はやみちっぱ)と呼ばれる尾根をとおり、勝峰山へ向けて尾根歩きとなります。

昨日の勝峰山草刈り整備事業で、すっかりきれいになった勝峰山園地を、山頂へと辿ります。

昨日の勝峰山草刈り整備事業で、すっかりきれいになった勝峰山園地を、山頂へと辿ります。

今日最初のポイント勝峰山山頂454.3m。三等三角点と榛名神社の小さな祠があり、山桜の巨木で覆われています。

今日最初のポイント勝峰山山頂454.3mで、国土地理院の地図に山名が表示されています。三等三角点と榛名神社の小さな祠があり、山桜の巨木で覆われています。

勝峰尾根、ろんでん尾根の分岐から幸神尾根へ寄り道して、深沢山山頂460mに設置。

勝峰尾根とろんでん尾根の分岐から幸神尾根へ寄り道して、深沢山山頂460m(国土地理院の地図には山名表示無し)に設置。ちなみに杭を打っている人も深沢さんです。(^^♪

ろんでん尾根の北側は、太平洋セメント傍系の砕石掘削跡地。現在は自然環境復帰のための埋め戻し中。

ろんでん尾根の北側は、太平洋セメント傍系の砕石掘削跡地。現在は自然環境復帰のための埋め戻し中です。

勝峰尾根からろんでん尾根に入って最初の無名のピーク441m。

勝峰尾根からろんでん尾根に入って最初で、無名のピークらしくないピーク441mで,GPSが無いと山頂の特定が難しい。

しばらく標高表示のないピークをいくつか越えて、送電線鉄塔を過ぎると山名の有る543mの「真藤の峰」に至る。

しばらく標高表示のないピークをいくつか越えて、送電線鉄塔を過ぎると543mの「真藤の峰」(国土地理院の地図に山名無し)に至ります。

きつくなった尾根道をしばらく辿ると、そこは607mの無名のピークだ。相変わらず眺望は開けない。

きつくなった尾根道をしばらく辿ると、そこは607mの無名のピークです。相変わらず針葉樹の植林地で眺望は開けません。

次のピークは国土地理院の地図には山名表記のない、607mの梵天山。ここまで来ると1本1Kgの杭も減り、ボッカ担当も荷物と共に口が軽くなる。(^-^)

な次のピークは国土地理院の地図に山名表記の無い、607mの梵天山。ここまで来ると1本1Kgの杭も減り、ボッカ担当も荷物と共に口が軽くなりました。(^-^)

白岩山には631.7mの三等三角点がある。フェンスの向こう側和は日鉄鉱業の採掘跡地で、立ち入り禁止だ。砕石を採掘していたが、崩落事故を起こし閉鎖された。

白岩山には631.7mの三等三角点がある(国土地理院の地図に山名無し)。フェンスの向こう側は日鉄鉱業の採掘跡地で、立ち入り禁止です。砕石を採掘していたが、崩落事故を起こして閉鎖されました。

樽窪の峰は麻生尾根(現在は金毘羅尾根と通称)の送電線鉄塔の有る山頂だが、登山道は巻道を辿るため、登る人は少ない。樽窪の樽は滝を表し、白岩の滝の有るタルクボ沢の水源の山だ。

樽窪の峰(国土地理院の地図に山名無し)は麻生尾根(現在は金毘羅尾根と通称)の送電線鉄塔の有る山頂だが、登山道は巻道を辿るため、登る人は少ない。樽窪の樽は滝を表し、白岩の滝の有るタルクボ沢の水源の山です。

今日の最終ピーク麻生山794mは以前に設置済だ。ここで 遅い昼食をとる。眺望は現在北側のみだが、右手の東側の植林がこの冬景観のための伐採が決まっているので、都心への眺望が期待される。

今日の最終ピーク麻生山794m(国土地理院の地図に山名表記有り)は以前に設置済で、ここで遅い昼食をとりました。眺望は現在北側のみですが、右手に見える植林がこの冬景観のための伐採をしますので、麻生山山頂から東側の都心への眺望が期待されます。

麻生山からの下山は、麻生林道から焼け岩林道を辿り、三ツ沢の地蔵堂へと歩いた。緩い下り一方の林道歩きは腰に負担がかかり意外ときつい。地蔵堂からつるつる温泉への、5分ほどの登りで楽になり、温泉で汗を流し、機関車バスで帰路についた。

麻生山からの下山は、麻生林道から焼け岩林道を辿り、三ツ沢の地蔵堂へと歩きました。緩い下り一方の長い林道歩きは腰に負担が集中し、意外ときつい。地蔵堂からつるつる温泉への、5分ほどの登りで腰が楽になり、温泉で汗を流し、機関車バスで帰路につきました。

勝峰山植樹の下草刈り

 日の出山から東へ派生する尾根の東端に位置する勝峰山(標高454.3m)は、地元有志のNPO里山と歴史にふれあう会が、定期的に整備をしています。
 植樹した54本のクヌギやその他の下草狩りを、6月から11月にかけて月2回実施しており、6月28日に山頂下の駐車場から上の作業を実施しました。

将来はこの勝峰山と「ろんでん尾根」を経由して、勝峰山~麻生山~日の出山~つるつる温泉のハイキングコースを整備する予定です。

山頂下の駐車場。ここまでは林道を車で上がることができますが、一般車は現在通行禁止です。解禁までしばらくお待ちください。

山頂下の駐車場。ここまでは林道を車で上がることができますが、一般車は現在通行禁止です。解禁までしばらくお待ちください。

駐車場からは都心の眺望が開けて、スカイツリーなども良く見えます。

駐車場からは都心の眺望が開けて、スカイツリー、新宿副都心の都庁舎をはじめ、高層ビル群なども良く見えます。

勝峰山の山頂には454.3mの3等三角点があり、将門伝説と山桜の巨樹で知られています。NPO里山と歴史にに触れ合う会が憩いの場として整備を進めています。

勝峰山の山頂には454.3mの3等三角点があり、将門伝説と山桜の巨樹で知られています。NPO里山と歴史にに触れ合う会が憩いの場として整備を進めています。

現在は安全管理上立ち入り禁止となっている勝峰高原への道沿いに、クヌギを植林しましたので、その下草狩りも実施します。

現在は安全管理上立ち入り禁止となっている勝峰高原への道沿いに、クヌギを植林しましたので、その下草狩りも実施します。

梅雨時に成長した雑草はまだ柔らかく、エンジン草刈機の作業は順調にはかどります。

梅雨時に成長した雑草はまだ柔らかく、エンジン草刈機の作業は順調にはかどります。

植樹した木の周囲は、植樹を傷つけないよう鎌を使って、丁寧につるや雑草を刈り取ります。

植樹した木の周囲は、植樹を傷つけないよう鎌を使って、丁寧につるや雑草を刈り取ります。

現在立ち入り禁止の勝峰高原は、山菜や草花の群生地です。

現在立ち入り禁止の勝峰高原は、山菜や草花の群生地です。

背丈ほどもあった雑草が刈り取られ、刈られた雑草が肥料となって、クヌギは夏の日差しを受けて成長します。

背丈ほどもあった雑草が刈り取られ、刈られた雑草が肥料となって、クヌギは夏の日差しを受けて成長します。

日の出山の谷間の さかな園

 日の出山から派生する尾根の間には豊富な沢があり、それらの沢は北大久野川、平井川、幸神川にあつまり、さらに平井川に合流して、多摩川に架かる五日市線の鉄橋下で多摩川に注いでいます。

 平井川は、日の出山のクロモ岩の下を源泉とする本流で、少し下ったところにマス釣りやバーベキュー場を備えた、さかな園があります。

 山間地としては全国的に珍しい、ほぼ100パーセントの下水道完備により清流がよみがえり、安心して川遊びや釣りが楽しめます。
山登りと共に、清流での川遊びでお楽しみください。

さかな園はつるつる温泉への途中に有り、マス釣りやつかみ取り、バーベキューで遊んだあと、温泉で疲れをいやすコースがお勧めです。

さかな園はつるつる温泉への途中に有り、マス釣りやつかみ取り、バーベキューで遊んだあと、温泉で疲れをいやすコースがお勧めです。

バーベキューの材料は全て揃っているので、手ぶらで来てもも楽しめます。

バーベキューの材料は全て揃っているので、手ぶらで来てもも楽しめます。

バーベキュー場は屋根があり、天候に左右されず、夏でも涼しい。

バーベキュー場は屋根があり、天候に左右されず、夏でも涼しい。

川は浅く、流れも穏やかで、小さな子供も安心して遊べます。

川は浅く、流れも穏やかで、小さな子供も安心して遊べます。

小さな子供には、釣りより鱒のつかみ取りが楽しそう。

小さな子供には、釣りより鱒のつかみ取りが楽しそう。

鱒も必死で逃げ回り、ブロックの隙間に逃げ込みます。

鱒も必死で逃げ回り、ブロックの隙間に逃げ込みます。

さて、何匹取れたでしょうか。

さて、何匹取れたでしょうか。

子供は鱒の素早い反応と、捕まえたときの力強い動きにびっくりです。

子供は鱒の素早い反応と、捕まえたときの力強い動きにびっくりです。

炭火で塩焼きにすると、骨まで火が通り、骨まで食べられ、カルシュームたっぷりの健康食品の王様です。

炭火で塩焼きにすると、骨まで火が通り、骨まで食べられ、カルシュームたっぷりの健康食品の王様です。

ばあちゃん、はもっぱら食べる係り。

ばあちゃん、はもっぱら食べる係り。

子供は大きな鱒より小動物が好き。タニシやカエルを追いかけます。

子供は大きな鱒より小動物が好き。タニシやカエルを追いかけます。

カエルをゲット。今日最高の獲物です。

カエルをゲット。今日最高の獲物です。

川遊びに飽きたら、わんぱく広場でアドベンチャー。 近くのつるつる温泉でゆっくりと疲れをとれば、爽やかな一日になります。

川遊びに飽きたら、わんぱく広場でアドベンチャー。
近くのつるつる温泉でゆっくりと疲れをとれば、爽やかな一日になります。

大久野幼児園 日の出山登山

 日の出町の大久野に、ユニークな自然保育を実践する「大久野幼児園」森の教室があり、年中・年長組は昼寝をせず、天候にかかわらず一日中森の中の園庭で遊び、学んでいます。

 毎週金曜日は「お山の日」として、朝からお弁当や雨具をリュックに詰めて山や川に出かけていて、日の出山の会の会員もボランティアで付き添っています。

 毎年3月になると卒園児は保護者同伴で、日の出町で一番高い日の出山(902m)に登りますが、今年は都合により五日市の金毘羅山に変更になりましたので、卒園後に日の出登山を体験したいと、日の出山の会にガイドを依頼されました。

 卒園登山ではつるつる温泉から直接日の出山へ登る短いコースですが、小学生になったのでちょっと大人のコースとして、白岩の滝から麻生山を経て日の出山への、変化に富んだコースとしました。

上図は国土地理院の地形図に、当日のGPS軌跡データを落とし込んだもの。地図右下の肝要の里をスタートし、白岩の滝下まで車で移動。白岩の滝から麻生山の山頂を辿り日の出山へ。下山は尾根道のあご掛け岩コースを不動沢の出会いへ下り、車で肝要の里へ移動し解散。

上図は国土地理院の地形図に、当日のGPS軌跡データを落とし込んだもの。地図右下の肝要の里をスタートし、白岩の滝下まで車で移動。白岩の滝から麻生山の山頂を辿り日の出山へ。下山は尾根道のあご掛け岩コースを不動沢の出会いへ下り、車で肝要の里へ移動し解散。

肝要の里賑わい広場のモニュメントに登る卒園生とその兄弟、保護者達

肝要の里、賑わい広場のモニュメントに登る卒園生とそのきょうだい、保護者達。日の出山の会のガイドで出発します。

白岩の滝登山口に有るトイレは、山のトイレとしてはわりときれいで、これから山に入る人にとっては、とてもありがたい。大切に使おう。

白岩の滝登山口に有るトイレは、山のトイレとしてはわりときれいで、これから山に入る人にとっては、とてもありがたい。大切に使おう。

トイレを過ぎればすぐに山道に入る。沢沿いの道は日陰で夏でも涼しい登山ができる。

トイレを過ぎればすぐに山道に入る。沢沿いの道は日陰で夏でも涼しい登山ができる。

白岩の滝の最初の滝の展望台。この右手に雨乞いの滝がある。昔、日照りが続くと、この川の下流の平井村から、むしろ旗を掲げて雨乞いに来て、桶に水を汲み天秤で担いで持ち帰り、畑にまくと雨を呼んだそうです。

白岩の滝の最初の滝の展望台。この右手に雨乞いの滝がある。昔、日照りが続くと、この川の下流の平井村から、むしろ旗を掲げて雨乞いに来て、桶に水を汲み天秤で担いで持ち帰り、畑にまくと雨を呼んだそうです。

クリタ工業が桜やモミジなどを植えた四季彩の森のベンチで休憩。もう少しで森林から抜けて、明るい尾根道に飛び出します。

クリタ工業が桜やモミジなどを植えた四季彩の森のベンチで休憩。もう少しで森林から抜けて、明るい尾根道に飛び出します。

タルクボ林道を横切り、白岩の滝の源泉を過ぎると、麻生山林道へ飛び出す。司会は一気に開け、目指す日の出山の山頂や梅野木峠、高峰山、三室山が見渡せる。

タルクボ林道を横切り、白岩の滝の源泉を過ぎると、麻生山林道へ飛び出す。視界は一気に開け、目指す日の出山の山頂や梅野木峠、高峰山、三室山が見渡せる。

森の教室の子供は元気。水分補給をするとすぐに崖登りが始まり、疲れ知らずだ。

森の教室の子供は元気。水分補給をするとすぐに崖登りが始まり、疲れ知らずだ。

我が子のためなら母はつよし!・・全ルートを踏破しました。

我が子のためなら母はつよし!・・全ルートを踏破しました。

伐採が終わった斜面を麻生山へ向かいます。

伐採が終わった斜面を麻生山へ向かいます。

伐採の終わった斜面は日当たりが良く、様々な花が咲き、蝶が舞っていました。

伐採の終わった斜面は日当たりが良く、様々な花が咲き、蝶が舞っていました。

最初のピーク麻生山に到着。

最初のピーク麻生山に到着。

最初のピーク麻生山では、山名と標高を示す杭をみんなで打ち込みました。

最初のピーク麻生山では、山名と標高を示す杭をみんなで打ち込みました。

みんな元気で日の出山の山頂に到着です。

みんな元気で日の出山の山頂に到着です。

みんなで鐘をついて、幸せを願いました。

みんなで鐘をついて、幸せを願いました。

山頂に設置した幸せの鐘の前で記念撮影。小学生生活が幸せでありますように。

山頂に設置した幸せの鐘の前で記念撮影。小学生生活が幸せでありますように。

頂上直下の東雲山荘の見学。夏休みにお泊り会ができたらいいね。

頂上直下の東雲山荘の見学。夏休みにお泊り会ができたらいいね。

下山は改修されたばかりの、丸太の階段をつるつる温泉に向けて下山しました。

下山は改修されたばかりの、丸太の階段をつるつる温泉に向けて下山しました。

全員けがもなく、元気に出発点の肝要の里に戻ってきました。時間がオーバーすれば、麻生山はパスと考えていましたが、予定のコースを全て踏破し、想定内の時間で帰着しました。さすがは森の教室の親子です。

全員けがもなく、元気に出発点の肝要の里に戻ってきました。時間がオーバーすれば、麻生山はパスと考えていましたが、予定のコースを全て踏破し、想定内の時間で帰着しました。さすがは森の教室の親子です。

 

日の出山開き 安全祈願祭

 恒例の日の出山開きは4月11日に肝要の里で、消防署、警察署、自然保護官などの関係各署や橋本町長はじめ役場の関係者その他大勢の出席により、小雨の中で実施されました。

 日の出山山頂での開山祭は雨天のため中止し、肝要の里での安全祈願祭の中でパフォーマンスし、雨天のため危ぶまれていた山開き記念登山は参加者の希望もあり、装備のしっかりした人に絞って実施し、予定通りに下山しました。

雨天の中、ご参加いただいた方々に御礼を申しあげます。

小雨の中、肝要の里の賑わい広場に日の出山に向かって祭壇を設け、山の安全を祈願しました。

小雨の中、肝要の里の賑わい広場に日の出山に向かって祭壇を設け、山の安全を祈願しました。

 

幸神神社の神官による遥拝式のお祓いが、しめやかに行われました。

幸神神社の神官による遥拝式のお祓いが、しめやかに行われました。

日の出町長などの来賓による玉串奉奠で、山の安全を祈願しました。

日の出町長などの来賓による玉串奉奠で、山の安全を祈願しました。

満開の山桜をバックに、日の出山幸せの鐘のお清めと、初たたきによるお清めが行われました。

満開の山桜をバックに、日の出山幸せの鐘のお清めと、初たたきによるお清めが行われました。

四方払いの演武をする場を清めます。

四方払いの演武をする場を清めます。

安全祈願終了後、忍者の会「野忍」による四方払いで邪気を払います。

安全祈願終了後、忍者の会「野忍」による四方払いで邪気を払います。

大根を邪気に見立てて四方に立て、邪気を払う四方払いの演武を披露しました。

大根を邪気に見立てて四方に立て、邪気を払う四方払いの演武を披露しました。

雨天のため日の出山頂での開山祭は取りやめ、肝要の里での安全祈願祭の中でパフォーマンスしました。

雨天のため日の出山頂での開山祭は取りやめ、肝要の里での安全祈願祭の中でパフォーマンスしました。

小雨のため、山開き記念登山も危ぶまれていましたが、参加者の希望もあり、装備の充実した人に絞り実施しました。

小雨のため、山開き記念登山も危ぶまれていましたが、参加者の希望もあり、装備の充実した人に絞り実施しました。

麻生山山頂は霧に包まれ、静寂さに包まれていました。

麻生山山頂は霧に包まれ、静寂さに包まれていました。

クロモ岩から上の登山道の階段も、新しい丸太に改修されました。

クロモ岩から上の登山道の階段も、新しい丸太に改修されました。

日の出山山頂は現在整備中で、東屋の周辺や中段の周回路、東雲山荘の外壁などの改修などが行われています。

日の出山山頂は現在整備中で、東屋の周辺や中段の周回路、東雲山荘の外壁などの改修などが行われています。

山頂の標識は新しく建て替えられました。

山頂の標識も新しく建て替えられました。

日の出さくら祭りが開かれました

 4月4日に日の出町民グランドにて観光協会主催のさくら祭りが行われ、朝の内ぱらついた雨も止み、その後は曇り空でしたが風もなく、花曇りの暖かい一日でした。
 さくらの開花もタイミング良くほぼ満開で、周りの山々も桜百万本作戦で植えた桜が育って、緑の斜面を桜色に飾っていました。
 日の出山の会はこの一週間後に行われる恒例の「日の出山開き」の準備で忙しく、今年も出店参加をしませんでしたので、模擬店での買い物と桜見物を楽しんできました。

平井川の土手の桜並木に隣接した町民グランドのさくら祭り会場には、模擬店やステージが設置され、曇り空でしたが暖かな日に恵まれ、賑わっていました。

平井川の土手の桜並木に隣接した町民グランドのさくら祭り会場には、模擬店やステージが設置され、曇り空でしたが暖かな日に恵まれ、賑わっていました。

DSC02753トリム圧縮低解像

桜並木をバックにしたステージでは、盛りだくさんの出演がありましたが、開会式の時点で小雨がぱらついたため、湿気に弱いお琴や三味線を使う邦楽愛好会のステージはキャンセルとなり、聞くことができませんでした。雨はすぐに止み、その後のステージには支障なく、会場を賑あわせていました。

DSC02748トリム圧縮低解像

フリーマーケットのスペースも設けられ、品定めや掘り出し物探しを楽しんでいました。

DSC02771トリム圧縮低解像

町民グランドの向かい側に有る、アメリカのレーガン大統領と中曽根元首相の、日の出山荘会談を記念した記念碑の有る桜の里も見ごろを迎えていました。

DSC02781トリム圧縮低解像


記念碑からさくら祭りの会場の町民グランドを見ると、桜の花のドーナツのようでした。(照明の鉄塔の所が会場)

 

如月まつりに出店とステージ出演をしました

 昨年は記録的な大雪で中止されたきさらぎ祭りも、今年は会場を肝要の里から日出町庁舎前広場に変えて、2月28日の土曜日に開催されました。

 日の出山の会では今回は、とん汁やコーヒーなどの飲物や竹細工、日出山山頂近くの天空菜園で栽培している有機酵素栽培の野菜などを販売し、ステージ脇にパネルを設置して、日出山山頂からの眺望の写真を展示しました。

 また、ステージでは日の出山の会会員であり、プロのピアニスト江原千咲子さんが、午前と午後の2回出演し、会場盛り上げました。

 午後のフリータイムのステージには大久野幼児園「森の教室」の園児たちによる「日の出のたけちゃん」その他のダンスなどで会場を賑わせました。

日の出山の会は幸せの鐘を設置し、トン汁などの販売をし、トン汁は大好評で午前中で売り切れました。

日の出山の会は幸せの鐘を設置し、トン汁などを販売。トン汁は大好評で100食が午前中で売り切れました。

天候に恵まれて暖かな日差しの中で、ピアノの演奏を聴きながら、家族連れで飲食を楽しんでいました。

天候に恵まれて暖かな日差しの中で、ピアノの演奏を聴きながら、家族連れで飲食を楽しんでいました。

ステージは保健センターの階段上の玄関舞うに設営しました。日の出山の会のステージでピアノ演奏をする江原千咲子さん。

ステージは保健センターの階段上の玄関前に設営しました。日の出山の会のステージでピアノ演奏をする江原千咲子さんです。

日の出山の会のステージで演奏する江原千咲子さん。大型アンプから流れるピアノ演奏は迫力十分でした。

日の出山の会のステージで演奏する江原千咲子さん。大型アンプから流れるピアノ演奏は迫力十分でした。

フリーステージで飛び入り参加した「森の教室」の園児は、自分たちで染めた絞りの藍染めTシャツを着て出演し、日の出山の会のキャラクターソング「日の出のたけちゃん」を元気に踊りました。

フリーステージで飛び入り参加した「森の教室」の園児は、自分たちで染めた絞りの藍染めTシャツを着て出演し、日の出山の会のキャラクターソング「日の出のたけちゃん」を元気に踊りました。

ステージの横にパネルを設置し、日の出山の山頂からの写真を展示しました。

ステージの横にパネルを設置し、日の出山の山頂からの写真を展示しました。

日の出山に登ったことのない人も多く、眺望の素晴らしさに感心していました。

日の出山に登ったことのない人も多く、眺望の素晴らしさに感心していました。

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白山神社からの初日の出

 昨年は大晦日より日の出山山頂にテントを張り、甘酒や暖かいコーヒー等を販売し、幸せの鐘を設置して「清酒幸せの鐘」の販売をしながら1100人を超す登山者と共に初日の出を迎えました。

 今年は日の出山から派生する尾根の、台沢林道の東端のピークとなる、白山神社の山で初日の出を迎えました。

 白山神社は、近隣市町村の内でも屈指の初日の出ビューポイントとして知られ、車でも登れる手軽さから、毎年多くのご来光参拝者で賑わいます。

 今年は前日の深夜に突風が吹き荒れ、雪も舞ったためか人出も少なく、社務所で打ち鳴らす太鼓の音と共に、厳かな初日の出を満喫できました。

 ご来光の後は風格のある参道を辿り、白山神社の社殿に参拝し初参りで本年の無事を祈念して下山しました。

 

夜半の強風のため、国旗やかがり火が外された社殿

夜半の強風のため、国旗やかがり火がなどが外された社殿。

社務所から社殿への参道は、千年を超える歴史の荘厳な趣が漂う。

社務所から社殿への参道は、千年を超える歴史の荘厳な趣が漂う。

日の出前の空は地平線を雲が覆い、地上はまだ街路灯が消えず、眠りから覚めていません。

日の出前の空は地平線を雲が覆い、地上はまだ街路灯が消えず、眠りから覚めていません。

東に広がる都心は雲に覆われ雲間が赤く染まり、日の出の時間が来たことを知らせている。

東に広がる都心は雲に覆われ雲間が赤く染まり、日の出の時間が来たことを知らせています。

予定時刻より35分遅れで、ようやく雲の上に顔を出す。

予定時刻より35分遅れで、ようやく雲の上に顔を出す。

神楽殿では日の出と同時にお囃子の奉納をする手はずでしたが、日の出を待ち切れず、日の出予定時間から奉納を開始していました。

神楽殿では日の出と同時にお囃子の奉納をする手はずでしたが、日の出を待ち切れず、日の出予定時間から奉納を開始していました。

 

 

東雲山荘前広場の一日(日の出山登山者動向調査)

 日の出山山系の紅葉がピークに差し掛かった11月15日に、紅葉シーズンの日の出山への登山者調査を兼ねて、清酒幸せの鐘の販売を実施しました。

 調査ポイントは、日の出山山頂直下の東雲山荘の前庭で、御岳山、五日市、つるつる温泉などへの分岐点であり、トイレも設置されているため多くの人が通過したり、トイレ休憩する場所を選びました。

 東雲山荘の前庭に幸せの鐘を設置し、日の出山登頂記念のタグ付きの清酒「幸せの鐘」をおき、鐘をたたいて祈願した人に、お賽銭の返礼として提供しました。

 晴天の土曜日とあって御岳山からの登山者が多く、御岳のケーブルカーは1時間待ちとのこと。調査ポイントには多い時で47人ほどが休憩し、山頂の昼食時には270人ほどの人で埋まりました。

 御嶽山周辺への登山者は、見晴らしの良い日の出山山頂を昼食ポイントとして、つるつる温泉、金毘羅尾根、梅郷の各方面に下山していき、下山路の内でも、つるつる温泉コースは交通の便が良く、最も人気のコースでした。

11月15日、日の出山山頂直下の東雲山荘は紅葉の真っ盛りでした。

11月15日、日の出山山頂直下の東雲山荘は紅葉の真っ盛りでした。

 

ケーブルカーが使える手軽なコースのため、ファミリー登山も多い。

ケーブルカーが使える手軽なコースのため、ファミリー登山も多い。

団体のツアー客もあり、東雲山荘の見学などもにぎわった。

団体のツアー客もあり、東雲山荘の見学などもにぎわった。

最近では山ガールと呼ばれる、若い女性の単独登山も多くみられます。

最近では山ガールと呼ばれる、若い女性の単独登山も多くみられます。幸せの鐘に願いを込めていました。

山頂で昼食を済ませ、御岳山へと向かう登山者も多くいて、日の出山頂は人気のスポットです。右手の建物はトイレ。

山頂で昼食を済ませ、御岳山へと向かう登山者も多くいて、日の出山頂は人気のスポットです。右手の建物はトイレ。

日の出山に登頂された皇太子殿下と、幸せの鐘のいわれを読む登山者。

日の出山に登頂された皇太子殿下と、幸せの鐘のいわれを読む登山者。

それぞれがそれぞれに、幸せの鐘に願いを込めていました。

それぞれがそれぞれに、幸せの鐘に願いを込めていました。

 

大久野イルミネーション「天正寺の大銀杏ライトアップ」

   毎年11月の最終土曜日から大晦日にかけて行われる、「大久野を明るくする会」による街路樹のイルネーションに先駆けて、11月8日に今年初めて「天正寺の大銀杏」をライトアップをしました。

   この銀杏の木は、明治15年(1882年)におきた、当時の大久野村全村と隣村の平井村北部を焼き尽くす大火から復活して大樹となった古木で、高台に有るため毎年見事な黄葉が広範囲から眺められます。

   11月8日18時から2本の大銀杏をライトアップし、天正寺の本堂では雅楽の楽器の笙が演奏され、境内では暖かいトン汁がふるまわれ、和紙で出来た行燈も並び、優雅な空間を醸しだしました。

 日の出山の会は、本堂内の笙の演奏を境内に流す、音響の部門を担当しました。

十五夜お月さん雲の陰・・・群雲から見え隠れする満月と天正寺大銀杏の遠望

十五夜お月さん雲の陰・・・群雲から見え隠れする満月と天正寺大銀杏の遠望。

本堂への階段には、和紙で作られた行燈が並び、ろうそくの柔らかな光に包まれていました。

本堂への階段には、和紙で作られた行燈が並び、ろうそくの柔らかな光に包まれていました。

本堂内では伶楽舎に所属する雅楽奏者、田島和枝さんによる笙が演奏されました。

本堂内では伶楽舎に所属する雅楽奏者、田島和枝さんによる笙が演奏されました。

天正寺の境内には暖かいトン汁のサービスがあり、ライトアップされた大銀杏の下で雅楽の演奏にタイムスリップを思わせていました。

天正寺の境内には暖かいトン汁のサービスがあり、ライトアップされた大銀杏の下で雅楽の演奏にタイムスリップを思わせていました。