日の出山の会

秩父多摩甲斐国立公園の東端、日の出山の自然を舞台に活動するクリエイター集団

〒190-0181 東京都西多摩群日の出町大久野

ブログ

竹の子狩り体験 寺山竹の子園

 今年も竹の子掘りの季節になりました。 竹の子の生育は偶数年は豊作で、奇数年は不作の年になります。

 今年は2018年で偶数年の為豊作の年に当り、しかも3月の気温が高かったので例年より2週間ほど早く、3月の下旬から竹の子が芽を出しています。日の出町の寺山竹の子園では、4月に入り本格的に育ち始めましたので、開園しています。

 あくの無いおいしい竹の子で、リピーターの多い寺山竹の子園は4月7日(土)から開園いたしました。

完全予約制ですから必ず下記の電話で状況を確認して、来園日と人数を予約してください。
  予約の電話番号は 042-597-1209 「小山」です

 堀り採る道具は寺山竹の子園でお貸ししますので、山に入るスニーカーなど汚れても良い服装で、軍手や持ち帰り用のレジ袋などを持参してください。 掘り採った竹の子は、1kg 500円でお持ち帰りいただきます

寺山竹の子園は標高350mほどの山間地のため、平地の竹の子と違った育成をしているため、それに合った掘り方を模型を使って説明してくれます。

寺山たけのこ園の受付。ここで掘り方を丁寧に教えてくれ、たけのこ堀の道具を貸してくれる。

竹林は古い順に伐採いされ、10年未満の元気な若竹に管理されているので、落ち葉だけの養分で育つ超自然で、竹の子も柔らかくてあくが無いのが特長です。

竹の子の曲がり具合で地下茎の一がわかるので、地下茎側に鍬を入れる。見分け方は入園時に詳しく教えてくれます。

背丈は低くても根元が太く、ピラミッド型のものが柔らかく肉厚でおいしい。この大きさで2.5キロぐらいか?

カーナビで行く人は電話番号では自宅に案内されます。日の出役場、大久野小学校、大久野中学校、萱窪交差点などで検索し、そこから電話をすれば案内してくれます。

 

日の出三山麻生山の初日の出

日の出三山の麻生山(あそうやま)は、山頂の展望が開けて2回目の元旦を迎えました。

 昨年の元旦の麻生山山頂は、まだ展望が開けて10日ほどしかたっていなかったため、登頂者は5名でしたが、ホームページなどで紹介したためか、今年は21名の登頂者が初日の出を迎えていました。

 また、多くの人が三脚を据えての撮影をしており、「日の出山は人が多くて三脚を据えられないのでこっちへ来た」と言う人も居ました。
 山頂は東に向けて幅広くスペースがあるため、三脚の設置も自由で、カメラマニアにとってはこれから人気が出るのではないでしょうか。
 日の出山と同様に、麻生山林道を下れば、直接につるつる温泉へ着くので温泉と飲食も楽しめ、玄関先からおとそ気分でバスに乗り、歩かずに五日市駅へ着きます。

地表から数十メートルは霞がかかっていて、その向こうの低い位置に雲があるが、上空は晴れているので、薄雲のフィルター効果による真紅のきれいな日の出が期待できた。

日の出予定時刻の6時50分を5分ほど過ぎたころ、雲の上端が輝きはじめ、光芒がオレンジ色のグラディーションを描き始めました。

6時57分、日の出三山麻生山に新年の夜明けが、オレンジ色の光芒と共に訪れました。

新年の太陽はオレンジ色の強烈な光を放ち、麻生山の山頂は朝日に包まれ、ほほにはかすかな温かみを感じました。

横浜から上州方面への、180度を超す視界の空間を、天とに地に染め分けた2017年の初日の出。

昨年の山頂は5人の登山者でしたが、今年は21人に増え、多くの人が三脚を据えて撮影していました。日の出三山のご来光スポットとして知れてきたようです。

日が昇ると地表の気温が上がり、一時的にもやが濃くなり、ビル群が霞みに包まれるが、時間と共に霞が消えて、東京湾に陽射しが反射し、キラキラと輝きだす。

筑波山も棚引く霞の上に、端麗な裾を引いて現れた。

元旦の朝は忙しい。10時からの白山神社元旦祭に間に合うよう、急いで撮影機材をたたみ、オレンジ色の光に包まれた山頂を後にした。

日の出三山はご来光のビューポイント

 日の出三山は日の出町を代表する日の出山、麻生山、勝峰山で、その名の通り都心のビル群の向こうから昇る日の出を、東側に180度以上開けた山頂から展望することができます。

 主峰の日の出山(902m)の初日の出は特に有名で、毎年の元旦の山頂はご来光を迎える1000人以上の登山者で溢れます。

 麻生山(あそうやま)(794m)は昨年末に山頂が景観皆伐され、東側の展望が180度以上に開けたため、日の出山に負けないご来光ポイントになっていて、静寂の中でご来光を堪能できます。

 勝峰山はH28年の4月に林道が開通したので、車で山頂直下まで登れます。但し林務作業道の規格で作られていますので、一般道と異なり安全対策が不十分ですから自己責任の元で林道走行の規則を守って徐行運転してください。
 林道走行に慣れない人は、林道入り口の空き地に駐車してして歩いても、20分ほどで第一展望台につきます。来光を迎えるには東側が開けた、第一展望台が最適です。

 勝峰山(かつぼうやま)は平将門伝説や昔話などが豊富に残る里山で、産地用の散策路には解説看板が設置されています。これらについてはハイキングのページの、楽々登れる勝峰山をご覧ください。

日の出山から見るご来光は都心のビル群から登ります。なおこの写真は11月のため元旦はもう少し右から登ります。夜明け前に山頂に上れば、都心の夜景も絶景です。

日の出山での元旦の御来光は、御岳神社を参拝した登山者が、展望の良い日の出山でご来光を迎えるため、毎年1000以上の登山者で溢れます。麓のつるつる温泉へ下り温泉とお屠蘇で暖まれば、玄関前から五日市駅まで名物の機関車バスが出ていることも人気の要因です。

麻生山は27年の12月に景観皆伐が済み、東向きに180以上の展望が開けたため、日の出山と遜色ない御来光の展望台になりました。この山も麻生山林道を下れば、つるつる温泉へ下山できます。

麻生山は展望の利かない山として知られていたため、28年元旦の御来光登山者は5名で、静寂の中で初日の出を迎えることができました。

勝峰山で迎えるご来光は都心へ10キロほど近づいているため、都心のビル群なども近づいて見えます。標高が低いの手他の2山より楽に登ることができます。

夜が明ければ、スカイツリーや新宿副都心の都庁舎や横浜方面まで展望することができます。また、勝峰山は伝説の豊富な山としても知られていて、登山口にはつるつる温泉行のバス停もあり、幸せの鐘のお酒を売る箕輪酒店もあります。

  

日の出山から江ノ島の花火を撮影

 関東平野を一望する日の出山は、元旦の初日の出を迎える絶好の山として1000人を超える登山者で溢れますが、晴れた日は遠く相模湾に浮かぶ江ノ島を見ることができます。

 7月~8月にかけて山頂から東京を中心に埼玉、千葉、神奈川県の各地の花火大会が見えますが、江の島の花火大会はなぜか秋たけなわの10月に行われます。

 今年は10月15日土曜日の午後6時から打ち上げられましたので山頂からの撮影にチャレンジしてきました。山頂から江ノ島まで直線でほぼ60Kmで、暗闇のため島影は撮れませんが花火の撮影は成功しました。

「昼間の江の島」 晴れた日は日の出山の山頂から、直線距離で60Km超離れた江の島を見ることができます。午前中は太陽の角度により海面が光り、島影がシルエットでくっきりと見えます。

「昼間の江の島」
晴れた日は日の出山の山頂から、直線距離で60Km超離れた江の島を見ることができます。午前中は太陽の角度により海面が光り、島影がシルエットでくっきりと見えます。

この日は栗名月の十五夜で、まだ残照の残る空に満月が輝き始めました。

この日は栗名月の十五夜で、まだ残照の残る空の東屋の上に満月が登り、都心のビルにぽつぽつと灯りがつき始めました。

江の島の花火大会開始の6時近くになると、残照は消えて満月と都心の灯りが輝き始めます。

江の島の花火大会開始の6時近くになると、残照は消えて満月と都心の灯りが輝き始めます。

江の島の花火大会の始まりです。ここから60Km超の距離です。

江の島の花火大会の始まりです。ここから60Km超の距離です。

花火の手前の山の形と、一枚目の写真の山の形を照らし合わせると、江の島の花火だとわかります。

花火の手前の山の形と、一枚目の写真の山の形を照らし合わせると、江の島の花火だとわかります。

江の島の片瀬海岸の2か所で打ち上げられるそうです。当日の山小屋(東雲山荘)宿泊客に地元の人が居て4尺玉も上がると言っていました。

江の島の片瀬海岸の2か所で打ち上げられるそうです。当日の山小屋(東雲山荘)宿泊客に地元の人が居て4尺玉も上がると言っていました。

終了間近に上がった数発の大きな花火が4尺玉だったようです。4尺玉と言えば直径120Cm超だからすごい!

終了間近に上がった数発の大きな花火が4尺玉だったようです。4尺玉と言えば直径120Cm超だからすごい!

撮影終了後に、山頂直下の東雲山荘の管理人室へお邪魔してきました。ベランダにはお月見のススキやお団子、お酒が飾られ、曇り空の場合の用心に満月の写真が飾られていました。

撮影終了後に、山頂直下の東雲山荘の管理人室へお邪魔してきました。ベランダにはお月見のススキやお団子などが饌えられ、曇り空の場合の用心に満月の写真が飾られていました。

満席の日の出山の課登山教室講演会「奥多摩の山岳遭難事故に学ぶ」

 毎年日の出山の会が実施している登山教室の講演会は、今年も9月28日に「日の出イオンホール」で実施しました。

 演題は「奥多摩の山岳遭難事故に学ぶ」と題して、元青梅警察署山岳救助隊副隊長の金邦夫氏により身近な山での遭難を例にとって講演していただきました。

 身近な山での具体的な話題のため、150席用意した座席も満席となり、急きょ追加して160名を超える参加者による講演会となりました。

 講演内容は、日原の川乗谷での遭難などを例にとり、山岳遭難の多くが疲労の蓄積した下山路での道迷いから発生するので、余裕を持った登山を心がけるよう強調していました。

会場には大久野を明るくする会の「フラッシュアップ事業」の写真パネルの展示も行われました。

会場には大久野を明るくする会の「フラッシュアップ事業」の写真パネルの展示も行われました。

講演に先立ち、日の出町木崎副町長の挨拶がありました。

講演に先立ち、日の出町木崎副町長の挨拶がありました。

本題に入る前に、奥多摩で実際に有った山岳遭難事故の救助の記録ビデオの視聴から始まった。

本題に入る前に、奥多摩で実際に有った山岳遭難事故の救助の記録ビデオの視聴から始まりました。

身近な山の具体的遭難例のため、聴衆は最後まで熱心に聞いていました。

身近な山の具体的遭難例のため、聴衆は最後まで熱心に聞いていました。

西の風新聞に掲載されましたので、転載させていただきました

西の風新聞に掲載されましたので、転載させていただきました

毎日新聞に掲載されましたので、転載させていただきました。

毎日新聞に掲載されましたので、転載させていただきました。

 

日の出三山は花火の展望台

 日の出三山とは日の出町の標高902mの日の出山、794mの麻生山、454mの勝峰山の三山を示し、日の出町の関東平野を見晴らす展望の山としての総称です。
 この「日の出三山」は東に向かって眺望が開けているため、その名の通り日の出を迎える格好の展望台として人気があり、元旦の初日の出を迎える大勢の人で賑わいます。
 それと同時に関東平野の夜景も素晴らしく、7月から10月にかけて東京、千葉、埼玉、神奈川の花火大会の展望台としても一部のマニアに知られています。
 花火を鑑賞するには、登りは明るいうちに登頂できますが、下山は深夜になるため、山慣れた人のみの特権として静かな山頂に、遠く響く意外に大きな花火の音と共に、幽玄な世界に浸ることができます。

日の出三山・日の出山からの花火(7月最終土曜日)

この日は昼過ぎまでにわか雨がぱらつき、眺望はだめとあきらめていましたが、雲が切れてきたのでダメもとで花火撮影を決行。山頂では夕焼け雲がきれいでした。

日の出三山の最高峰、日の出山(902m)のふもとは昼過ぎまでにわか雨がぱらつき、眺望はだめとあきらめていましたが、雲が切れてきたのでダメもとで花火撮影を決行。山頂では夕焼け雲がきれいでした。

山頂から真西の御岳神社(左端)と右へ連なる宿坊に灯が灯り始めました。

山頂から真西の御岳神社(左端)と右へ連なる宿坊に灯が灯り始めました。右端の灯りが御岳ケーブル駅。

稜線からわずかに顔を出す富士山の山頂にも灯が灯りました。西の空はよく晴れていましたが、さて・・・・。

高岩山の稜線からわずかに顔を出す富士山の山頂にも灯が灯りました。西の空はよく晴れていましたが、さて東は・・・・。

東の空はひるまの雨模様にしては期待以上の眺望でしたが、霞がかかり、目的のスカイツリーと隅田川の花火のコラボレーション写真は無理のようです。

東の空は昼間の雨模様にしては期待以上の眺望でしたが、霞がかかり、目的のスカイツリーと隅田川の花火のコラボレーション写真は無理のようです。

先ずは立川の昭和記念公園の花火が始まりました。さすがに大きく見え、音もはっきりと聞こえてきます。

先ずは立川の昭和記念公園の花火が始まりました。さすがに大きく見え、音もはっきりと聞こえてきます。

右下の日の出夏祭りの花火も始まりました。都心のビルの灯りも霞んていて、隅田川の花火とスカイツリーのコラボ写真は無理のため、立川と日の出の花火のコラボ写真に集中しました。

右下の日の出町夏祭りの花火も始まりました。都心のビルの灯りも霞んていて、隅田川の花火とスカイツリーのコラボ写真は無理のため、立川と日の出の花火のコラボ写真に集中しました。

日の出夏祭りの盆踊りも終わり、スターマインのにぎやかな花火をフィナーレにして静寂へと戻りました。

日の出夏祭りの盆踊りも終わり、スターマインのにぎやかな花火をフィナーレにして静寂へと戻りました。

日の出三山・麻生山からの花火(7月最終土曜日)

日の出三山の麻生山(794m)は昨年の12月に景観皆伐を行い、埼玉から横浜までの180度以上の視界が得られるようになりましたので、元旦の御来光撮影に続いて夏の夜景と花火の撮影に行きました。熊野目撃情報がある中、林道で大きな動物が横切ったのでさては動画思いましたが、草むらからカモシカがこちらを見ていました。春にも近くでカモシカに遭遇しました。

日の出三山の麻生山(794m)は昨年の12月に景観皆伐を行い、埼玉から横浜までの180度以上の視界が得られるようになりましたので、元旦の御来光撮影に続いて夏の夜景と花火の撮影に行きました。熊の目撃情報がある中、林道で暗闇の中を大きな動物が横切ったので、さては熊かと身構えましたが、草むらからカモシカがこちらを見ていました。5月にも近くでカモシカに遭遇しました。熊はまだ見ていません。

昨年狙った隅田川の花火とスカイツリーのコラボ写真を今年は麻生山の山頂から狙ってみた。昨年の日の出山よりは霞が少なく、都心の光も青く輝いていましたが、スカイツリーは光が弱くまたもや空振りとなりました。立川の昭和記念公園と日の出町夏祭りの花火は、霞が少なく鮮やかな色をしていました。

昨年狙った隅田川の花火とスカイツリーのコラボ写真を、今年は麻生山の山頂から狙ってみました。昨年の日の出山よりは霞が少なく、都心の光も青く輝いていましたが、スカイツリーは光が弱く、またもや空振りとなりました。立川の昭和記念公園と日の出町夏祭りの花火は、霞が少なく鮮やかな色をしていました。

左の隅田川の花火に比べて、スカイツリーの照明ははるかに弱いためと霞のためスカイツリーが映りませんが、左の隅田川の花火のすぐ右にスカイツリーがあります。右側の花火は昭和記念公園の花火です。

左の隅田川の花火に比べて、スカイツリーの照明ははるかに暗いのと、霞のためスカイツリーが映りませんでしたが、左の隅田川の花火のすぐ右にスカイツリーがあります。右側の花火は昭和記念公園の花火です。

隅田川の花火は、直線距離で50キロほど離れているが、規模が大きくここからもはっきり見える。スカイツリーが見えれば花火との高さ比べができて、面白いだろう。来年もチャレンジしたい

隅田川の花火は、直線距離で50キロほど離れていますが、規模が大きくここからもはっきり見えます。スカイツリーが見えれば花火との高さ比べができて、面白いだろうと思い、来年もチャレンジしたい。

夜も更けて花火も終わり、気温が下がり始めると次第に霞も薄まり、スカイツリーが見え始めた。スカイツリーは淡い照明のため、夏場の撮影は難しい。クマが出没する麻生山林道を一人で下山中に、大型動物が前を横切った。クマではなくカモシカが草むらからこちらを見ていた。カメラを用意しているうちに、姿を消した。この山でカモシカとの遭遇は2度目だ。クマとはまだ無い。

夜も更けて花火も終わり、気温が下がり始めると次第に霞も薄くなり、スカイツリーが見え始めました。スカイツリーは淡い照明のため、湿度の高い夏場の撮影は難しい。クマの目撃情報がある麻生山林道を一人で下山中に、大型動物が前を横切ったのでドッキリ。クマではなくカモシカが草むらからこちらを見ていました。カメラを用意しているうちに、姿を消しました。この山でカモシカとの遭遇は2度目です。クマとはまだ無い。

日の出三山・勝峰山からの花火(8月第1土曜日)

日の出三山勝峰山(かつぼうやま454m)標高が低いので、他の2山とは違った俯瞰角度の眺望が得られます。また林道が開通したため手軽に登れるのでカメラマンも多く集まり、今年は日の出山や麻生山のように一人占めの贅沢はできませんでした。

日の出三山勝峰山(かつぼうやま454m)標高が低いので、他の2山とは違った俯瞰角度の眺望が得られます。また林道が開通したため手軽に登れるのでカメラマンも多く集まり、ここでは日の出山や麻生山のように、一人占めの贅沢はできませんでした。

今日8月第一土曜日は花火大会のラッシュで江戸川、板橋、昭島、青梅など、大小10か所以上の花火大会が見られる。近くの青梅の花火をとる人が多かったが、私はまた江戸川の花火とスカイツリーのコラボを狙った。

今日8月第一土曜日は花火大会のラッシュで、江戸川、板橋、昭島、青梅など、大小10か所以上の花火大会が見られ比です。この画面だけでも6か所の花火が写っています。尾根の向こうの青梅の花火を撮る人が多かったが、私はまた江戸川の花火とスカイツリーのコラボを狙ってみました。

今回は750mmの超望遠レンズを用意し江戸川花火とスカイツリーを狙ったが、花火はアップでとらえたが、スカイツリーはまた霞んで見えなかった。右から昭島、江戸川、板橋の花火です。

今回は750mmの超望遠レンズを用意して、江戸川花火とスカイツリーを狙いましたが、花火はアップでとらえられましたが、スカイツリーはまた霞んで見えませんでした。右から昭島、江戸川、板橋の花火です。

今回もスカイツリーと花火のコラボはあきらめて、他のカメラマンが狙う青梅の花火を撮った。距離は10キロ程度なので、さすがに花火も音もでかい。

今回もスカイツリーと花火のコラボ写真はあきらめて、他のカメラマンが狙う、尾根の向こう側の青梅の花火を撮りました。距離は10キロ程度なので、さすがに花火も音もでかい。

何尺玉か不明だが、大玉が上がると尾根よりはるかに高く上がり、こちらまで明るくなる。10月半ばまでは視界のどこかで花火が揚がっています。

何尺玉か不明ですが、大玉が上がると尾根よりはるかに高く上がり、こちらまで明るくなりました。今後は10月半ばまでは視界のどこかで花火が揚がっています。

森の教室写真展

 日の出町の大久野で、ユニークな自然保育を実践している大久野幼児園「森の教室」の写真展が、青梅市河辺駅前の西友河辺店4階のボッパルトホールで、8月25日から31日まで開かれています。

 日の出山の会は幼児期の山登りを主体とした自然保育に賛同し、毎週金曜日にサポーターとして園児につき添って山歩きをしています。

 この写真展にも協力して、写真撮影やパネルつくりを手伝い、今日はボッパルトホールへの会場設営に行ってきました。 盛りだくさんの写真や手作り絵本などが展示されていますので、ぜひ会場へおいで下さい。

会場は4階のボッパルトホールで、4階の駐車場に直結しています。

会場は4階のボッパルトホールで、4階の駐車場に直結しています。ほぼ設営も完成し、お客さんを待つばかりになりました。

入り口のディスプレイも完成し、早速子供の目を引いています。

入り口のディスプレイも完成し、早速子供の目を引いています。

ゆったりとした空間は、膨大な数に写真に取り囲まれています。

ゆったりとした空間は、膨大な数に写真に取り囲まれています。

手作り絵本のコーナーでは、卒園時のテーマに制作した絵本を手に取ることができます。

手作り絵本のコーナーでは、卒園時のテーマとして制作した絵本を手に取ることができます。

会場の一角にはビデオコーナーも設置され、ベンチに座ってゆっくりと鑑賞できます。

会場の一角にはビデオコーナーも設置され、ベンチに座ってゆっくりと鑑賞できます。

学校林草刈と源流流しそうめん

 日の出町の大久野中学校の林業体験授業として、つるつる温泉手前の山林にて、NPO法人花咲き村の指導により植林活動をしています。
 7月29日に花咲き村の主催で植林地の下草狩りを実施し、終了後平井川の源流の湧水で流しそうめんを実施することになり、日の出山の会もこのイベントにサポート隊として協力しました。
 当日は午前9時から、大久野中学の1~2年生とサポート隊を含めて七十数名の参加者により始まり、幸いに薄曇りの天候に恵まれて熱中症などの事故もなく作業を終了し、冷たい湧水の流しそうめんと揚げたてのてんぷらをたらふく食べて、終了しました。

学校林作りの現場はつるつる温泉と日の出山登山道入り口の三ツ沢の斜面で、植林地へ登ると滝本の先に日の出山の山頂が見えてきます。

学校林作りの現場はつるつる温泉と日の出山登山道入り口の三ツ沢の斜面で、植林地へ登ると滝本の谷間の先に日の出山の山頂が見えてきます。

指導員やサポーターからの説明を受け、草刈を開始する。初めて扱う大鎌の使い方は、基本をしっかり身につけないと大けがの元になる。

指導員やサポーターからの説明を受け、草刈を開始する。初めて扱う大鎌の使い方は、基本をしっかり身につけないと大けがの元になる。

説明を受けた後、指導員の先導で各持ち場へ分散する。急斜面と伸びだ雑草で一苦労だ。

説明を受けた後、指導員の先導で各持ち場へ分散する。急斜面と伸びだ雑草で持ち場へ行くのも一苦労だ。

植えた苗木を鎌で傷つけないように慎重に刈り込む。目印の棒がなくなっていることもあるので要注意だ。

植えた苗木を鎌で傷つけないように慎重に刈り込む。目印の棒や赤いテープが無くなっていることもあるので要注意だ。

鎌の扱いも慣れてくればスムースになる。大勢でかかれば仕上がりも早い。

鎌の扱いも慣れてくればスムースになる。大勢でかかれば仕上がりも早い。

草刈終了後に休憩をしながら、付近の植生についてや、周辺の地理や歴史についての紹介をする。

草刈終了後に休憩をしながら、付近の植生についてや、周辺の地理や歴史について各担当者から説明を受けた。

麓の駐車場に下り、装備を解いてから滝本の平井川源流へと向かう。

麓の駐車場に下り、装備を解いてから滝本の平井川源流へと向かう。

平井川源流の湧水を引き、流しそうめんの設営をする。

平井川源流の湧水を引き、流しそうめんの設営をする。

食べ盛りの中学生他70名以上の食欲を満たすために、長い竹の樋わ設営する。

食べ盛りの中学生他70名以上の食欲を満たすために、長い竹の樋を設置しスムースに麺が流れるかテストする。

お待たせしました、流しそうめんの開始です。草刈の労働の後の冷たいそうめんは、いくらでも食べられる。

お待たせしました、流しそうめんの開始です。草刈の労働の後の冷たいそうめんは、いくらでも食べられる。

渓流にかまどを据えてそうめんをゆでる。

渓流にかまどを据えてそうめんをゆでる。

そうめんにはてんぷらがつきものだ。大鍋で大量のてんぷらを揚げる。

そうめんにはてんぷらがつきものだ。大鍋で大量のてんぷらを揚げる。

撮れたて野菜の揚げたてのてんぷらは大好評。揚げるそばから品切れだ。

採れたて野菜を材料にした揚げたてのてんぷらは、ホカホカサクサクで大好評。揚げるそばから品切れだ。

最後に各サポート団体の紹介と生徒会からの挨拶で終了。お土産に檜のセンスが参加者に配られました。

最後に各サポート団体の紹介と大久野中学生徒会からの挨拶で終了。お土産に檜の扇子が参加者に配られました。

勝峰山整備活動

 日の出山の会はNPO里山の自然と歴史に触れ合う会(NPO触れ合う会)と協力して勝峰山の保全整備活動を実施しています。 今年も6月5日を皮切りに、勝峰山山頂近辺の草刈や、植樹及び苗木の育成などが始まりました。
 6月23日に第2回目の整備活動が行われ、梅雨の合間の晴れた一日を、熱中症に注意しながら山頂の澄んだ空気の中で草刈や、会員が育てた椿や藤の苗木を植えてきました。
 作業中にも何人かの散策者や、日の出山への尾根伝いを行くトレールランナーなどが通過していきました。
勝峰山についてのパンフレットは、日の出町の観光協会案内所や肝要の里、キリン館、五日市駅の観光案内所に置いてあり、このホームページのハイキングページにも掲載されていますので、併せてご覧ください。
 また、この活動に参加されたい方は、お問い合わせのページよりご連絡ください。

勝峰山林道は福音も4mと広く、すれ違いもできて、林道走行としては快適だがあくまでも林道の規格で、一般道の安全性は無く、自己責任での通行になる。

勝峰山林道は幅員も4mと広く、すれ違いもできて、林道走行としては快適だがあくまでも林道の規格で、一般道ほど整備されていないので、自己責任での通行になる。

右側のフェンスで仕切られた先が、級さのセメントの鉱山道路で通行止め。左手の道は、旧浅野セメントの鉱山道路を林道として転用し、勝峰山林道として山頂へ続いている。

林道を進むと、山頂下駐車場手前の、ヘアピンカーブ右側のフェンスで仕切られた先が、旧浅野セメントの鉱山道路で通行止め。左手の道は、旧浅野セメントの鉱山道路を林道として転用し、勝峰山林道として山頂へ続いている。ここを200mも進めば山頂下駐車場に出る。

午前8時30分に山頂下の駐車場に草刈機を荷揚げして作業に取り掛かる。

午前8時30分に山頂下の駐車場に草刈機や苗木を荷揚げして作業に取り掛かる。

猛烈な勢いで伸びる雑草や鎌では切れない徒長した枝などには、丸刃の草刈機が強い味方だ。

猛烈な勢いで伸びる雑草や鎌では切れない徒長した枝などには、丸刃の草刈機が強い味方だ。

梅雨に入れば雑草は一気に伸びるので、植栽した苗木の保護にも草刈は欠かせない。

梅雨に入れば雑草は一気に伸びるので、植栽した苗木の保護にも草刈は欠かせない。

植栽した苗木の根元は、苗木に傷を付けないように()まで丁寧に草を刈る。草刈機では手元が狂うと一瞬で苗木が切断されてしまう。

植栽した苗木の根元は、苗木に傷を付けないように鎌で丁寧に草を刈る。草刈機では手元が狂うと一瞬で苗木が切断されてしまう。

林道部分も車のわだち部分以外はすぐに草で覆われるので、雑草の成長と追いかけっこだ。

林道部分も車のわだち部分以外はすぐに草で覆われるので、雑草の成長と追いかけっこだ。

梅雨時の真夏日でも木綿のつなぎ服で全身を覆って、安全を確保する。それでも汗をかけばかくほど気化熱で冷えるので、水分補給は重要だ。

梅雨時の真夏日でも木綿のつなぎ服で全身を覆って、安全を確保する。それでも汗をかけばかくほど気化熱で冷えるので見た目より暑くないが、その分水分補給が重要だ。

真夏日の長袖での作業には水分補給が重要。定期的に木陰で水分の補給をする。

真夏日の長袖での作業には水分補給が重要。定期的に木陰で水分の補給をする。

景色が良く風の通り道の木陰は汗をかいた体に心地よく、始まったばかりの参議院選などをネタに、よもやま話に花が咲く

景色が良く風の通り道の木陰は汗をかいた体に心地よく、始まったばかりの参議院選などをネタに、よもやま話に花が咲く

午後は晴れ間が広がり、都心の視界も広がってきました。昼食後は夕立を警戒して、早めの下山としました。

午後は晴れ間が広がり、都心の視界も広がってきました。昼食後は夕立を警戒して、早めの下山としました。

 

日の出山幼児同伴登山

 日の出町の幸神神社の隣の森に自然保育を実施する大久野幼児園では、森の教室として年長及び年中組の2クラスは、毎週金曜日にお弁当を持って近隣のの山や田んぼに出かけて、自然の中で様々な体験をすることにより心身を鍛え、自然から様々なことを学んでいます。

 日の出山の会では、今年の卒園児を中心に在園児や先輩を含めての日の出山登山をサポートしており、今年も5月14日に、白岩の滝から麻生山~日の出山への本格的登山を実施しました。

 今年は参加者も多く、総勢77名となりましたが、晴天に恵まれた変化に富んだハイキングコースを、一人のリタイアや怪我もなく全員が出発地の肝要の里へ戻り、「肝要の里のヤギおじさん」からのアイスクリームの差し入れを食べ、親子双方から「楽しかったよ」との声のもとに解散しました。 

8時に肝要の里のにぎわい広場な集合、今日の行程や注意事項を受ける。

8時に肝要の里のにぎわい広場に集合、日の出山の会の星野さんから今日の行程や注意事項を受ける。

日の出山の会の沓澤さんの指導で、ストレッチ体操後、年齢や体力別に班編成をする。班編成は子供を良く知る保護者の出番だ。

日の出山の会の深沢さんの指導で、ストレッチ体操後、年齢や体力別に班の編成をする。班編成は子供を良く知る保護者の出番だ。

隊列を組んでの幼児の車道歩きは危険なため、白岩の滝登山口まで車で移動。

隊列を組んでの幼児の車道歩きは危険なため、白岩の滝登山口まで車で移動。

登山口でトイレをすませ、山中での危険回避やマナーの決まりを守る約束をして、歩行を開始。

登山口でトイレをすませ、山中でのマナーや危険回避の決まりを守る約束して、歩行を開始。

今日のコースの最初は滝めぐりで始まる。白岩の滝は「雨乞いの滝」として知られ、子の滝で雨乞いをし、その水を汲んで畑に撒くと雨を呼んだと伝わる。

今日のコースの最初は滝めぐりで始まる。白岩の滝は「雨乞いの滝」として知られ、この滝で雨乞いをし、その水を汲んで畑に撒くと雨を呼んだと伝わる。

滝の正面の関白台で滝を眺めながら、雨乞いの伝説や、昔、水量が多かったころ、この滝つぼが江の島の洞窟とつながっていたという伝説を聞く。

滝の正面の観瀑台で滝を眺めながら、雨乞いの伝説や、昔、水量が多かったころ、この滝つぼが江の島の洞窟とつながっていたという伝説を聞く。

関白台から見上げる滝は一つの滝に見えるが、子の写真のように2段に分かれていて、写真中央の一段目の滝つぼで雨乞いの祭り事が行われ、小さな祠もある。

観瀑台から見上げると一つの滝に見えるが、この写真のように2段に分かれていて、写真中央の一段目の滝つぼで雨乞いの祭り事が行われ、小さな祠もあるり、下の滝つぼが江の島の洞窟につながっていたといわれる。

滝に沿って上る道が最初の急登で、石積みで作られたジグザク道を一気に登る。

滝に沿って上る道が最初の急登で、石積みで作られたジグザク道を一気に登る。

昨年秋に一時通行止めだった最上段の滝の橋も架け替えられ、安心して渡れるようになった。

昨年秋に一時通行止めだった最上段の滝の橋も架け替えられ、安心して渡れるようになった。

最上段の滝も含めて白岩の滝と呼び、ここは滝の飛沫によるマイナスイオンが充満していて、夏の暑さで消耗した体の癒し場所として最適だ。

最上段の滝も含めて白岩の滝と呼び、最上段の滝は滝の飛沫によるマイナスイオンが充満していて、夏の暑さで消耗した体の癒し場所として最適だ。

最上の段の落口に来ると道は緩やかになり、しばらくはこ滝や大岩の不作沢に沿って進む。

最上の段の落口に来ると道は緩やかになり、しばらくは小滝や大岩がふさぐ沢に沿って進む。

タルクボ林道を超え、タルクボ沢の水源を過ぎると四季彩の森のベンチへ出る。ここは標高550m地点だ。

タルクボ林道を超え、タルクボ沢の水源を過ぎると四季彩の森のベンチへ出る。ここは標高550m地点だ。

ここで待望のおやつタイム、おやつ交換が楽しみだ。

ここで待望のおやつタイム、おやつ交換が楽しみだ。

アアこの幸なひと時に、目も口もとろけてしまいそう。

アアこの幸せなひと時に、目も口もとろけてしまいそう。

タルクボ沢の谷間の道から急に開けた麻生林道に飛び出す。ここで初めて目的地の日の出山が見え、ここから日の出山までは、今までとは一変した尾根歩きとなる。

タルクボ沢の谷間の道から急に開けたし麻生平に飛び出す。ここは麻生林道が通り、初めて目的地の日の出山が見え、日の出山から梅野木峠を経て白山神社まで続く林道と尾通り矢根が見渡せる。

麻生平から麻生山山頂までは伐採されたれ見晴らしの良い斜面で、一気に高度を稼ぐ。

麻生平から麻生山山頂までは伐採されたれ見晴らしの良い斜面で、一気に高度を稼ぐ。

急登のため先頭と後続の距離が開く。あとひと踏ん張りで麻生山の山頂だ。

急登のため先頭と後続の距離が開く。あとひと踏ん張りで麻生山の山頂だ。

今日最初の山頂、麻生山に到着。子供は景色よりおやつで、早速リュックを開きゴソゴソ。だ。

今日最初の山頂、麻生山に到着。子供は景色よりおやつで、早速リュックを開きゴソゴソと。

去年は森の中だった山頂が、今年は180度以上の眺望になりました。でも子供たちはおやつの方が?。

去年は森の中だった山頂が、今年は180度以上の眺望になり、昨年より登山者が増えました。でも子供たちはおやつの方が?。 年少組は先に出発したので年長組以上で麻生山の看板を持って記念撮影。

麻生山から日の出山までのコースは尾根歩きで、伐採された明るい尾根や静かな林の中の会と来な尾根道を日の出山を目指す。

麻生山から日の出山までのコースは尾根歩きで、伐採された明るい尾根や静かな林の中の快適な尾根道を日の出山を目指す。

麻生山から日出山への麻生尾根(金毘羅尾根)は、ピークを巻きながらのアップダウンの少ない道で、子供たちも笑顔で歩く。

麻生山から日出山への麻生尾根(金毘羅尾根)は、ピークを巻きながらのアップダウンの少ない道で、子供たちも笑顔で歩く。

急な登りもあるけれど、子供たちは平らな道より楽しそうだ。

急な登りもあるけれど、子供たちは平らな道より楽しそうだ。

五日市、御岳山、日の出山、つるつる温泉の四辻に到着。子供はどこへでも寝転がれるので、疲れの回復も早い。

五日市、御岳山、日の出山、つるつる温泉の四辻に到着。子供はどこへでも寝転がれるので、疲れの回復も早い。

日の出山山頂直下の東雲山荘前に到着。ここには雨水を水源とし、微生物の分解作用を利用した循環型水洗トイレがある。山中の貴重なトイレなので、汚さぬよう大切に使おう。

日の出山山頂直下の東雲山荘前に到着。ここには雨水を水源とし、微生物の分解作用を利用した循環型水洗トイレがある。山中の貴重なトイレなので、汚さぬよう大切に使おう。

トイレ前の東雲山荘(しののめさんそう)は、都心から一番近い本格的な山小屋だ。ここに泊まると素晴らしい夜景やご来光を見ることができる。ぜひ利用してください。

トイレ前の東雲山荘(しののめさんそう)は、都心から一番近い本格的な山小屋だ。ここに泊まると素晴らしい夜景やご来光を見ることができる。ぜひ利用してください。今日は内部を見学した。

戦争直後に作られた山荘は、椅子やテーブルも当時のもので、自然のままの木を使ってできている。暖房と炊事は薪ストーブだ。

戦争直後に作られた山荘は、椅子やテーブルも当時のもので、自然のままの木を使ってできている。暖房と炊事は薪ストーブだ。

子供は高いところが大好きだ。登れそうなものがあれば岩でも気でも登りだす。

1時前に山頂到着。子供は高いところが大好きだ。登れそうなものがあればなんでも登りだす。

まずは日出山の登頂記念に写真撮影。

まずは日出山の登頂記念に写真撮影。

山頂は景色を眺めながらの昼食ポイントになっていて、東屋やベンチもたくさんあるが、1時の到着時には満席だった。

山頂は景色を眺めながらの昼食ポイントになっていて、東屋やベンチもたくさんあるが、1時の到着時には満席だった。

山頂は日差しが強く、それぞれに日陰を選んでお弁当を開く。

山頂は日差しが強く、それぞれに日陰を選んでお弁当を開く。

山頂でたっぷり遊んだあと、つるつる温泉口に向けて下山開始。

山頂でたっぷり遊んだあと、つるつる温泉口に向けて下山開始。

下山は植林された尾根道の、あご掛け岩コースを下る。

下山は植林された尾根道の、あご掛け岩コースを下る。

馬頭観音の有る日本武尊(ヤマトタケル)のあご掛け岩。奈良朝廷に東征を命じられた日本武尊が故郷へ帰る途中、病に苦しみ、この岩にあごを掛けて休んだといわれる岩。

馬頭観音の有る日本武尊(ヤマトタケル)のあご掛け岩。奈良朝廷に東征を命じられた日本武尊が故郷へ帰る途中、病に苦しみ、この岩にあごを掛けて休んだといわれる岩。

テレビドラマ「おしん」の小さいころのシーンのロケ地となった滝本の不動堂。この下で新道と合流する。

テレビドラマ「おしん」の小さいころのシーンのロケ地となった滝本の不動堂。この下で新道と合流する。5歳児も元気で完歩だ。

無事に滝本の登山口に到着。日の出町の最奥の家があり、元は御岳山への表参道入口の御師(神職)の家だった。

無事に滝本の登山口に到着。日の出町の最奥の家があり、元は御岳山への表参道入口の御師(神職)の家だった。

出発点の肝要の里へ到着。大編成のため出発に手間取り1時間遅れになったため、下山も1時間遅れの4時だった。かすり傷もリタイアもなく、楽しく過ごせ、最後に肝要の里のヤギおじさん(ヤギの乳のアイスを作っている)からアイスクリームの差し入れがあった。

出発点の肝要の里へ到着。大編成のため出発に手間取り1時間遅れになったため、下山も1時間遅れの4時だった。かすり傷もリタイアもなく、楽しく過ごせ、最後に肝要の里のヤギおじさん(ヤギの乳のアイスを作っている)からアイスクリームの差し入れがあった。

たけのこ堀体験・日の出町・寺山たけのこ園・「この記事はH28年で今年は不作です」

*ご注意* この記事は平成28年の状況です。29年の今年は不作の年の為、必ず予約して状況を確認してください。

 春の味覚と言えば竹の子が思い浮かびますが、都心から近くておいし竹の子の産地と言えば、秩父多摩甲斐国立公園の東の玄関口に当る東京都西多摩群日の出町が有名で、数少ない竹の子堀りの体験ができる。
 しかも「圏央道日の出インターチェンジ」から車で約10分というアクセスの良さでも人気があり、都心や近県から毎年の常連客が多い。
 その中でも「寺山竹の子園」は山の中腹の自然豊かな環境の中で、南向きの緩やかな斜面で掘りやすく、家族連れに人気がある。
 今年は豊作の年で、しかも発芽の時期に適度に雨が降ったため、柔らかくておいしい竹の子が沢山生えている。
 入園料は無料で、軍手持参でスニーカーなどと汚れても良い服装で行けば、たけのこを掘る鍬を貸してくれるので、手軽に竹の子堀りを体験できる。なお、持ち帰り用の袋も持参しよう。  堀採った竹の子は1キロ500円で持ち帰ることができる。
 寺山竹の子園の竹の子は「あく」が少なく、その日にゆでればあく抜きの米ぬかなどは必要なく、水からゆでるだけでおいしい具材になる。必要なら調理の仕方も教えてくれ、止むをえず数日後にゆでる人でには米ぬかももらえるので親切だ。
 今年は5月10日ころまでの営業予定で、完全予約制となっている。日々に堀り採れる数が変わるので、必ず電話での予約が必要。山間地なので道順も聞いて行こう。
 おいしい竹の子を堀りたい人は、寺山竹の子園がお勧め。びっくりするほど大きな竹の子でも、柔らかくでおいしいので有名。
 予約やお問い合わせは「042-597-1209」「小山」さんへ、午前8時から午後6時までの間の受付で、開園時間は午前9時から午後3時で入園は2時30分迄となっている。

寺山たけのこ園の受付。ここで掘り方を丁寧に教えてくれ、たけのこ堀の道具を貸してくれる。

寺山竹の子園の受付。ここで掘り方を丁寧に教えてくれ、竹の子堀の道具を貸してくれる。掘り取り後はここで余分な部分を取り除き、柔らかいおいしい所のみを計量し、1キロ500円で清算し持ち帰れる。入園料は無料だ。

寺山竹の子園は標高350mほどの山間地のため、平地の竹の子と違った育成をしているため、それに合った掘り方を模型を使って説明してくれる。

寺山竹の子園は標高350mほどの山間地のため、平地の竹の子と違った育成をしているため、それに合った掘り方を模型を使って説明してくれる。

竹林は古い順に伐採いされ、10年未満の元気な若竹に管理されているので、落ち葉だけの養分で育つ超自然で、竹の子も柔らかくてあくが無いのが特長だ。

竹林は古い順に伐採され、10年未満の元気な若竹に管理されているので、落ち葉だけの養分で育つ超自然で、竹の子も柔らかくてあくが無いのが特長だ。

寺山竹の子園の竹の子は、豊作の年はこんなに大きくても、柔らかくておいしいので有名だ。

寺山竹の子園の竹の子は、豊作の年はこんなに大きくても、柔らかくておいしいので有名だ。また、根元が太くて大きい方が食べる部分が多くお徳用だ。これで4キロ弱くらいか?

竹の子の曲がり具合で地下茎の一がわかるので、地下茎側に鍬を入れる。見分け方は入園時に詳しく教えてくれる。

竹の子の曲がり具合で地下茎の位置がわかるので、地下茎側に鍬を入れる。見分け方は入園時に詳しく教えてくれる。

背丈は低くても根元が太く、ピラミッド型のものが柔らかく肉厚でおいしい。この大きさで2.5キロぐらいか?

背丈は低くても根元が太く、ピラミッド型のものが柔らかく肉厚でおいしい。この大きさで2.5キロぐらいか?

傾斜も緩く、静かで安全なので子供連れの三世代ファミリーにも人気があり、圏央道日の出インターから近いので、都心からのリピーターが多いそうだ。

傾斜も緩く、静かで安全なので子供連れの三世代ファミリーにも人気があり、圏央道日の出インターから近いので、都心からのリピーターが多いそうだ。

調理する直前に皮をむいて鍋に入る大きさに切り、水にいれて沸騰させ、30分~40分煮たらそのまま冷めるまで置く。覚めたら水に浸しておき、調理する分だけ水ら出して使う。

調理する直前に皮をむいて鍋に入る大きさに切り、水にいれて沸騰させ、30分~40分煮たらそのまま冷めるまで置く。覚めたら水に浸しておき、調理する分だけ水ら出して使う。根元の太い竹の子は身も柔らかく多い。

カーナビで行く人は電話番号では自宅に案内されます。日の出役場、大久野小学校、大久野中学校、萱窪交差点などで検索し、そこから電話をすれば案内してくれます。

カーナビで行く人は電話番号の検索では自宅に案内されてしまいます。日の出役場、大久野小学校、大久野中学校、萱窪交差点などで検索し、そこ着いてから電話をすれば案内してくれます。

日の出山開きの報告(麻生山でカモシカに遭遇)

 平成28年の日の出山開きが4月9日に、日の出町の肝要の里のにぎわい広場で開かれました。
 昨年は小雨の中で行われましたが今年は晴天に恵まれ、桜や三つ葉ツツジなどの花が咲き誇る中、秋川消防署や五日市警察署の山岳救助部門や自然保護官をはじめ、一般参加者、記念登山者などの見守る中、幸神神社の神官により、山の安全が祈願されました。

 式典終了後に、白岩の滝~麻生山~日の出山~つるつる温泉のコースで、日の出山開き記念登山に出発しました。
途中の麻生山にてカモシカ1頭を発見しその写真を掲載しています。

会場の肝要の里はちょうど桜やツツジが満開で、穏やかな春の日差しの中、にぎわい広場を会場として式典が行われました。

会場の肝要の里はちょうど桜やツツジが満開で、穏やかな春の日差しの中、にぎわい広場を会場として式典が行われました。

式典開始までの間には、日の出町のビューポイントをライトアップした巨大写真をバックに、古代歌とヴァイオリンの演奏が行分けました。

式典開始までの間には、日の出町のビューポイントをライトアップした巨大写真をバックに、古代歌とヴァイオリンの演奏が行われました。

式典開始に際し、山岳犠牲者の御霊に対して1分間の黙祷をささげました。

式典開始に際し、山岳犠牲者の御霊に対して1分間の黙祷をささげました。

安全祈願は賑わい広場にしめ縄を張り、日の出町の幸神神社の神官により厳かに執り行われました。

安全祈願はにぎわい広場にしめ縄を張り、日の出町の幸神神社神官により厳かに執り行われました。

しめ縄はにぎわい広場の大岩を日の出山に見立てて、日の出山頂幸せの鐘を配置して祭場としました。

しめ縄はにぎわい広場の大岩を日の出山に見立てて、日の出山頂「幸せの鐘」を配置して祭場としました。

会場には今年度新しく秋川消防署に配備された四輪駆動の山岳救助車がお披露目されました。この車のお世話にならないよう、山中では安全を心がけましょう。

会場には今年度新しく秋川消防署に配備された四輪駆動の山岳救助車がお披露目されました。この車のお世話にならないよう、山中では安全を心がけましょう。

来賓は日の出町橋本町長をはじめ山岳救助関連の秋川消防署、五日市警察署、奥多摩自然保護官、日の出町役場職員及び議員の皆さま、商工会及び観光協会役員に参列を戴き、玉串の奉奠をされました。写真は祝辞を頂く橋本町長。

来賓は日の出町橋本町長をはじめ山岳救助関連部門の秋川消防署、五日市警察署、奥多摩自然保護官、日の出町役場職員及び議員の皆様、商工会及び観光協会役員、一の護王神社総代、地元自治会長の皆様に参列を戴き、玉串の奉奠をしました。写真は祝辞を述べる橋本町長。

浩宮皇太子が、日の出山へ登頂されたことを記念して作られた「日の出山頂幸せの鐘のたたき初めとして、日の出町長他2名により、「幸せ」「愛」「希望」の三つの願いを込めてたたき初めされた。写真は日の出町長。

浩宮皇太子殿下が、日の出山へ登頂されたことを記念して作られた「日の出山頂幸せの鐘」のたたき初めとして、日の出町長ほか2名により、「幸せ」「愛」「希望」の三つの願いを込めてたたき初めされた。写真は日の出町長。

恒例の山開き記念登山は、今年も白岩の滝登山口から入山しました。

恒例の山開き記念登山は今年も白岩の滝登山口から入山しました。

白岩の滝遊歩道の説明版も新しくなり、英文の説明も記載されました。

白岩の滝遊歩道の説明版も新しくなり、英文の説明も記載されました。

昨年の秋に一時通行止めだった上段の滝前の橋も、架け替えられました。

昨年の秋に一時通行止めだった、中段の滝前の橋も架け替えられました。

上の滝を横に見ながら、沢沿いの遊歩道を麻生山に向かって進みます。

上段の滝を横に見ながら、沢沿いの遊歩道を麻生山に向かって進みます。

麻生平四季彩の森のベンチで休憩。ここから林道へ直登すると焼け岩林道の東屋へ出るが、今日は沢沿いの道を新麻生平に向かう。

麻生平四季彩の森のベンチで休憩。ここから右斜面の細道を林道へ直登すると焼け岩林道の東屋へ出ますが、今日は沢沿いの道を新麻生平に向かいます。

色彩の森のベンチから10分ほどで急に視界が開け、麻生林道へ出る。ここはベンチも新設され、「新麻生平」としてコース上のビューポイントとなっている。

色彩の森のベンチから10分ほどで急に視界が開け、麻生林道へ出ます。ここはベンチも新設され、「新麻生平」としてコース上のビューポイントとなっています。

新麻生平からは、これから登る日の出山が良く見える。中央が日の出山山頂で東屋が見え、そこから尾根沿いに左に辿ると東雲山荘が見えます。

新麻生平からは、これから登る日の出山が良く見えます。中央が日の出山山頂で東屋が見え、そこから尾根沿いに左に辿ると東雲山荘が見えます。

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麻生平から麻生山への直登斜面にカモシカ1頭を発見。ゆっくりと草を食べながら右上の尾根を越えていきました。

新麻生平から伐採された斜面を急登すると、麻生山への近道になります。

新麻生平から伐採された斜面を急登すると、麻生山への近道になります。カモシカはこの右下から、人のいるあたりを左に越えて行きました。

新麻生平から15分ほどで標高794mの麻生山山頂に到着する。以前は樹林で全く視界がきかなかったが、12月に皆伐され横浜から秩父方面まで180度の素晴らしい眺望になった。

新麻生平から15分ほどで標高794mの麻生山山頂に到着します。以前は樹林で全く視界がきかなかったが、12月に皆伐され、横浜から秩父方面まで180度の素晴らしい眺望になりました。

山頂の眺めとヴァイオリンの演奏を聴きながら、昼食と休憩をとりました。

山頂の眺めとヴァイオリンの演奏を聴きながら、昼食と休憩をとりました。

標高794mの麻生山山頂で記念写真を撮り、金毘羅尾根からクロモ岩を経由して日の出山へ向かいました。

標高794mの麻生山山頂で昼食後記念写真を撮り、金毘羅尾根からクロモ岩を経由して日の出山へ向かいました。

日の出山への登山道は3年前から整備が進み、丸太による階段も整備された。

日の出山の山頂近くの登山道は、3年前から整備が進み、丸太による階段も整備されました。

頂上直下の東雲山荘は、都心から一番近い山小屋として人気があり、ここに泊まって夜景や日の出を眺めるには最高の宿泊設備だ。

頂上直下の東雲山荘は、都心から一番近い山小屋として人気があり、ここに泊まって夜景や日の出を眺めるには最高の宿泊設備てす。秋の紅葉シーズンには周囲のモミジがきれいに染まり、登山者の撮影ポイントになっています。山荘への荷揚げ用のジムニーここまで上がってきます。

東雲山荘の内部を見学。管理人さんによる山荘の説明と休憩をしました。

東雲山荘の内部を見学。管理人さんによる山荘の説明を聞きながら、休憩をしました。

山荘から山頂までは3ブナぐらい。右側に水洗トイレがあり、登山者の休憩ポイントとして賑わう。

山荘から山頂までは3分ぐらい。右側に水洗トイレがあり、登山者の休憩ポイントとして賑わいます。トイレは雨水を使い微生物の分解作用を使った、バイオ循環式です。指定されたもの以外は流さないよう、大切に使ってください。

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標高902mの日の出山へ到着。大人4人が途中の麻生山から下山しましたが、子供たちは元気で終始先頭を歩いていました。

先ほど昼食をとった麻生山。左斜面の伐採地がカモシカのいたところです。秋は紅葉に彩られ、きれいな山になります。

先ほど昼食をとった麻生山(794m)。左斜面の伐採地にカモシカがいました。秋は紅葉に彩られ、きれいな山になります。

眺望のすばらしさで有名な山頂も、今日は春霞がかかり、高層ビル群やスカイツリーなども見えません。

眺望のすばらしさで有名な山頂も、今日は春霞がかかり、高層ビル群やスカイツリーなども見えません。霞が無ければ東京湾や相模湾の江の島も見えます。

下山は尾根道のあご掛けて和コースを辿り、つるつる温泉へ下ります。ここは途中の日本武尊(ヤマトタケルノミコト)のあご掛け岩。

下山は尾根道のあご掛け岩コースを辿り、つるつる温泉へ下ります。ここは途中の日本武尊(ヤマトタケルノミコト)のあご掛け岩。

あご掛け岩は、東征から大和の国へ帰る途中、病で苦しむ日本武尊がこの岩にまたがり、右側にあごを掛けて休んだと伝わる。日本武尊は2メートルを超す大男だったといわれるので、あごを掛けるにわ丁度良い高さだったようです。

あご掛け岩は、東征から大和の国へ帰る途中、病で苦しむ日本武尊がこの岩にまたがり、右側にあごを掛けて休んだと伝わる。日本武尊は2メートルを超す大男だったといわれるので、あごを掛けるには丁度良い高さだったようです。

無事に終着地のつるつる温泉に到着し整理体操と登山の総括をして解散。浴槽をリニューアルした温泉に入浴して、疲れを癒していく人と別れて帰路につきました。

無事に終着地のつるつる温泉に到着し整理体操と登山の総括をして解散。浴槽をリニューアルした温泉に入浴して、疲れを癒していく人と別れて帰路につきました。

西多摩新聞の4月22日号に、日の出山開きと記念登山の記事が掲載されましたのでご紹介します。

西多摩新聞の4月22日号に、日の出山開きと記念登山の記事が掲載されましたのでご紹介します。

日の出山開きの様子が、日の出町の「広報日の出」の表紙を飾りました。

日の出山開きの様子が、日の出町の「広報日の出」の表紙を飾りました。

天正寺大桜ライトアップ

 日の出町大久野にある古刹の天正寺では、毎年春になると大櫻が見事な花を咲かせます。
今年も4月1日から9日までライトアップされ、道行く人の目を楽しませています。

大櫻は天正寺の裏山の墓所に有り、高台のため都道から良く見え、道行く人の目を楽しませています。

大櫻は天正寺の裏山の墓所に有り、高台のため都道から良く見え、道行く人の目を楽しませています。

境内の観音菩薩との対比もまた心を和ませてくれます。

境内の観音菩薩との対比もまた心を和ませてくれます。

漆黒の空とピンクのさくらをバックに地蔵尊が青く浮かび、静けさが一段と深まります。

漆黒の空とピンクのさくらをバックに地蔵尊が青く浮かび、静けさが一段と深まります。

この季節はツツジや椿の花も咲き、寒さも和らぐので、夜道の散歩も華やいだ気分になります。

この季節はツツジや椿の花も咲き、寒さも和らぐので、夜道の散歩も華やいだ気分になります。

 

日の出さくら祭りレポート

 4月2日土曜日。今にも降りそうだった空模様も夜明けとともに明るくなり、開場の時間には雨の心配もなくなり、桜の季節特有の花曇りの一日でしたが、大勢の来場者で盛況なさくら祭りとなりました。

 新体制となった観光協会の初めてのイベントで運営にも力が入り、新しく英会話ボランティアの採用や、横田基地のジャズバンドの出演などにより外国人の参加者も多く、和装レンタルで着物姿に着替えて楽しむ外人女性も花を添えていました。

 主役のさくらの開花状況は七分咲きほどでしたが、桜並木の下にシートを敷いてお花見をするグループもたくさんいました。 しばらくは気温があまり上がらず、桜の花も長持ちしそうですから、来週の土日も花見が楽しめそうです。

 9日の土曜日は肝要の里で「日の出山開き」が行われます。スケジュールページにご案内がありますのでご覧の上、ご参加ください。

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会場の町民グランドは開場前から人が集まり始め、ステージショーが始まるころにはステージ前のベンチは満員になりました。

今回初めての試みとして、横田基地のジャズバンドグループの出演もあり、本場仕込みのリズム感で会場を沸かせていました。

今回初めての試みとして、横田基地のジャズバンドグループの出演もあり、本場仕込みのリズム感で会場を沸かせていました。

会場内には町内の商店による模擬店も多数出展して、賑わっていました。

会場内には町内の商店による模擬店も多数出展して、賑わっていました。

フリーマーケットのコーナーも設けられ、多彩な商品が並んでいました。

フリーマーケットのコーナーも設けられ、多彩な商品が並んでいました。

初めての試みとしてコスプレギャルのダンスと、津軽三味線のコラボによるステージも好評でした。

初めての試みとしてコスプレギャルのダンスと、津軽三味線のコラボによるステージも好評でした。

定番のステージになりつつあるコスプレダンスは、日の出太陽の家の「武家屋敷」という豪壮な古民家がコスプレギャルの写真撮影所として有名になり、フェイスブックで全国のコスプレマニア間に発信され、泊りがけで撮影に来ています。

定番のステージになりつつあるコスプレダンスは、日の出太陽の家の「武家屋敷」という豪壮な古民家がコスプレギャルの写真撮影所として有名になり、フェイスブックで全国のコスプレマニア間に発信され、泊りがけで撮影に来ています。

日の出山の会も協賛団体の一員として出資しました。

日の出山の会も協賛団体の一員として出資しました。

ちびっ子たちに人気のマウンテンズの元気なステージ。

ちびっ子たちに人気のマウンテンズの元気なステージ。

ステージは子供ゃ若者向けの出演が多かったため、親子連れの来場者でにぎわっていた。

ステージは子供ゃ若者向けの出演が多かったため、親子連れの来場者でにぎわっていた。

新体制による初イベントのさくら祭りも盛況にて無事終了しました。

新体制による初イベントのさくら祭りも盛況にて無事終了しました。

観光協会事務所開きと如月まつり

 かねてからの懸案だった「日の出町観光協会」の事務所が、JA日の出の直売所「グリム」の敷地内にオープンし、2月6日(土)に事務所開きを兼ねて「如月まつり」を開催しました。

 当日は餅つきと、ついた餅の配布や先着150名にひのでちゃんトートバックなどの記念品配布、模擬店の出店、津軽三味線やコスプレダンスなどのステージもあり、大勢の人で賑わいました。

事務所開設記念式典の記念撮影。我が会の会長も理事に就任。前列一番手前。

事務所開設記念式典の記念撮影。我が会の会長も理事に就任。前列一番手前。

先着15名に観光協会特製のトートバックをプレゼント。並ぶ人が多く、15名追加した。

先着150名に観光協会特製のトートバックをプレゼント。並ぶ人が多く、15名追加した。

特設ステージではコスプレダンサーたちのダンスなどで人を集めていました。

特設ステージではコスプレダンサーたちのダンスなどで人を集めていました。

津軽三味線の独走のほあと、急きょ決まった和太鼓と津軽三味線の合奏で、会場を盛り上げます。

津軽三味線の独走のほあと、急きょ決まった和太鼓と津軽三味線の合奏で、会場を盛り上げます。

ステージ以外にも忍者体験コーナーや、焼き芋屋、カラ揚げ、焼き鳥、鉢植えの花や等の模擬店もありました。

ステージ以外にも忍者体験コーナーや、焼き芋屋、カラ揚げ、焼き鳥、鉢植えの花や等の模擬店もありました。

JA直売所グリムの広い駐車場が使えますので、車での立ち寄りも便利です。

JA直売所グリムの広い駐車場が使えますので、車での立ち寄りも便利です。

事務所内部もゆったりとしていて、地域のパンフレットも豊富に置かれていますので、気軽にお立ち寄りください。

事務所内部もゆったりとしていて、地域のパンフレットも豊富に置かれていますので、気軽にお立ち寄りください。

麻生山で初日の出を迎える

 昨年末に麻生山山頂の景観皆伐が済み、北北西から南南東にかけての180度をこえる大パノラマの眺望が実現したので、平成28年の初日の出を山頂で迎えようと、元旦の未明に妻と麻生山を目指しました。
 山頂の伐採が済んでまだ一週間足らずのため、眺望が良くなったことは関係者しか知られておらず、山頂でご来光を迎えたのは関係者4名と、日の出山を目指して迷い込んだ1名の、計5名でした。
 尚、この日の日の出山頂の御来光登山者は1100名超で、遅く来た人は人垣で見られなかったそうです。来年は日の出山に代わって賑わうかもしれません。

山頂は皆伐が終わったばかりで、檜の香りがする中、刻々と変わる比嘉派の空を眺めながら、夜明けを待ちました。

山頂は伐採が終わったばかりで、切り株からの檜の香りを浴びながら、刻々と変わる東の空を眺めながら、夜明けを待ちました。

この標高での日の出の時間は6時54分。空があかね色に染まってきましたが、低い位置に雲があり、遅れそうです。

この標高での日の出の時間は6時54分。空があかね色に染まってきましたが、低い位置に雲があり遅れそう。地上にも朝もやがかかり、ビル群が見えない。

予報より10分ほど遅れて、雲の上から今年最初の日の光が注がれた。

予報より10分ほど遅れて、雲の上から今年最初の日の光が注がれた。

太陽は薄雲のフィルターを通して減光され、真っ赤に染まった優しい光だった。

太陽は薄雲のフィルターを通して減光され、真っ赤に染まった優しい光だった。

植林されてから数十年封印されてきた眺望を、伐採されて初めての元旦の御来光に、平和を拝むことができました。

植林されてから数十年間封印されてきた眺望から、伐採されて初めての元旦の御来光を拝むことができ、今年一年の平和を願いました。

柔らかな朝日浴びながら、霜柱の立つ道を家路につきました。

太陽が登り切るまでの変化を眺めていたいと思いつつ、元旦の行事が立て込むため、柔らかな朝日浴びながら、霜柱の立つ道を家路につきました。

麻生山からの夜景・平成27年大晦日の夜のこと

 皆伐が済んだ麻生山の眺望がすばらしかったので、夜景もさぞかし素晴らしかろうと思い、大晦日のあわただしさのスキマを縫って、麻生山(794m)へ夜景撮影登山に行ってきました。
 山頂に着いたのは、日が沈んで間もなくのことで、空はまだ薄明るい残照を留め、その下に都心の灯りが輝いていました。

 さすがに大晦日の夜のことで、オフィスビルの灯りは消えていて、住民のいない都心部は光が少なく、手前のベットタウンの光がにぎやかでした。
 山頂の見晴らしが良くなったことはまだ知られていないので登山者は無く、遠くの尾根に日の出山に向かうのであろう、登山者のヘッドライトらしき光が、ちらちらと移動して見えた。

麻生平についたころは、西の空がまだ明るく、日の出山頂の東屋がシルエットでくっきり見え、左の稜線上の東雲山荘にはかすかに灯火が見えた。山荘は今夜から、日の出山山頂の御来光登山者による火災の警戒をのため、消防団の詰め所となる。

麻生平についたころは、西の空がまだ明るく、日の出山頂の東屋がシルエットでくっきり見え、左の稜線上の東雲山荘からかすかに灯火が見えた。今夜の山荘は、日の出山山頂の御来光で賑わう登山者による、火災や遭難の警戒のため、消防団の詰め所となる。

陽が沈んでしばらくたつが、空はまだ青い光が残り、都心には灯りが輝いていた。これからこの光景をベンチと共に一人占めに・・・

陽が沈んでしばらくたつが、空はまだ青い光が残り、都心には灯りが輝いていた。これからしばらくはこの光景をベンチと共に一人占めに・・・(パノラマ写真視野約160度)

時がたつにつれて空は暗く、地上の灯りが輝きを増してくる。明日の元旦の御来光は、中央よりやや右手から昇るはずだ。

時がたつにつれて空は暗く、地上の灯りが輝きを増してくる。明日の元旦の御来光は、中央よりやや右手から昇るはずだ。

空は急激に光を失い、山肌は闇にしずみ、都会の光は空を照らし始める。

空は急激に光を失い、山肌は闇にしずみ、都会の光は空を照らし始める。

中央やや右にスカイツリーがうっすらと見える。今日は曇り空だが 、晴れればはっきりと見えるはずだ。この場所はスカイツリーより160mほど高い。

中央やや右にスカイツリーがうっすらと見える。今日は曇り空だが 、晴れればはっきりと見えるはずだ。この場所はスカイツリーより160mほど高い。左の黒い森の中に赤い輪が見えるのが、西武園遊園地の観覧車。

やや左に見える東京タワーは、赤色照明のため霞を通して良く見える。ただし今日は大晦日のためで,普段は周囲の高層ビルの光に囲まれ見つけにくい。

やや左に見える東京タワーは、赤色照明のため霞を通して良く見える。ただし今日は大晦日のため目立つが,普段は周囲の高層ビルの光に囲まれ見つけにくい。

手前が日の出町で、中央付近のやや緑がかった明るい建物がイオンモール日の出店。遠望の左から右へ福生、羽村、立川、八王子峰目名を望む。

手前が日の出町で、中央付近のやや緑がかった明るい建物がイオンモール日の出店。遠望の左から右へ福生、羽村、立川、八王子方面を望む。曇り空ののため都心が霞んでいる。

明日の元旦を迎える準備もあり、一旦下山し、明日の未明に再登頂することにして麻生山を後にした。明日は改正ではないが、初日の出日和になりそうだ。

明日の元旦を迎える準備もあり、一旦下山し、明日の未明に再登頂することにして麻生山を後にした。明日は快晴ではないが、初日の出日和になりそうだ。時間があれば麓のつるつる温泉で朝風呂といきたいが、神社の元旦祭などで忙しい元旦になる。

眺望抜群になった麻生山

 長年の懸案であった、麻生山の景観皆伐が実現しました。
麻生山は、日の出町の大久野中学校の林務体験のための学校林として、昭和30年の初めまで在校生が授業の一環として植林や下草刈りをしており、育てた木材を校舎の建て替え時に使用したこともありました。

 これまでの山頂はは密生した針葉樹に囲まれ、北側のほんの一部しか見られませんでしたが、皆伐の結果、北北西から南南東の180度以上の大パノラマへと変身し、絶景ポイントの日の出山から東に張り出した尾根に位置するため、日の出山より広い範囲の眺望が得られるようになりました。

 12月25日に皆伐完了直後の麻生山に調査に行ってきましたが、伐採した後にはカエデや楢などの落葉樹の植林作業をしていました。

日の出町の観光パンフレットより転載。

日の出町の観光パンフレットより転載。

麻生林道最高点の麻生平は、伐採に並行して整備され、日の出山や梅野木とうげを望む、快適な休憩ポイントになった。

麻生林道最高点の麻生平は、伐採に並行して整備され、日の出山や梅野木峠を望む、快適な休憩ポイントになった。

白岩の滝への分岐と麻生山への分岐の麻生平には、伐採と植林の作業者が駐車していた。

白岩の滝への分岐と麻生山への分岐の麻生平には、伐採と植林の作業者が駐車していた。

麻生平から山頂への斜面には、伐採後に植えられるカエデやミズナラの苗がデポされていた。

麻生平から山頂への斜面には、伐採後に植えられるカエデやミズナラの苗がデポされていた。

山頂近くの尾根へ出ると、伐採作業中の看板が貼ってあった。

山頂近くの尾根へ出ると、伐採作業中の看板が貼ってあった。

山頂はひと月前に来た時とは全く異なり見違えるような明るい風景が広がっていた。

山頂はひと月前に来た時とは全く異なり、見違えるような明るい風景が広がっていた。

東側斜面は全て伐採され、都心方面が全て眺望できるようになった。

東側斜面は全て伐採され、都心方面が全て眺望できるようになった。

山頂からのパノラマ写真。写真の左右の角度は180度を超え、秩父から横浜港が視野に入る。

山頂からの大パノラマ写真。写真の左右の角度は180度を超えていて、秩父から横浜港が視野に入る。

中央にスカイツリー。左に西武球場と山口湖。右は新宿副都心のビル群。今日はうすぐもり、晴れればもっとはっきり見えるはずだ。

中央にスカイツリー。左に西武球場のドームと山口湖。右は新宿副都心のビル群。今日は曇り空で、晴れればもっとはっきり見えるはずだ。中央の横帯は横田基地の滑走路。さすがに広く、全ての機種の大型爆撃機が離着陸可能。

伐採後への植林作業。樹種はカエデやミズナラなどの昆虫が好む落葉樹。針葉樹以外の自然植生は残してある。

伐採後への植林作業。樹種はカエデやミズナラなどの昆虫が好む落葉樹。針葉樹以外の自然植生は残してある。

以前からある三つ葉つつじもたくさん残されており、日当たりが良くなったので花付きが良くなり、春が楽しみだ。

以前からある三つ葉つつじもたくさん残されており、日当たりが良くなったので花付きが良くなるはずで、春が楽しみだ。

南側の樹木は全てを切る皆伐ではなく、間引きする間伐が進んでいた。

南側の樹木は全てを切る皆伐ではなく、間引きする間伐が進んでいた。

森の中の日陰だった山頂を示すポールや看板も日向になり、すっかり山頂らしくなった。

森の中の日陰だった山頂を示すポールや看板も日向になり、すっかり山頂らしくなった。

植林してから数十年の間封印されていた眺望の、予想外のすばらしさに、新調のベンチにしばらく座り、景色を堪能した。一週間後の初日の出を見に登ることに決めて下山しました。

植林してから数十年の間封印されていた眺望の、予想外のすばらしさに見とれて新調のベンチに座り、しばらくの間景色を堪能したのち、一週間後の初日の出を見に登ることに決めて下山しました。

御岳・柚木の森ハイキング

 森林環境整備財団が主催し、柚木生産森林組合、森林インストラクターなどの協力で、毎年紅葉の季節に御嶽山~日の出山~高峰経由で青梅市の柚木苑地へ下るハイキングを実施しています。

 今年は12月5日に実施され、日の出山の会は今年も、会員の光野さんのキーボートと歌唱指導による、見晴らしの良い尾根での合唱や、東雲山荘や日の出山頂の案内などで協力しました。

このコースはバスとケーブルで高度を稼ぐため、比較的楽なコースで、当日は晴天に恵まれ、爽やかな山旅になりました。

10時に御嶽山ケーブル山頂駅前広場に集合。オリエンテーションとストレッチ体操後、2班に分かれて出発。

10時に御嶽山ケーブル山頂駅前広場に集合。オリエンテーションとストレッチ体操後、2班に分かれて出発。

 

日の出山まではアップダウンの少ない楽なコースで、森林インストラクターの植物や虫の説明を聞きながら進みます。

日の出山まではアップダウンの少ない楽なコースで、森林インストラクターの植物や虫の説明を聞きながら進みます。

御岳山と日の出山の尾根の中間に有る一の鳥居。昔は日の出町から日の出山を通って御岳神社へ辿る道が、表参道で、たくさんの石碑の道標が残っています。

御岳山と日の出山の尾根の中間に有る一の鳥居でここからが御岳神社の領域になる。昔は日の出町から日の出山を通ってここから御岳神社へ辿る道が表参道で、たくさんの石碑の道標が残っている。日の出山の会の星野と岡根はここで皆さんを出迎えて合流し、解散地まで同行しました。

山頂て前に有る宿泊施設の東雲山荘で一休み。近くにバイオ循環型の水洗トイレもあります。

山頂て前に有る宿泊施設の東雲山荘で一休み。近くにバイオ循環型の水洗トイレもあります。

休憩中には東雲山荘についてのお話や、平成24年の11月に浩宮皇太子殿下がこのテーブルと椅子で昼食をとられたり、この薪ストーブで沸かしたお茶も飲まれたお話をしました。

休憩中には東雲山荘についてのお話や、平成24年の11月に浩宮皇太子殿下がこのテーブルと椅子で昼食をとられたり、この薪ストーブで沸かしたお茶も飲まれたお話をしました。

都心を正面にして埼玉県、動画馬券神奈川県を一望する日の出山は、元旦の御来光のビューポイントとして有名。

都心を正面にして群馬県、埼玉県、神奈川県を一望する日の出山は、元旦の御来光のビューポイントとして有名。

この碑は空気が澄み、10時ごろは相模湾が陽の光を反射して光り、江の島がシルエットとなって良く見えました。

この日は空気が澄み、10時ごろは相模湾が陽の光を反射して海面が光り、江の島がシルエットとなって良く見えました。

昼頃になると、御岳山からのハイカーが続々と到着し、たくさん有るベンチも満杯となり、景色を眺めながらの昼食で賑わいます。

昼頃になると、御岳山からのハイカーが続々と到着し、たくさん有るベンチも満杯となり、景色を眺めながらの昼食で賑わいます。私たちのグループもここで昼食です。

山頂にて記念写真を撮り、梅野木峠方面への尾根を、高峰山へと辿ります。

山頂にて記念写真を撮り、梅野木峠方面への尾根を、高峰山へと辿ります。参加者は江東区の木場など、都心からの参加者が多くいました。

柚木方面への分岐点には横断幕を掲げて、柚木生産森林組合の皆さんが出迎えてくれました

柚木方面への分岐点には横断幕を掲げて、柚木生産森林組合の皆さんが出迎えてくれました

柚木の森への下山にかかる前に、記念撮影をしました。

柚木の森への下山にかかる前に、記念撮影をしました。

すっかり葉が落ちた明るい雑木の森を、深い落ち葉に足をとられながらの下山でした。

高峰山からの下山は、すっかり葉が落ちた明るい雑木の森を、深い落ち葉に足をとられながらの下山でした。

伐採された柚木の森では、柚木生産森林組合の人からの説明を受けました。

途中の伐採された柚木の森では、柚木生産森林組合の人から林務についての説明を受けました。

森林組合の説明に続いて、日の出山の会の光野さんのキーボードと歌唱指導により、合唱が始まりました。

森林組合の説明に続いて、日の出山の会の光野さんのキーボードと歌唱指導により、合唱が始まりました。

傾き始めた西日を受け、伐採で明るく開けた静かな山間に、みんなの声がこだましていまた。

傾き始めた西日を受け、伐採で明るく開けた静かな山間に、みんなの声がこだましていまた。

解散地の柚木苑地は、柚木の森の檜を使った新しい建物。ここで今日のハイキングのアンケートを記入する。

解散地の柚木苑地は、柚木の森の檜を使った新しい建物。ここで今日のハイキングのアンケートを記入しました。

柚木生産森林組合の女性たちが用意してくれたトン汁や、地場産の食材を使った煮物をたっぷりと戴き、幸せ気分で帰路につきました。予定時間を1時間ほどオーバーしましたが、その分盛りだくさんの山旅でした。

柚木生産森林組合の女性たちが用意してくれたトン汁や、地場産の食材を使った煮物をたっぷりと戴き、幸せ気分で帰路につきました。予定時間を1時間ほどオーバーしましたが、その分盛りだくさんの山旅でした。

 

 

パフォーマンスアートひので

12月5日にイオンモールのメインコートで「パフォーマンスアートひので2015」が開かれました。このイベントは、大久野村と平井村が合併して現在の日の出町となって60周年を記念するとともに、イオンモール日の出店ができて8周年を記念した催しです。
 日の出山の会はこのイベントに協力して、会場のパーティションに町名となった日の出山の写真を展示しました。パフォーマンスアート日の出ポスタ圧縮

イオンモール西側のエントランスホールは、メインコートの名称で様々なイベントが行われる、吹き抜けの広場になっています。

イオンモール西側のエントランスホールは、メインコートの名称で様々なイベントが行われる、吹き抜けの広場になっています。

ステージ手は10時から17時まで、様々なアーチストが出演してパフォーマンスが繰り広げられ、その通路側に日の出山の会の写真が展示されました。

ステージでは9時15分から19時までの長時間にわたり、延べ400人を超える様々なアーチストが出演して、様々なパフォーマンスが繰り広げられ、その通路側に日の出山の会の写真が展示されました。

パフォーマンスの観客や買い物の大勢の来店客が、足を止めてみていました。

パフォーマンスの観客や買い物の大勢の来店客が、足を止めて見ていました。

 

日の出フラッシュアップ事業との協賛

 観光まちづくり事業グループの一つ「日の出フラッシュアップ事業」のライトアップイベントに協力し、町内のビューポイントをライトアップして写真を撮る行事に参加してきました。

 ここではその一例として、12月5日に実施した白岩の滝と一の護王神社、高原社の大杉、白山神社、不動滝の5か所の写真を掲載します。
 これらの写真は巨大プリントされて、イベント会場に掲示する予定です。

撮影スポットのほとんどが電源の無い山中のため、発電機を背負い、照明装置を担いでビューポイントを回りました。ここは肝要地区に有る高原社の大杉の撮影。

撮影スポットのほとんどが電源の無い山中のため、発電機を背負い、照明装置を担いでビューポイントを回りました。ここは肝要地区に有る高原社の大杉の撮影。

肝要地区に有る神社「高原社」の大杉。沢沿いに位置することから、杉の生育に好条件で樹齢(確認中)年、幹回り(確認中)m、受講(確認中)mの巨樹に生育しています。

肝要地区に有る神社「高原社」の大杉。沢沿いに位置することから杉の生育に好条件で、1978年時点のデーターでは幹回り5.3m、樹高41mと記録されており、それから40年近くたった今は、更に巨樹へと生育しています。

日の出山登山の人気コース「白岩の滝ルート」の登山口に有る白岩の滝。三つの滝があり、これは中段の滝。

日の出山登山の人気コース「白岩の滝ルート」の登山口に有る白岩の滝。三つの滝があり、これは中段の滝。私の写真はぶれてしまいました。(-_-;)

これも肝要地区に有る一の護王神社。見事な石積みの石垣と巨樹が圧倒的で、カエデなど紅葉もきれいです。

これも肝要地区に有る一の護王神社。4段に積まれた見事な石積みの石垣と巨樹が圧倒的で、カエデなど紅葉もきれいです。

新井地区の山上の白山神社は、武蔵野台地から都心が見渡せるため、元旦の御来光スポットにもなっていて、初もうで客で賑わう。

新井地区の山上の白山神社は、武蔵野台地から都心が見渡せるため、元旦の御来光スポットにもなっていて、御来光参拝客で賑わう。

社務所から本殿へと続く参道は、1100年を超す歴史を秘めて、神秘的なたたずまいを醸している。落雷で枯れたご神木の槙(写真左)も、樹齢推定1200年近いとのこと。

社務所から本殿へと続く参道は、1100年を超す歴史を秘めて、神秘的なたたずまいを醸している。落雷で枯れたご神木の槙(写真左)も、樹齢推定1200年近いとのこと。

坂本地区に有る「不動滝」は、今でこそ水量が少なくなっているが、昔は水音を轟かせていたとのこと。衰勢による岩の神職を見れば、それもうなずける。寒さが厳しい年は氷瀑となる。

坂本地区に有る「不動滝」は、今でこそ水量が少なくなっているが、昔は水音を轟かせていたとのこと。水勢による岩の浸食を見れば、それもうなずける。寒さが厳しい年は氷瀑となる。

山林災害支援アドバイザーの訓練

 秋川消防署管内には消防車の入れない険しい山林が多く、山林火災や災害、遭難者救助の出動も少なくありません。それらに対する出動では、いかに早く目的地に到着するかが重要であり、山林火災では放水用の水場の確保などが重要となります。

 消防署員は地元出身者が少いことや、転勤などにより、地図にない山中の杣道などの把握が難しいことから、管轄内の山中に詳しい住民からのアドバイスが有効とされています。
 秋川消防署では管轄内の自治体ごとに「山林災害支援アドバイザー」を組織し、日の出町では平成27年4月から11名のボランティアが委嘱され、日の出山の会からは5名が委嘱されました。

 11月14日~15日にかけて、日の出山山中にて山林火災が発生したとの想定で、登山口に現地指令部を設置し、アドバイザーによる火元へのルートや水場の所在などの情報提供訓練を行いました。

 訓練終了後は山頂直下の東雲山荘へ登り、山荘に宿泊して訓練の反省や情報交換など、アドバイザーと消防署員の交流を行い、翌朝は山頂から周囲の地形の説明などを行い、訓練を終了しました。

山林火災発生現地は、日の出山東側斜面が想定され、不動沢と平井川の合流点の滝元に司令部が設置されました。当日は11名のアドバイザーの内、9名が参加しました。

山林火災発生現地は、日の出山東側斜面が想定され、不動沢と平井川の合流点の滝元に司令部が設置されました。当日は11名のアドバイザーの内、9名が参加しました。黄色地にオレンジ色の上着がアドバイザー。

訓練開始にあたり、所長より訓練の概要の説明を受ける。天候は霧雨でも、合羽を着る必要はなかった。

ほ訓練開始にあたり、所長より訓練の概要の説明を受ける。天候は霧雨でも、合羽を着るほどではなかった。

現地司令部と本署や消防ヘリなどとの通信機材が設置された車両の説明を受ける。GPSを備え、ヘリで撮影された映像を受像でき、空からの火元を確認できる。今日の訓練では、ヘリの出動は無かった。

現地司令部と本署や消防ヘリなどとの通信機材が設置された車両の説明を受ける。GPSを備え、ヘリで撮影された映像を受像でき、空からの火元を確認できる。今日の訓練では、ヘリの出動は無かった。

模擬指令所が設置され、隊員より訓練の具体的内容の説明を受ける。

模擬指令所が設置され、隊員より訓練の具体的内容の説明を受ける。

司令では付近の地形図やコンパスなどで火元の方位を確認し、どのルートを辿れば火元への迅速な到着と、消火用水のポンプアップができるか協議する。この時点がアドバイザーの出番だ。

司令では付近の地形図やコンパスなどで火元の方位を確認し、どのルートを辿れば火元への迅速な到着と、消火用水のポンプアップができるか協議する。この時点がアドバイザーの出番だ。

澤などの水利から山腹へ圧送するときの分岐栓等、実際に山林火災に使われる機材の説明を受ける。

澤などの水利から山腹へ圧送するときの分岐栓等、実際に山林火災に使われる機材の説明を受ける。

無事に訓練が終わり署長から講評を受ける。林道はどこまで車が入れるか、どのルートが水利上有利か、火元を見つけやすい視界の利くコースはどれかなど、的確なアドバイスがあったとの講評であった。

無事に訓練が終わり署長から講評を受ける。林道はどこまで車が入れるか、どのルートが水利上有利か、火元を見つけやすい視界の利くコースはどれかなど、的確なアドバイスがあったとの講評であった。

麓での訓練を終え、日の出山山頂直下の東雲山荘に会場を移し、濡れた制服を私服に着替え、日の出町安心安全課課長の挨拶で、反省会と交流会を開始した。

麓での訓練を終え、日の出山山頂直下の東雲山荘に会場を移し、濡れた制服を私服に着替え、日の出町安心安全課課長の挨拶で、反省会と交流会を開始した。

交流会は訓練と雨の中の登頂で冷えた体を、薪ストーブとビル手温め、自己紹介からスタートした。

交流会は訓練と雨の中の登頂で冷えた体を、薪ストーブとビールで温め、自己紹介からスタートした。

翌朝は雨も上がり、東雲山荘のベランダから見る景色は、雲海の白と紅葉のコントラストが素晴らしい夜明けでした。

翌朝は雨も上がり、東雲山荘のベランダから見る景色は、雲海の白と紅葉のコントラストが素晴らしい夜明けでした。

御来光の絶景ポイントの日の出山山頂も、日の出の時間には霧に包まれていましたが、下山時間にはきりもはれ、山頂のジオラマを見ながら日の出山系の説明などしました。

御来光の絶景ポイントの日の出山山頂も、日の出の時間には霧に包まれていましたが、下山時間にはきりもはれ、山頂のジオラマを見ながら日の出山系の説明などしました。

霧が残る日の出山山系は、晴れた日と一味違う幽玄な山容を見せたくれました。

霧が残る日の出山山系は、晴れた日と一味違う幽玄な山容を見せたくれました。

一泊研修で消防署員とアドバイザーとの交流を深め、山荘前での解散式により,現地解散としました。

一泊研修で消防署員とアドバイザーとの交流を深め、山荘前での解散式により,現地解散としました。

天正寺大銀杏ライトアップコンサート

 日の出町大久野の新井地区に有る古刹、天正寺には100年ほど前に大久野村の大半を焼き尽くした大火事「大久野焼け」で、辛くも生き延び再生した大銀杏が、毎年見事な黄葉と銀杏を実らせています。

 クリスマスの街路樹イルミネーションを実施している「大久野を明るくする会」と協賛し、大銀杏をライトアップしてのコンサートを企画し、11月21日の土曜日に実施され、日の出山の会はコンサート部門を担当しました。

 寺院の本堂という特殊な雰囲気を重視した大人向けの企画として、古典落語、フルート演奏、シンセサイザーとヴァイオリンの演奏で古代の舞を舞う、3ステーシー構成としました。

 それぞれの出演者に趣旨をお伝えしたことで、銀杏のライトアップと本堂の祭壇の雰囲気とマッチした、素晴らしい音楽会になり、ご来場の皆様にゆっくりと味わっていただきました。

広い境内の一角に有る本堂は、緑の山をバックにし、地面には銀杏の黄色い葉が絨毯のように敷き詰められていました。

広い境内の一角に有る本堂は、緑や紅葉の山をバックにし、地面には銀杏の黄色い葉が絨毯のように敷き詰められていました。

日が暮れると大銀杏には照明が当てられ、昼間とは変わったムードを醸し出します。

日が暮れると大銀杏には照明が当てられ、昼間とは変わったムードを醸し出します。

大銀杏の黄葉を透過してくる、柔らかな光に梵鐘のシルエットが浮き上がり、静寂の中にかすかな鐘の音が聞こえるようです。

大銀杏の黄葉を透過してくる、柔らかな光に梵鐘のシルエットが浮き上がり、静寂の中にかすかな鐘の音が聞こえるようです。

本堂に灯りが灯され、ライトアップコンサートの始まりです。

本堂に灯りが灯され、ライトアップコンサートの始まりです。

最初のステージは立川亭ポ蘭さんによるから。御本尊様には失礼が無いように、紫の幕を引いての一席です。

最初のステージは立川亭ポ蘭さんによる落語から。御本尊様には失礼が無いように、祭壇に紫の幕を引いての一席です。

ポランさんはカッポレなどの踊りも得意で、解除柄の皆さんの手拍子に併せて、軽妙に踊り楽しませてくれました。

ポ蘭さんはカッポレなどの踊りも得意で、開場の皆さんの手拍子に合わせて軽妙に踊り、楽しませてくれました。

休憩を挟んでの第二ステージは、隣のあきる野市在住のフルート奏者、村野直子さんのフルート演奏です。本堂という空間に合わせた選挙区での演奏で、素晴らしい音色が響きました。

休憩を挟んでの第二ステージは、隣のあきる野市在住のフルート奏者、村野直子さんのフルート演奏です。本堂という空間に合わせた選曲で演奏され、素晴らしい音色が本堂と境内に響き渡りました。

金色に輝く天蓋の下で蓮の花の祭壇を背にしての演奏は、芸能の神様の弁財天を彷彿させていました。曲目もリクエストに応えて、ドップラーのハンガリア田園幻想曲など、幻想的な曲を演奏されました。

金色に輝く天蓋の下で蓮の花の祭壇を背にしての演奏は、芸能の神様の弁財天を彷彿させていました。曲目もリクエストに応えて、ドップラーのハンガリア田園幻想曲など、幻想的な曲を演奏されました。

第三ステージはシンセサイザーの演奏とヴァイオリンの演奏、そしてこの地域に伝わる平将門伝説をテーマにした古代歌と古代舞が演じられました。

第三ステージは日の出山の会会員の光野真理さんのシンセサイザーの演奏と、同じく会員の藤田真理子さんのヴァイオリンの出演で、古代の祝詞をモチーフとした古代歌や、飛鳥時代の巫女舞をモチーフにした古代舞を演じました。

コンサートの最後はシンセサイザーの幻想的な迫力ある演奏に合わせた、当地に伝わる平将門伝説をテーマにした古代舞が舞われ、盛りだくさんのコンサートが終了しました。

コンサートの最後はシンセサイザーの幻想的な迫力ある演奏に合わせた、当地に伝わる平将門伝説をテーマにした古代舞が舞われ、盛りだくさんのコンサートが終了しました。

 

 

日の出町産業まつり

 10月31日(土)と11月1日(日)にかけて、恒例の日の出町産業まつりが行われ、日の出山の会はテントを2張使用して、一張りは日の出山山系の写真を展示し、もう一張りでは例年出品しているキウイフルーツや竹細工、清酒幸せの鐘その他の販売をしました。

 会場にはステージが設けられ、過去2年間ステージ出演もしましたが、今年はブースを2倍に広げましたので出演はせず、ブースの展示に集中しました。

 昨年は雨にたたられて湿ったお祭りとなりましたが、今年は曇り空でしたが雨は降らずまあまあの天気で、写真展示も大勢の人に見てもらえました。

今年はブースを2倍に広げ、左側を販売ブーストし、右側を写真展示ブースとしました。

今年はブースを2倍に広げ、左側を販売ブーストし、右側を写真展示ブースとしました。また、日の出山の会ののぼり旗と横断幕及び、幸せの鐘ののぼり旗を新調しましたので、にぎやかになりました。

右側のテントは写真展のブースとして、日の出山の写真を展示し、入り口には幸せの鐘を飾り、光野さんの歌とピアノのライブをしました。

右側のテントは写真展のブースとして、日の出山の写真を展示し、入り口には幸せの鐘を飾り、藤田さんのヴァイオリン演奏や、光野さんの歌とピアノのライブをしました。

左側のテントは販売ブーストして、清酒幸せの鐘や竹細工、キウイフルーツ、幼児向けのおもちゃなどを販売しました。

左側のテントは販売ブーストして、清酒幸せの鐘や竹細工、キウイフルーツ、幼児向けのおもちゃなどを販売しました。

キウイフルーツは日の出山の会の会長の畑で生産され、市価の半額以下で販売のため、毎年リピーターが買いに来るほど好評です。

キウイフルーツは日の出山の会の会長の畑で生産され、市価の半額以下で販売のため、毎年リピーターが買いに来るほど好評です。

2日目は暖かな日差しに恵まれ、大勢の来場者でにぎわいました。

2日目は暖かな日差しに恵まれ、大勢の来場者でにぎわいました。

昨年は雨にたたられ、ステージも出演キャンセルが出たり、客席にもほとんど人が居ない寂しいステージでしたが、今年は大勢の観客が楽しんでいました。

昨年は雨にたたられ、ステージも出演キャンセルが出たり、客席にもほとんど人が居ない寂しいステージでしたが、今年は大勢の観客が楽しんでいました。

井上環境副大臣もブースへ立ち寄られました。

井上環境副大臣もブースへ立ち寄られました。2日間まずまずの天気に恵まれ、大勢の方に立ち寄っていただきました。

日の出山山頂「東雲山荘コンサート」宿泊登山

 毎年、登山教室として秋に実施している東雲山荘宿泊登山を、10月24日~25日にかけて実施しました。
登山コースは、白岩の滝や麻生山の山頂などを辿る変化に富んだコースをとり、植物の講師や観光ガイドが同行してのレクチャーや、山小屋や山頂でのコンサートの、盛りだくさんの登山となりました。

 山頂の山小屋では夕食後に、山頂に上がりシンセサイザーやヴァイオリンの演奏で夜景を見ながらの「星空コンサート」、そして山小屋へ戻り「山小屋コンサート」や「歌声喫茶」などで、山小屋で薪ストーブを囲み秋の夜長を満喫しました。

 翌朝は晴天に恵まれ、関東平野を一望する山頂でご来光を迎えながらの、ヴァイオリン演奏と古代歌による古代巫女舞を鑑賞し、ゆっくりと朝食をとり、あご掛け岩コースを辿り、コース終点に有るつるつる温泉で解散。それぞれに入浴したり昼食をとり、登山の疲れを癒して玄関前からの機関車バスで帰りました。

集合場所の肝要の里を出て10分ほどで、都道から分かれて白岩の滝への道に入る。

集合場所の肝要の里を出て10分ほどで、都道から分かれて白岩の滝への道に入る。

要所要所でガイドの解説を受けながら進む。

要所要所でガイドの解説を受けながら進む。

白岩上段の滝の脇をを急登すると、滝上からは緩やかな沢沿いの道になる。

白岩上段の滝の脇をを急登すると、滝上からは緩やかな沢沿いの道になる。

1年前に「標高表示杭設置登山」のイベントで設置した杭は健在だ。今日明日の全コース上には、標高50mおきに設置されている。標高を確認しながら登るのも楽しい。

1年前に「標高表示杭設置登山」のイベントで設置した杭は健在だ。今日明日の全コース上には、標高50mおきに設置されている。標高を確認しながら登るのも楽しい。

 

タルクボ沢の沢沿いの道から、麻生林道の麻生平に飛び出し、一気に視界が開ける。

タルクボ沢の沢沿いの道から、麻生林道の麻生平に飛び出し、一気に視界が開ける。

ここ待て来て初めて日出山の三町が見える。山頂の東屋から左へ尾根をたどると、今夜の宿泊地の東雲山荘が見える。

ここまで来て初めて日出山の山頂が見える。山頂の東屋から左へ尾根をたどると、今夜の宿泊地の東雲山荘が見える。

 

山頂に到着、うす曇りの空で薄く霞がかかり、ご自慢の遠景はもやっていました。先ずは登頂記念撮影。

山頂に到着、うす曇りの空で薄く霞がかかり、ご自慢の遠景はもやっていました。先ずは登頂記念撮影。

東雲山荘は素泊まり専門で、食事は自炊だ。手ごろな炊事場があり、料理や飲料は管理人さんが麓の水道水を運び、洗い物は雨水をためて使っている。

東雲山荘は素泊まり専門で、食事は自炊だ。手ごろな炊事場があり、料理や飲料は管理人さんが麓の水道水を運び、洗い物は雨水をためて使っている。煮炊きは薪ストーブが使える。

テーブルとイスは丸太をそのまま使って自然の曲線を生かした古色蒼然としたもの。平成25年の秋に、浩宮皇太子がこのイスとテーブルで昼食をとられた。

テーブルとイスは丸太をそのまま使って、自然の曲線を生かした古色蒼然としたもの。平成25年の秋に、浩宮皇太子がこのイスとテーブルで昼食をとられた。

子のイベントは、一泊2食飲み放題で4000円。食事はデザート付きで豪華だ。しかも食後はコンサート付。!!

このイベントは、一泊2食付き飲み放題で4000円。食事はデザート付きで豪華だ。しかも食後はライブコンサート付。!!・・次回はぜひご参加ください。

夕食後は、夜のとばりが降りた山頂へ。今日は霞がかかり都心のビルの明かりや、スカイツリーなどが見えなかった。

夕食後は、夜のとばりが降りた山頂へ。今日は霞がかかり都心のビルの明かりや、スカイツリーなどが見えなかった。

山頂の東屋では、おぼろに霞む都会の灯を眺めながら、シンセサイザーとヴァイオリンによる星空コンサート。

山頂の東屋では、おぼろに霞む都会の灯を眺めながら、シンセサイザーとヴァイオリンによる星空コンサート。

7月中旬から8月上旬までは、都内各所で催される花火大会の展望台にもなる。

7月中旬から8月上旬までは、都内各所で催される花火大会の展望台にもなる。

秋の夜は長くそして山頂は冷える。山荘の薪ストーブを囲んで今度は昔をしのんで歌声喫茶とする。

秋の夜は長くそして山頂は冷える。山荘の薪ストーブを囲んで今度は昔をしのんで歌声喫茶とする。

薪ストーブの温かさにより、適度に酔いも回りシンセサイザーとヴァイオリンのたおやかな音色に、歌声も弾む。

薪ストーブの温かさにより適度に酔いも回り、シンセサイザーとヴァイオリンのたおやかな音色に、歌声も弾む。

日の出前の山頂から。ビルの灯は消え、街路灯がまだ消え残る都心は、が程よくかかり、霞のフィルター効果で素晴らしい夜明けの空だ。

日の出前の山頂から。ビルの灯は消え、街路灯がまだ消え残る都心は、霞が程よくかかり、霞のフィルター効果で素晴らしい色彩の夜明けの空だ。

日の出をバックに「御来光コンサート」をする。

日の出をバックに「御来光コンサート」と「古代歌と古代巫女舞」演じる。

静寂に包まれた山頂には、繊細なヴァイオリンの響きが良く似合う。

静寂に包まれた山頂には、繊細なヴァイオリンの響きが良く似合う。

昇る朝日に古代歌を歌い、古代の巫女舞をささげて、今日一日の幸を祈る。

昇る朝日に古代歌を歌い、古代の巫女舞をささげて、今日一日の幸を祈る。

輝く朝日も、霞のフィルターで柔らかなオレンジ色へと変換され、心を和ませてくれる。

輝く朝日も、霞のフィルターで柔らかなオレンジ色へと変換され、心を和ませてくれる。

日の出は赤子の誕生のように生命力にあふれ、みるみる登ってゆく姿は、赤子の成長を見る思いだ。

日の出は赤子の誕生のように生命力にあふれ、みるみる登ってゆく姿は、赤子の成長を見る思いだ。

御岳神社から見て日の出の方角に有る山が日の出山。山名はそこから名づけられたとの説が信じられている。

御岳神社から見て日の出の方角に有る山が日の出山。山名はそこから名づけられたとの説が信じられている。

日の出山から拝する御岳神社は朝日に映えている。今は改装工事中で、シートに覆われている

日の出山山頂から拝する御岳神社は朝日に映えている。今は改装工事中で、シートに覆われている

山頂と山荘での楽しい一夜を過ごし、御来光に新たなエネルギーを戴き、山小屋に別れを告げます。

下山はおなじみのあご掛け岩尾根コースを辿り、つるつる温泉へと下ります。解散地のつるつる温泉では、各自で温泉に入ったり昼食をとり、ゆっくりと登山の疲れを癒していました。素敵なメンバーで楽しい山旅ができましたことへ、御礼申し上げます。またの機会に お会いできますよう。

下山はおなじみのあご掛け岩尾根コースを辿り、つるつる温泉へと下ります。解散地のつるつる温泉では、各自で温泉に入ったり昼食をとるなとして、登山の疲れを癒していました。素敵なメンバーで楽しい山旅ができましたことへ、御礼申し上げます。またの機会にお会いできますよう。

気象予報講演会の開催

 日の出山の会の登山教室では、ハイキングや登山道整備などのフィールドワークと、講演会などの座学を実施しており、10月8日にはイオン日の出店のイオンホールにて、「気象予報の仕組みと近年の集中豪雨」のテーマで講演会を開きました。

 講師にはエベレスト登山隊などに、山頂アタックの日取りを決めるための山岳地帯の天気予報データーを提供する、(株)ヤマテンの社長で、気象予報士の猪熊隆之先生を迎えて講演会を実施しました。

 山の気象や最近の異常気象、それに伴う災害などについて様々な気象データーを提示しながら、わかりやすく説明をしていただきました。

沢山の気象データや図表、写真などを駆使して、わかりやすい講和でした。

沢山の気象データや図表、写真などを駆使して、わかりやすい講話でした。

奥多摩地域の山岳気象も含めて、具体的な気象予報の仕組みを話された。

奥多摩地域の山岳気象も含めて、具体的な気象予報の仕組みを話された。

山岳地帯では平地と異なり、複雑な地形の要素が絡み、周囲の地形との相対関係で予報をするとのこと。

山岳地帯では平地と異なり、複雑な地形の要素が絡み、周囲の地形との相対関係で予報をするとのこと。

最後には質問をうけ、視聴者から熱心な質問が多数寄せられました。

最後には質問をうけ、視聴者から熱心な質問が多数寄せられました。

講演後に講師の著書のサイン入り販売があり、持参した全てが完売されました。

講演後に講師の著書のサイン入り販売があり、持参した全てが完売されました。

 

麻生山山頂景観皆伐の調査登山

 麻生山の山頂は針葉樹林で覆われていて見晴らしがきかず、ハイカーは巻道を巻いて通過しています。山頂の東側斜面の樹木を伐採することで、横浜方面から都心全域や上州方面までの景観が確保できることから、山頂付近の皆伐(全て伐採)が決まり、9月28日に、山主さんの案内で関係者と現地の下見をした。

登頂のルートは、前回標高表示杭を設置した、タルクボ林道から麻生の尾根を辿るコースを、再確認しながら辿る行程とした。前回の「タルクボ林道から麻生山直登尾根コース調査行」のページと併せてご覧ください。

タルクボ林道の入り口ゲートは、新しくステンレス製のポールや鎖に替えられた。林道は一般車は通行禁止だが、今回は林務関係者同行により、4厘駆動車で入山した。

タルクボ林道の入り口ゲートは、新しくステンレス製のポールや鎖に替えられた。林道は一般車は通行禁止だが、今回は林務関係者同行により、4厘駆動車で入山した。

麻生尾根への取り付き点で大岩を見上げる山主さん、林務関係者、ボルダラー(ボルダリング、フリークライムの一種)。

麻生尾根への取り付き点で大岩を見上げる山主さん、林務関係者、ボルダラー(ボルダリング、フリークライムの一種)。

見上げる大岩の周辺は草が刈り取られ、8月初めの入山時より整備されていた。

見上げる大岩の周辺は草が刈り取られ、8月初めの入山時より整備されていた。

尾根への取り付き点の梯子へ向かう。この梯子はあくまでも植林作業のための作業用であり、安全策はしていない。その上の道も林務者の踏み跡程度で道標などは無い。整備されるまでは、この付近に詳しい熟達者以外は入山禁止だ。

尾根への取り付き点の梯子へ向かう。この梯子はあくまでも植林作業のための作業用であり、安全策はしていない。その上の道も林務者の踏み跡程度で道標などは無い。整備されるまでは、この付近に詳しい熟達者以外は入山禁止だ。

大岩の右をヘツリながら回り込むと、尾根に出る。林道からここまでの標高差は50mほど。

大岩の右をヘツリながら回り込むと、尾根に出る。林道からここまでの標高差は50mほど。

東電新秩父線19号鉄塔下。前回調査時より雲が多く、視界がきかなかった。

東電新秩父線19号鉄塔下。前回調査時より雲が多く、視界がきかなかった。

鉄塔近辺はブッシュが多くて、見通しがきかず迷いやすい。東電の黄色のポールで、20号鉄塔へのルートを行く。

鉄塔近辺はブッシュが多くて、見通しがきかず迷いやすい。東電の黄色のポールで、20号鉄塔へのルートを行く。

現在の麻生山山頂794mは、針葉樹に包まれ、北西のごく一部以外は、視界がきかない。

麻生山山頂794mは、針葉樹に包まれ、北西のごく一部以外は、視界がきかない。

伐採する樹木や境界には、すでに目印のテープが巻かれている。

伐採する樹木や境界には、すでに目印のテープが巻かれている。

現在の山頂は、針葉樹林に囲まれ、北西のごく一部を除いて見晴らしがきかない。(パノラマ写真180度)

これは約180度のパノラマ写真だが、この部分を伐採することで、上州方面から都心を経て横浜までの、大パノラマの景観が得られる。

本日の調査行参加者。

本日の調査行参加者。ボルダラー、山主さん、林務者、日の出山の会ブロガー。

下山は数年前に皆伐した東斜面から麻生林道に出て、テル窪の沢沿いにタルクボ林道へと戻る。写真の右半分が皆伐され、左半分が枝打ちと間伐が行われる予定。

下山は数年前に皆伐した東斜面から麻生林道に出て、タルクボの沢沿いにタルクボ林道へと戻る。写真の右半分が皆伐されて楢や楓が植林され、左半分が枝打ちと間伐が行われる予定。

タルクボ林道から麻生山直登尾根コース調査行

 日の出山登山コースの一つに白岩の滝経由のコースがあり、途中で一度タルクボ林道へ出てすぐに沢沿いの道に入り、麻生平から麻生山直下を巻いて日の出山へと辿っている。

 タルクボ林道から沢沿いの道に入らずに林道を進むと、林道終点手前の大岩の下に作業用の梯子がかかっている。その梯子を登り尾根伝いに、東電新秩父線19号鉄塔を通過して麻生山へ辿る道もあったが、遊歩道ができたため廃道となっている。今は山林作業用の踏み跡程度で道標がなく、熟達者以外の入山は危険だ。

 日の出山の会では廃道調査のため、8月5日に白岩の滝を経由せずに、タルクボ林道を辿って標高表示の杭を設置しながら調査してきた。

赤線がGPS軌跡図で、右側が白岩の滝バス停。白岩の滝への途中を右へタルクボ林道を辿り、麻生山の直登尾根にとりついた。

朱線がGPS軌跡図で、右側が白岩の滝バス停。白岩の滝への途中を右へタルクボ林道を辿り、中央下の麻生山尾根にとりついた。

白岩の滝バス停から滝への道の途中に有る林道タルクボ線は、白岩の滝を迂回して上部へ出るため、ハイカーには利用されていない。

白岩の滝バス停から滝への道の途中に有る林道タルクボ線は、白岩の滝を迂回して上部へ出るため、ハイカーには利用されていない。

林道はあくまでも林業のための作業道であり、一般道の安全対策はなされていない。一般車両の進入は禁止されているが、歩行は自己責任で通行可能だ。

林道はあくまでも林業のための作業道であり、一般道の安全対策はなされていない。一般車両の進入は禁止されているが、歩行は自己責任で通行可能だ。

この近辺の林道配置図。中段下の19番がタルクボ林道。

この近辺の林道配置図。中段下の19番がタルクボ林道。古い看板なので、現状より表記が少ない。

路面は比較的良好な非舗装道で、ところどころで視界が開ける。

路面は比較的良好な非舗装道で、ところどころで視界が開ける。

林道の途中から白岩山の崩落現場が見える(右と左の2か所)。白岩の滝登山口の左に閉鎖されたトンネルがあり、このトンネルから砕石を掘り出していたが、崩落事故で閉鎖された。

林道の途中から白岩山の崩落現場が見える(右と左の2か所)。白岩の滝登山口の左に閉鎖されたトンネルがあり、このトンネルから砕石を掘り出していたが、崩落事故で閉鎖された。

林道終点手前の右上に大岩がせり出しているのが見える。ここが麻生山の尾根の東端になる。

林道終点手前の右上に大岩がせり出しているのが見える。ここが麻生山の尾根の東端になる。

 

大岩の下に作業用の梯子がかかっていて、標高500mの標識がある。ここが麻生山への尾根のとりつきだが、道標は無く、踏み跡程度の道のため、熟達者以外は入山禁止だ。

大岩の下に作業用の梯子がかかっていて、標高500mの標識がある。ここが麻生山への尾根のとりつきだが、道標は無く、踏み跡程度の道のため、熟達者以外は入山禁止だ。

梯子の上は狭い棚状になっていて大岩が迫っている。大岩に沿って右に回り込み、踏み跡を辿り尾根に向かって登る。尾根に出るまで分かりにくい踏み跡で、要注意だ。

梯子の上は狭い棚状になっていて大岩が迫っている。大岩に沿って右に回り込み、踏み跡を辿り尾根に向かって登る。尾根に出るまで分かりにくい踏み跡で、要注意だ。

尾根に出る手前に標高550mの標識がある。梯子の下が標高500mだからかなりの急登だ。

尾根に出る手前に標高550mの標識がある。梯子の下が標高500mだからかなりの急登だ。

しばらくは足場の悪い岩場の尾根道が続く。踏み跡がたくさんあるので、尾根を外さぬよう、要注意。

しばらくは足場の悪い岩場の尾根道が続く。踏み跡がたくさんあるので、尾根を外さぬよう、要注意。

大岩を越えたところで尾根の反対側が見え、タルクボ林道の終点が見える。

大岩を越えたところで尾根の反対側が見え、タルクボ林道の終点が見える。

しばらくは岩尾根が続くが、この辺の踏み跡は比較的しっかりしている。

しばらくは岩尾根が続くが、この辺の踏み跡は比較的しっかりしている。

標高600m地点だ。この辺りは落葉樹も多く尾根は明るい。今度は葉が落ちた冬に来てみたい。

標高600m地点だ。この辺りは落葉樹も多く尾根は明るい。今度は葉が落ちた冬に来てみたい。杭の近くに有るのは、ガーミンのGPSと杭打ち用の木槌だ。

標高650m近辺は幅の広い尾根筋だ。踏み跡を外さぬよう慎重に進む。

標高650m近辺は幅の広い尾根筋だ。踏み跡を外さぬよう慎重に進む。

藪状の中の踏み跡をたどると藪の隙間から鉄塔が見える。鉄塔へ向かって踏み跡を選び進む。

藪状の中の踏み跡をたどると藪の隙間から新秩父線19号鉄塔が見える。鉄塔へ向かって踏み跡を選び進む。

コース脇の鉄塔の下へ寄り道すると五日市方面の司会が開ける。この日はやや霞がかかっていた。

コース脇の秩父線19号鉄塔の下へ寄り道すると、金毘羅尾根や五日市方面の視界が開ける。この日はやや霞がかかっていた。

19号鉄塔からは、麻生山手前の金毘羅尾根分岐まで、東電の送電線鉄塔の作業道を、20号鉄塔へ向けて進む。

19号鉄塔からは、麻生山手前の金毘羅尾根分岐まで、東電の送電線鉄塔の作業道を、20号鉄塔方向へ向けて進む。

標高700m地点に来るとね一般登山道の金毘羅尾根への分岐が近い。

標高700m地点に来ると、一般登山道の金毘羅尾根への分岐が近い。

標高700m標識を過ぎるとすぐに金毘羅尾根から麻生山への一般ルートに出る。左へ下ると金毘羅尾根経由五日市。直進して登ると一般道で麻生山山頂だ。

標高700m標識を過ぎるとすぐに金毘羅尾根から麻生山への一般ルートに出る。左へ下ると金毘羅尾根経由五日市。直進して登ると一般道で麻生山山頂だ。

金毘羅尾根への分岐からしばらく上ると、75mの標識に出る。この辺りは登山者も多く、踏み跡はしっかりしている。

金毘羅尾根への分岐からしばらく上ると、750mの標識に出る。この辺りは登山者も多く、踏み跡はしっかりしている。

麻生山の山頂は細長い釣尾根状になっており、昔は麓の大久野中学校の学校林(実習林)であった。

麻生山の山頂は細長い釣尾根状になっており、昔は麓の大久野中学校の学校林(実習林)であった。

山頂は794mで現在は眺望がきかないが、平成27年中には山頂の皆伐が決まっている。

山頂は794mで現在は眺望がきかないが、平成27年中には山頂の皆伐が決まっており、皆伐が済めば日の出山に負けない大パノラマが出現する。

目的のミッション終了。人気のない山頂で甘い秋留台トウモロコシを頬張り一休み。

目的のミッション終了。人気のない山頂で甘い秋留台トウモロコシを頬張り一休み。

麻生山からの下りは、日の出山山頂(右)や東雲山荘(左の樹間)が見える麻生平に下り、タルクボ沢添いにタルクボ林道へと戻りました。

麻生山からの下りは、日の出山山頂(右)や東雲山荘(左の樹間)が見える麻生平に下り、タルクボ沢添いにタルクボ林道へと戻り、廃道調査と標高杭設置を完了した。

 

霧の名所の御岳山レンゲショウマ祭り

 例年御岳山ケーブル鉄道が実施する、平成27年御岳山レンゲショウマ祭りのライブコンサートに、日の出山の会も音響部門で協力しました。

 当日の8月30日は早朝から雨模様で、コンサートの実施も危ぶまれましたが、御岳山町駅前広場での屋外ライブは取りやめ、御岳山神社の神楽殿でのコンサートのみ実施となりました。

早朝は本降りだった雨も霧雨に変わり、御岳山ケーブルの山頂駅から、展望レストランへ向かう斜面に群生するレンゲショウマの花は、霧の中にひっそりと咲いていました。

早朝は本降りだった雨も霧雨に変わり、御岳山ケーブルの山頂駅から、展望レストランへ向かう斜面に群生するレンゲショウマの花は、霧の中にひっそりと咲いていました。

既に咲き終わった花柄や、開花前の蕾などが混在し、レンゲショウマは鑑賞期間の長い花です。

既に咲き終わった花柄や、開花前の蕾などが混在し、レンゲショウマは鑑賞期間の長い花です。

山頂広場の野外コンサートは雨のため中止して、御岳山神社の神楽殿にての、屋内コンサートに切り替えました。

山頂広場の野外コンサートは雨のため中止して、御岳山神社の神楽殿にての、屋内コンサートに切り替えました。

神楽殿の限られた空間に変更のため、PA機材は小型のものに変更してセッティングをしました。

神楽殿の限られた空間に変更のため、PA機材は小型のものに変更してセッティングをしました。

普段は神代神楽や雅楽など、厳かな楽の音が響く神楽殿に、現代の若者のJポップスが響きました。

普段は神代神楽や雅楽など、厳かな楽の音が響く神楽殿に、現代の若者のJポップスが響きました。

晴天ならば、山頂駅前広場でのにぎやかなライブプログラム編成ですが、神楽殿でもそのままの編成で実施しました。神様もこれにはびっくりされたかもしれません。

晴天ならば、山頂駅前広場でのにぎやかなライブプログラム編成ですが、神楽殿でもそのままの編成で実施しました。神様もこれにはびっくりされたかもしれません。

社殿は神の憑代であり、祭祀が挙行されるときに社殿に降臨するとのこと。神に敬意をもって穢れなく使わせていただくことで、お許しを願いました。

社殿は神の憑代であり、祭祀が挙行されるときに社殿に降臨するとのこと。神に敬意をもって穢れなく使わせていただくことで、お許しを願いました。

レンゲショウマ祭りのメインテーマの、レンゲショウマの花の精の舞が、シンセサイザーとヴァイオリンをバックに、レンゲショウマの歌に載せて舞われました。

レンゲショウマ祭りのメインテーマの、レンゲショウマの花の精の舞が、シンセサイザーとヴァイオリンをバックに、レンゲショウマの歌に載せて舞われました。

スタッフの皆さんお疲れ様でした。あいにくの雨天でしたが、神楽殿という素晴らしい舞台での演奏は、貴重な体験でした。

スタッフの皆さんお疲れ様でした。あいにくの雨天でしたが、神楽殿という素晴らしい舞台での演奏は、貴重な体験でした。

来年のレンゲショウマ祭りコンサートが、晴天に恵まれますよう、御岳神社に祈念して、霧の立ち込める中下山しました。

来年のレンゲショウマ祭りコンサートが、晴天に恵まれますよう、御岳神社に祈念して、霧の立ち込める中下山しました。

日の出山山頂から花火撮影

 7月25日は日の出夏まつりが行われ、平井中学の裏山の桜の森から花火が打ち上げられました。
また、この日は隅田川の花火大会、昭和記念公園の花火大会など、都内各地で大きな花火大会のラッシュの日でもあることから、日の出山に花火撮影の登山をしてきました。

 夕暮れの迫る山道を一人行き、クロモ岩に差し掛かると、かすかな風に乗って妖艶な花の香りが漂い、進むにつれて濃厚になり、歩みを止めて見回すとヤマユリの花が木々の間にたくさん咲いていました。
 クロモ岩から山頂へのきつい登りの両側に咲く、最盛期のヤマユリが放つ濃厚な香りに、昔読んだ小泉八雲の「高野聖」の旅僧が話す、幽玄な情景を思い起こしました。

ヤマユリは藪の中で一輪咲いても所在が分かるほど、濃厚な香りを放ちます。クロモ岩近くの斜面には一斉に花開き妖艶な世界を醸しだしていました。

ヤマユリは藪の中で、一輪咲いても所在が分かるほど濃厚な香りを放ちます。クロモ岩近くの斜面には一斉に花開き、妖艶な世界を醸しだしていました。

道の土手から延びる花茎は顔の高さに花をつけ、むせかえるような香りを放っていました。

道の土手から延びる花茎は顔の高さに花をつけ、むせかえるような香りを放っていました。

足元にはオオバノギボウシが咲き、夕やみが迫る山道を、明るくしてくれています。

足元にはオオバノギボウシが咲き、夕やみが迫る山道を、明るくしてくれています。

山頂下の東雲山荘は、土曜日にしては珍しく宿泊客が無く、ひっそりとしていました。山荘の周囲にも、ヤマユリやオオバノギボウシが咲いていました。

山頂下の東雲山荘は、土曜日にしては珍しく宿泊客が無く、ひっそりとしていました。山荘の周囲にも、ヤマユリやオオバノギボウシが咲いていました。

山頂は人気が無くひっそりとしていて、雲があかね色に染まっていました。

山頂は人気が無くひっそりとしていて、雲があかね色に染まっていました。

山頂にもヤマユリやオオバノギボウシがたくさん咲いていて、単独登山を楽しませてくれました。

山頂にもヤマユリやオオバノギボウシがたくさん咲いていて、単独登山の寂しさを慰めてくれました。

以前にも何度か花火撮影などで、この季節に登りましたが、これほどまで多く咲くヤマユリは初めてです。

以前にも何度か花火撮影などで、この季節に登りましたが、これほどまで多く咲くヤマユリは初めてです。

すっかり陽が落ちて、東に広がる都心の武蔵野台地の灯が、輝きを増してきます。

すっかり陽が落ちて、東に広がる都心への武蔵野台地の灯が、輝きを増してきます。地表近くは霞がかかり、新宿副都心などの高層ビル群は見えません。

午後7時30分。先ずは立川の昭和記念公園の花火が打ち上げられます。

午後7時30分。先ずは立川の昭和記念公園の花火が打ち上げられます。

今日は隅田川の花火も見えるはずですが、上空は晴れていても地表近くは濃いもやがかかり,見えません。スカイツリーの近くに上がるはずですが、そのスカイツリーも今日は見えません。

今日は隅田川の花火も見えるはずですが、上空は晴れていても地表近くは濃いもやがかかり,見えません。スカイツリーの近くに上がるはずですが、そのスカイツリーも今日は見えません。

午後8時過ぎ。遅れて日の出夏祭りの花火(右)も上がり始め、昭和記念公園の花火(左)との共演が始まりました。

午後8時過ぎ。遅れて日の出夏祭りの花火(右)も上がり始め、昭和記念公園の花火(左)との共演が始まりました。

日の出の花火は平井ッぱらの光をバックにして上がり、昭和記念公園の花火は夜空をバックに上がります。

日の出の花火は平井ッぱらの光をバックにして上がり、昭和記念公園の花火は夜空をバックに上がります。

青白い花火も涼やかで、夏の夜空に似合います。

青白い花火も涼やかで、夏の夜空に似合います。このほかにも地域で催す小ぶりの花火大会も、いくつか見ることができました。

派手やかなスターマインの饗宴になると、そろそろ終わりの時間です。

派手やかなスターマインの饗宴になると、そろそろ終わりの時間です。

真西に見える御岳山も、夜のとばりに閉ざされて、御岳神社の明かりが輝いて見えます。

真西に見える御岳山も、夜のとばりに閉ざされて、御岳神社の明かりが輝いて見えます。

人影のない山頂は月に照らされ、大岳山と馬頭刈尾根のスカイラインの上には星も瞬いていました。夜景とヤマユリの香りに包まれて、このまま一夜を過ごしたいとの思いを残し、月明かりの中を下山しました。

人影のない山頂は月に照らされ、大岳山と馬頭刈尾根のスカイラインの上には星も瞬いていました。夜景とヤマユリの香りに包まれて、このまま一夜を過ごしたいとの思いを残し、月明かりの中を下山しました。

 

 

海禅寺音楽祭

 日の出山から東へ派生する尾根にある、高峰の山頂から青梅側に下った二俣尾に有る海禅寺で、日の出山の会会員の光野真理氏が主宰する、海禅寺音楽祭が今年も7月18日に、曹洞宗海禅寺で開かれました。
 二俣尾の地名は、青梅街道をゆく昔の旅人が、奥多摩方面と秩父方面へ別れた分かれ道の地であり、昔は二又尾と書かれていたそうです。
 海禅寺は、室町時代の地元の豪族三田氏により保護を受け、裏山の辛垣山には辛垣城があり、戦国時代の末期に城は落城して三田氏も滅び、兵火により寺院の建物も焼失しましたが、何度かの再建により今も立派な山門や本堂などが残り、裏山はつつじの名所となっています。

青梅街道と並行する青梅線二俣尾手前の山腹に位置する海禅寺。石段を上がると立派な山門があり、境内からの多摩川流域と日の出山から東へ延びる尾根の見晴らしが素晴らしい。

青梅街道と並行する青梅線二俣尾手前の山腹に位置する海禅寺。石段を上がると立派な山門があり、境内からの多摩川流域と日の出山から東へ延びる尾根の見晴らしが素晴らしい。

現在の本堂と庫裏は昭和59年に焼失し古さを再現する手法で再建されたものです。本堂には、立派なグランドピアノが備えられています。

現在の本堂と庫裏は昭和59年に焼失し、古さを再現する手法で再建されたもので、古の面影を残しています。本堂には、立派なグランドピアノが備えられています。

本堂では、7絃ベースギターのジョンカラ節に載せて、将門伝説の舞などが演奏されました。

本堂では、7絃ベースギターのジョンカラ節に載せて、将門伝説の舞などが演奏されました。

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演奏はジャズ、フォーク、箏、沖縄民謡、舞など多岐にわたり、最後は出演者と聴衆のコラボで締めくくりました。

日の出観光まつり写真展

 7月12日にイオン日の出店にて、日の出町観光協会の主催で日の出観光まつりが開かれ、日の出山の会は日の出山の写真を展示し、竹クラブで制作した竹細工を販売しました。

 出店はつるつる温泉の足湯や、さかな園の赤いうどんや鱒の塩焼き、うまいもの館の燻製チーズ他肝要の里の製品、町の文化財担当から文化財や芸能保存などの記録DVDなどが販売されて賑わいました。

会場はメインコートから駐車場へつながる入り口の外側で、最も出入りの多い場所です。

会場はメインコートから駐車場へつながる入り口の外側で、最も出入りの多い場所です。

日の出山の会は日の出山の写真と日の出町に住む動物と蝶の写真、竹細工や幸せの鐘の展示などをしました。

日の出山の会は日の出山の写真と日の出町に住む動物と蝶の写真、竹細工や幸せの鐘の展示など行い、多くの人が立ち寄られました。

つるつる温泉からは、足湯の浴槽が設営され、タンクローリーで温泉が運ばれました。

つるつる温泉からは足湯の浴槽が設営され、タンクローリーで温泉が運ばれました。

杉並区からは完熟トマトのトマトマンが応援に駆けつけてくれ、日の出トマトとトマトを練りこんだ赤いうどんの応援をしてくれました。

杉並区からは完熟トマトのトマトマンが応援に駆けつけてくれ、日の出トマトとトマトを練りこんだ赤いうどんの応援をしてくれました。

勝峰山~麻生山間の山頂へ標高表示杭設置登山

 勝峰山からは西に向かって、勝峰尾根~ろんでん尾根~麻生尾根(現在は金毘羅尾根と通称)~麻生山を経て日の出山へと辿っています。

 今回6月28日に実施した標高表示杭の設置登山は、日の出山の会会員3名で、勝峰山の山頂から麻生山間の尾根上に、国土地理院の地図に標高が表記されている山頂をGPSで特定し、国土地理院地図の標高値を表示した杭を設置しました。また、勝峰尾根~派生した幸神尾根にも寄り道して設置しました。

麻生山からの下山は、麻生山林道から焼け岩林道を三ツ沢に下り、つるつる温泉で汗を流して帰路につきました。

当日のGPS軌跡図です。右下をスタートし麻生山まで辿り、下山路は麻生林道から焼け岩林道を辿り、つるつる温泉でした。ベースの地図は国土地理院の地形図を使用しました。

当日のGPS軌跡図です。右下をスタートし麻生山まで辿り、下山路は麻生林道から焼け岩林道を辿り、つるつる温泉でした。ベースの地図は国土地理院の地形図を使用しました。

ボッカ兼杭打ち担当2名と、GPS探査兼記録担当1名の計3名で、大久野の新井から向山稲荷ルートを出発。

ボッカ兼杭打ち担当2名と、GPS探査兼記録担当1名の計3名で、大久野の新井から向山稲荷ルートを出発。

新井地区を見渡せる山の中腹にある向山稲荷の祠。ここから早道場(はやみちっぱ)と呼ばれる尾根をとおり、勝峰山へ向けて尾根歩きとなります。

新井地区を見渡せる山の中腹にある向山稲荷の祠。ここから早道場(はやみちっぱ)と呼ばれる尾根をとおり、勝峰山へ向けて尾根歩きとなります。

昨日の勝峰山草刈り整備事業で、すっかりきれいになった勝峰山園地を、山頂へと辿ります。

昨日の勝峰山草刈り整備事業で、すっかりきれいになった勝峰山園地を、山頂へと辿ります。

今日最初のポイント勝峰山山頂454.3m。三等三角点と榛名神社の小さな祠があり、山桜の巨木で覆われています。

今日最初のポイント勝峰山山頂454.3mで、国土地理院の地図に山名が表示されています。三等三角点と榛名神社の小さな祠があり、山桜の巨木で覆われています。

勝峰尾根、ろんでん尾根の分岐から幸神尾根へ寄り道して、深沢山山頂460mに設置。

勝峰尾根とろんでん尾根の分岐から幸神尾根へ寄り道して、深沢山山頂460m(国土地理院の地図には山名表示無し)に設置。ちなみに杭を打っている人も深沢さんです。(^^♪

ろんでん尾根の北側は、太平洋セメント傍系の砕石掘削跡地。現在は自然環境復帰のための埋め戻し中。

ろんでん尾根の北側は、太平洋セメント傍系の砕石掘削跡地。現在は自然環境復帰のための埋め戻し中です。

勝峰尾根からろんでん尾根に入って最初の無名のピーク441m。

勝峰尾根からろんでん尾根に入って最初で、無名のピークらしくないピーク441mで,GPSが無いと山頂の特定が難しい。

しばらく標高表示のないピークをいくつか越えて、送電線鉄塔を過ぎると山名の有る543mの「真藤の峰」に至る。

しばらく標高表示のないピークをいくつか越えて、送電線鉄塔を過ぎると543mの「真藤の峰」(国土地理院の地図に山名無し)に至ります。

きつくなった尾根道をしばらく辿ると、そこは607mの無名のピークだ。相変わらず眺望は開けない。

きつくなった尾根道をしばらく辿ると、そこは607mの無名のピークです。相変わらず針葉樹の植林地で眺望は開けません。

次のピークは国土地理院の地図には山名表記のない、607mの梵天山。ここまで来ると1本1Kgの杭も減り、ボッカ担当も荷物と共に口が軽くなる。(^-^)

な次のピークは国土地理院の地図に山名表記の無い、607mの梵天山。ここまで来ると1本1Kgの杭も減り、ボッカ担当も荷物と共に口が軽くなりました。(^-^)

白岩山には631.7mの三等三角点がある。フェンスの向こう側和は日鉄鉱業の採掘跡地で、立ち入り禁止だ。砕石を採掘していたが、崩落事故を起こし閉鎖された。

白岩山には631.7mの三等三角点がある(国土地理院の地図に山名無し)。フェンスの向こう側は日鉄鉱業の採掘跡地で、立ち入り禁止です。砕石を採掘していたが、崩落事故を起こして閉鎖されました。

樽窪の峰は麻生尾根(現在は金毘羅尾根と通称)の送電線鉄塔の有る山頂だが、登山道は巻道を辿るため、登る人は少ない。樽窪の樽は滝を表し、白岩の滝の有るタルクボ沢の水源の山だ。

樽窪の峰(国土地理院の地図に山名無し)は麻生尾根(現在は金毘羅尾根と通称)の送電線鉄塔の有る山頂だが、登山道は巻道を辿るため、登る人は少ない。樽窪の樽は滝を表し、白岩の滝の有るタルクボ沢の水源の山です。

今日の最終ピーク麻生山794mは以前に設置済だ。ここで 遅い昼食をとる。眺望は現在北側のみだが、右手の東側の植林がこの冬景観のための伐採が決まっているので、都心への眺望が期待される。

今日の最終ピーク麻生山794m(国土地理院の地図に山名表記有り)は以前に設置済で、ここで遅い昼食をとりました。眺望は現在北側のみですが、右手に見える植林がこの冬景観のための伐採をしますので、麻生山山頂から東側の都心への眺望が期待されます。

麻生山からの下山は、麻生林道から焼け岩林道を辿り、三ツ沢の地蔵堂へと歩いた。緩い下り一方の林道歩きは腰に負担がかかり意外ときつい。地蔵堂からつるつる温泉への、5分ほどの登りで楽になり、温泉で汗を流し、機関車バスで帰路についた。

麻生山からの下山は、麻生林道から焼け岩林道を辿り、三ツ沢の地蔵堂へと歩きました。緩い下り一方の長い林道歩きは腰に負担が集中し、意外ときつい。地蔵堂からつるつる温泉への、5分ほどの登りで腰が楽になり、温泉で汗を流し、機関車バスで帰路につきました。

勝峰山植樹の下草刈り

 日の出山から東へ派生する尾根の東端に位置する勝峰山(標高454.3m)は、地元有志のNPO里山と歴史にふれあう会が、定期的に整備をしています。
 植樹した54本のクヌギやその他の下草狩りを、6月から11月にかけて月2回実施しており、6月28日に山頂下の駐車場から上の作業を実施しました。

将来はこの勝峰山と「ろんでん尾根」を経由して、勝峰山~麻生山~日の出山~つるつる温泉のハイキングコースを整備する予定です。

山頂下の駐車場。ここまでは林道を車で上がることができますが、一般車は現在通行禁止です。解禁までしばらくお待ちください。

山頂下の駐車場。ここまでは林道を車で上がることができますが、一般車は現在通行禁止です。解禁までしばらくお待ちください。

駐車場からは都心の眺望が開けて、スカイツリーなども良く見えます。

駐車場からは都心の眺望が開けて、スカイツリー、新宿副都心の都庁舎をはじめ、高層ビル群なども良く見えます。

勝峰山の山頂には454.3mの3等三角点があり、将門伝説と山桜の巨樹で知られています。NPO里山と歴史にに触れ合う会が憩いの場として整備を進めています。

勝峰山の山頂には454.3mの3等三角点があり、将門伝説と山桜の巨樹で知られています。NPO里山と歴史にに触れ合う会が憩いの場として整備を進めています。

現在は安全管理上立ち入り禁止となっている勝峰高原への道沿いに、クヌギを植林しましたので、その下草狩りも実施します。

現在は安全管理上立ち入り禁止となっている勝峰高原への道沿いに、クヌギを植林しましたので、その下草狩りも実施します。

梅雨時に成長した雑草はまだ柔らかく、エンジン草刈機の作業は順調にはかどります。

梅雨時に成長した雑草はまだ柔らかく、エンジン草刈機の作業は順調にはかどります。

植樹した木の周囲は、植樹を傷つけないよう鎌を使って、丁寧につるや雑草を刈り取ります。

植樹した木の周囲は、植樹を傷つけないよう鎌を使って、丁寧につるや雑草を刈り取ります。

現在立ち入り禁止の勝峰高原は、山菜や草花の群生地です。

現在立ち入り禁止の勝峰高原は、山菜や草花の群生地です。

背丈ほどもあった雑草が刈り取られ、刈られた雑草が肥料となって、クヌギは夏の日差しを受けて成長します。

背丈ほどもあった雑草が刈り取られ、刈られた雑草が肥料となって、クヌギは夏の日差しを受けて成長します。

日の出山の谷間の さかな園

 日の出山から派生する尾根の間には豊富な沢があり、それらの沢は北大久野川、平井川、幸神川にあつまり、さらに平井川に合流して、多摩川に架かる五日市線の鉄橋下で多摩川に注いでいます。

 平井川は、日の出山のクロモ岩の下を源泉とする本流で、少し下ったところにマス釣りやバーベキュー場を備えた、さかな園があります。

 山間地としては全国的に珍しい、ほぼ100パーセントの下水道完備により清流がよみがえり、安心して川遊びや釣りが楽しめます。
山登りと共に、清流での川遊びでお楽しみください。

さかな園はつるつる温泉への途中に有り、マス釣りやつかみ取り、バーベキューで遊んだあと、温泉で疲れをいやすコースがお勧めです。

さかな園はつるつる温泉への途中に有り、マス釣りやつかみ取り、バーベキューで遊んだあと、温泉で疲れをいやすコースがお勧めです。

バーベキューの材料は全て揃っているので、手ぶらで来てもも楽しめます。

バーベキューの材料は全て揃っているので、手ぶらで来てもも楽しめます。

バーベキュー場は屋根があり、天候に左右されず、夏でも涼しい。

バーベキュー場は屋根があり、天候に左右されず、夏でも涼しい。

川は浅く、流れも穏やかで、小さな子供も安心して遊べます。

川は浅く、流れも穏やかで、小さな子供も安心して遊べます。

小さな子供には、釣りより鱒のつかみ取りが楽しそう。

小さな子供には、釣りより鱒のつかみ取りが楽しそう。

鱒も必死で逃げ回り、ブロックの隙間に逃げ込みます。

鱒も必死で逃げ回り、ブロックの隙間に逃げ込みます。

さて、何匹取れたでしょうか。

さて、何匹取れたでしょうか。

子供は鱒の素早い反応と、捕まえたときの力強い動きにびっくりです。

子供は鱒の素早い反応と、捕まえたときの力強い動きにびっくりです。

炭火で塩焼きにすると、骨まで火が通り、骨まで食べられ、カルシュームたっぷりの健康食品の王様です。

炭火で塩焼きにすると、骨まで火が通り、骨まで食べられ、カルシュームたっぷりの健康食品の王様です。

ばあちゃん、はもっぱら食べる係り。

ばあちゃん、はもっぱら食べる係り。

子供は大きな鱒より小動物が好き。タニシやカエルを追いかけます。

子供は大きな鱒より小動物が好き。タニシやカエルを追いかけます。

カエルをゲット。今日最高の獲物です。

カエルをゲット。今日最高の獲物です。

川遊びに飽きたら、わんぱく広場でアドベンチャー。 近くのつるつる温泉でゆっくりと疲れをとれば、爽やかな一日になります。

川遊びに飽きたら、わんぱく広場でアドベンチャー。
近くのつるつる温泉でゆっくりと疲れをとれば、爽やかな一日になります。

大久野幼児園 日の出山登山

 日の出町の大久野に、ユニークな自然保育を実践する「大久野幼児園」森の教室があり、年中・年長組は昼寝をせず、天候にかかわらず一日中森の中の園庭で遊び、学んでいます。

 毎週金曜日は「お山の日」として、朝からお弁当や雨具をリュックに詰めて山や川に出かけていて、日の出山の会の会員もボランティアで付き添っています。

 毎年3月になると卒園児は保護者同伴で、日の出町で一番高い日の出山(902m)に登りますが、今年は都合により五日市の金毘羅山に変更になりましたので、卒園後に日の出登山を体験したいと、日の出山の会にガイドを依頼されました。

 卒園登山ではつるつる温泉から直接日の出山へ登る短いコースですが、小学生になったのでちょっと大人のコースとして、白岩の滝から麻生山を経て日の出山への、変化に富んだコースとしました。

上図は国土地理院の地形図に、当日のGPS軌跡データを落とし込んだもの。地図右下の肝要の里をスタートし、白岩の滝下まで車で移動。白岩の滝から麻生山の山頂を辿り日の出山へ。下山は尾根道のあご掛け岩コースを不動沢の出会いへ下り、車で肝要の里へ移動し解散。

上図は国土地理院の地形図に、当日のGPS軌跡データを落とし込んだもの。地図右下の肝要の里をスタートし、白岩の滝下まで車で移動。白岩の滝から麻生山の山頂を辿り日の出山へ。下山は尾根道のあご掛け岩コースを不動沢の出会いへ下り、車で肝要の里へ移動し解散。

肝要の里賑わい広場のモニュメントに登る卒園生とその兄弟、保護者達

肝要の里、賑わい広場のモニュメントに登る卒園生とそのきょうだい、保護者達。日の出山の会のガイドで出発します。

白岩の滝登山口に有るトイレは、山のトイレとしてはわりときれいで、これから山に入る人にとっては、とてもありがたい。大切に使おう。

白岩の滝登山口に有るトイレは、山のトイレとしてはわりときれいで、これから山に入る人にとっては、とてもありがたい。大切に使おう。

トイレを過ぎればすぐに山道に入る。沢沿いの道は日陰で夏でも涼しい登山ができる。

トイレを過ぎればすぐに山道に入る。沢沿いの道は日陰で夏でも涼しい登山ができる。

白岩の滝の最初の滝の展望台。この右手に雨乞いの滝がある。昔、日照りが続くと、この川の下流の平井村から、むしろ旗を掲げて雨乞いに来て、桶に水を汲み天秤で担いで持ち帰り、畑にまくと雨を呼んだそうです。

白岩の滝の最初の滝の展望台。この右手に雨乞いの滝がある。昔、日照りが続くと、この川の下流の平井村から、むしろ旗を掲げて雨乞いに来て、桶に水を汲み天秤で担いで持ち帰り、畑にまくと雨を呼んだそうです。

クリタ工業が桜やモミジなどを植えた四季彩の森のベンチで休憩。もう少しで森林から抜けて、明るい尾根道に飛び出します。

クリタ工業が桜やモミジなどを植えた四季彩の森のベンチで休憩。もう少しで森林から抜けて、明るい尾根道に飛び出します。

タルクボ林道を横切り、白岩の滝の源泉を過ぎると、麻生山林道へ飛び出す。司会は一気に開け、目指す日の出山の山頂や梅野木峠、高峰山、三室山が見渡せる。

タルクボ林道を横切り、白岩の滝の源泉を過ぎると、麻生山林道へ飛び出す。視界は一気に開け、目指す日の出山の山頂や梅野木峠、高峰山、三室山が見渡せる。

森の教室の子供は元気。水分補給をするとすぐに崖登りが始まり、疲れ知らずだ。

森の教室の子供は元気。水分補給をするとすぐに崖登りが始まり、疲れ知らずだ。

我が子のためなら母はつよし!・・全ルートを踏破しました。

我が子のためなら母はつよし!・・全ルートを踏破しました。

伐採が終わった斜面を麻生山へ向かいます。

伐採が終わった斜面を麻生山へ向かいます。

伐採の終わった斜面は日当たりが良く、様々な花が咲き、蝶が舞っていました。

伐採の終わった斜面は日当たりが良く、様々な花が咲き、蝶が舞っていました。

最初のピーク麻生山に到着。

最初のピーク麻生山に到着。

最初のピーク麻生山では、山名と標高を示す杭をみんなで打ち込みました。

最初のピーク麻生山では、山名と標高を示す杭をみんなで打ち込みました。

みんな元気で日の出山の山頂に到着です。

みんな元気で日の出山の山頂に到着です。

みんなで鐘をついて、幸せを願いました。

みんなで鐘をついて、幸せを願いました。

山頂に設置した幸せの鐘の前で記念撮影。小学生生活が幸せでありますように。

山頂に設置した幸せの鐘の前で記念撮影。小学生生活が幸せでありますように。

頂上直下の東雲山荘の見学。夏休みにお泊り会ができたらいいね。

頂上直下の東雲山荘の見学。夏休みにお泊り会ができたらいいね。

下山は改修されたばかりの、丸太の階段をつるつる温泉に向けて下山しました。

下山は改修されたばかりの、丸太の階段をつるつる温泉に向けて下山しました。

全員けがもなく、元気に出発点の肝要の里に戻ってきました。時間がオーバーすれば、麻生山はパスと考えていましたが、予定のコースを全て踏破し、想定内の時間で帰着しました。さすがは森の教室の親子です。

全員けがもなく、元気に出発点の肝要の里に戻ってきました。時間がオーバーすれば、麻生山はパスと考えていましたが、予定のコースを全て踏破し、想定内の時間で帰着しました。さすがは森の教室の親子です。

 

日の出山開き 安全祈願祭

 恒例の日の出山開きは4月11日に肝要の里で、消防署、警察署、自然保護官などの関係各署や橋本町長はじめ役場の関係者その他大勢の出席により、小雨の中で実施されました。

 日の出山山頂での開山祭は雨天のため中止し、肝要の里での安全祈願祭の中でパフォーマンスし、雨天のため危ぶまれていた山開き記念登山は参加者の希望もあり、装備のしっかりした人に絞って実施し、予定通りに下山しました。

雨天の中、ご参加いただいた方々に御礼を申しあげます。

小雨の中、肝要の里の賑わい広場に日の出山に向かって祭壇を設け、山の安全を祈願しました。

小雨の中、肝要の里の賑わい広場に日の出山に向かって祭壇を設け、山の安全を祈願しました。

 

幸神神社の神官による遥拝式のお祓いが、しめやかに行われました。

幸神神社の神官による遥拝式のお祓いが、しめやかに行われました。

日の出町長などの来賓による玉串奉奠で、山の安全を祈願しました。

日の出町長などの来賓による玉串奉奠で、山の安全を祈願しました。

満開の山桜をバックに、日の出山幸せの鐘のお清めと、初たたきによるお清めが行われました。

満開の山桜をバックに、日の出山幸せの鐘のお清めと、初たたきによるお清めが行われました。

四方払いの演武をする場を清めます。

四方払いの演武をする場を清めます。

安全祈願終了後、忍者の会「野忍」による四方払いで邪気を払います。

安全祈願終了後、忍者の会「野忍」による四方払いで邪気を払います。

大根を邪気に見立てて四方に立て、邪気を払う四方払いの演武を披露しました。

大根を邪気に見立てて四方に立て、邪気を払う四方払いの演武を披露しました。

雨天のため日の出山頂での開山祭は取りやめ、肝要の里での安全祈願祭の中でパフォーマンスしました。

雨天のため日の出山頂での開山祭は取りやめ、肝要の里での安全祈願祭の中でパフォーマンスしました。

小雨のため、山開き記念登山も危ぶまれていましたが、参加者の希望もあり、装備の充実した人に絞り実施しました。

小雨のため、山開き記念登山も危ぶまれていましたが、参加者の希望もあり、装備の充実した人に絞り実施しました。

麻生山山頂は霧に包まれ、静寂さに包まれていました。

麻生山山頂は霧に包まれ、静寂さに包まれていました。

クロモ岩から上の登山道の階段も、新しい丸太に改修されました。

クロモ岩から上の登山道の階段も、新しい丸太に改修されました。

日の出山山頂は現在整備中で、東屋の周辺や中段の周回路、東雲山荘の外壁などの改修などが行われています。

日の出山山頂は現在整備中で、東屋の周辺や中段の周回路、東雲山荘の外壁などの改修などが行われています。

山頂の標識は新しく建て替えられました。

山頂の標識も新しく建て替えられました。

日の出さくら祭りが開かれました

 4月4日に日の出町民グランドにて観光協会主催のさくら祭りが行われ、朝の内ぱらついた雨も止み、その後は曇り空でしたが風もなく、花曇りの暖かい一日でした。
 さくらの開花もタイミング良くほぼ満開で、周りの山々も桜百万本作戦で植えた桜が育って、緑の斜面を桜色に飾っていました。
 日の出山の会はこの一週間後に行われる恒例の「日の出山開き」の準備で忙しく、今年も出店参加をしませんでしたので、模擬店での買い物と桜見物を楽しんできました。

平井川の土手の桜並木に隣接した町民グランドのさくら祭り会場には、模擬店やステージが設置され、曇り空でしたが暖かな日に恵まれ、賑わっていました。

平井川の土手の桜並木に隣接した町民グランドのさくら祭り会場には、模擬店やステージが設置され、曇り空でしたが暖かな日に恵まれ、賑わっていました。

DSC02753トリム圧縮低解像

桜並木をバックにしたステージでは、盛りだくさんの出演がありましたが、開会式の時点で小雨がぱらついたため、湿気に弱いお琴や三味線を使う邦楽愛好会のステージはキャンセルとなり、聞くことができませんでした。雨はすぐに止み、その後のステージには支障なく、会場を賑あわせていました。

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フリーマーケットのスペースも設けられ、品定めや掘り出し物探しを楽しんでいました。

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町民グランドの向かい側に有る、アメリカのレーガン大統領と中曽根元首相の、日の出山荘会談を記念した記念碑の有る桜の里も見ごろを迎えていました。

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記念碑からさくら祭りの会場の町民グランドを見ると、桜の花のドーナツのようでした。(照明の鉄塔の所が会場)

 

如月まつりに出店とステージ出演をしました

 昨年は記録的な大雪で中止されたきさらぎ祭りも、今年は会場を肝要の里から日出町庁舎前広場に変えて、2月28日の土曜日に開催されました。

 日の出山の会では今回は、とん汁やコーヒーなどの飲物や竹細工、日出山山頂近くの天空菜園で栽培している有機酵素栽培の野菜などを販売し、ステージ脇にパネルを設置して、日出山山頂からの眺望の写真を展示しました。

 また、ステージでは日の出山の会会員であり、プロのピアニスト江原千咲子さんが、午前と午後の2回出演し、会場盛り上げました。

 午後のフリータイムのステージには大久野幼児園「森の教室」の園児たちによる「日の出のたけちゃん」その他のダンスなどで会場を賑わせました。

日の出山の会は幸せの鐘を設置し、トン汁などの販売をし、トン汁は大好評で午前中で売り切れました。

日の出山の会は幸せの鐘を設置し、トン汁などを販売。トン汁は大好評で100食が午前中で売り切れました。

天候に恵まれて暖かな日差しの中で、ピアノの演奏を聴きながら、家族連れで飲食を楽しんでいました。

天候に恵まれて暖かな日差しの中で、ピアノの演奏を聴きながら、家族連れで飲食を楽しんでいました。

ステージは保健センターの階段上の玄関舞うに設営しました。日の出山の会のステージでピアノ演奏をする江原千咲子さん。

ステージは保健センターの階段上の玄関前に設営しました。日の出山の会のステージでピアノ演奏をする江原千咲子さんです。

日の出山の会のステージで演奏する江原千咲子さん。大型アンプから流れるピアノ演奏は迫力十分でした。

日の出山の会のステージで演奏する江原千咲子さん。大型アンプから流れるピアノ演奏は迫力十分でした。

フリーステージで飛び入り参加した「森の教室」の園児は、自分たちで染めた絞りの藍染めTシャツを着て出演し、日の出山の会のキャラクターソング「日の出のたけちゃん」を元気に踊りました。

フリーステージで飛び入り参加した「森の教室」の園児は、自分たちで染めた絞りの藍染めTシャツを着て出演し、日の出山の会のキャラクターソング「日の出のたけちゃん」を元気に踊りました。

ステージの横にパネルを設置し、日の出山の山頂からの写真を展示しました。

ステージの横にパネルを設置し、日の出山の山頂からの写真を展示しました。

日の出山に登ったことのない人も多く、眺望の素晴らしさに感心していました。

日の出山に登ったことのない人も多く、眺望の素晴らしさに感心していました。

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白山神社からの初日の出

 昨年は大晦日より日の出山山頂にテントを張り、甘酒や暖かいコーヒー等を販売し、幸せの鐘を設置して「清酒幸せの鐘」の販売をしながら1100人を超す登山者と共に初日の出を迎えました。

 今年は日の出山から派生する尾根の、台沢林道の東端のピークとなる、白山神社の山で初日の出を迎えました。

 白山神社は、近隣市町村の内でも屈指の初日の出ビューポイントとして知られ、車でも登れる手軽さから、毎年多くのご来光参拝者で賑わいます。

 今年は前日の深夜に突風が吹き荒れ、雪も舞ったためか人出も少なく、社務所で打ち鳴らす太鼓の音と共に、厳かな初日の出を満喫できました。

 ご来光の後は風格のある参道を辿り、白山神社の社殿に参拝し初参りで本年の無事を祈念して下山しました。

 

夜半の強風のため、国旗やかがり火が外された社殿

夜半の強風のため、国旗やかがり火がなどが外された社殿。

社務所から社殿への参道は、千年を超える歴史の荘厳な趣が漂う。

社務所から社殿への参道は、千年を超える歴史の荘厳な趣が漂う。

日の出前の空は地平線を雲が覆い、地上はまだ街路灯が消えず、眠りから覚めていません。

日の出前の空は地平線を雲が覆い、地上はまだ街路灯が消えず、眠りから覚めていません。

東に広がる都心は雲に覆われ雲間が赤く染まり、日の出の時間が来たことを知らせている。

東に広がる都心は雲に覆われ雲間が赤く染まり、日の出の時間が来たことを知らせています。

予定時刻より35分遅れで、ようやく雲の上に顔を出す。

予定時刻より35分遅れで、ようやく雲の上に顔を出す。

神楽殿では日の出と同時にお囃子の奉納をする手はずでしたが、日の出を待ち切れず、日の出予定時間から奉納を開始していました。

神楽殿では日の出と同時にお囃子の奉納をする手はずでしたが、日の出を待ち切れず、日の出予定時間から奉納を開始していました。

 

 

東雲山荘前広場の一日(日の出山登山者動向調査)

 日の出山山系の紅葉がピークに差し掛かった11月15日に、紅葉シーズンの日の出山への登山者調査を兼ねて、清酒幸せの鐘の販売を実施しました。

 調査ポイントは、日の出山山頂直下の東雲山荘の前庭で、御岳山、五日市、つるつる温泉などへの分岐点であり、トイレも設置されているため多くの人が通過したり、トイレ休憩する場所を選びました。

 東雲山荘の前庭に幸せの鐘を設置し、日の出山登頂記念のタグ付きの清酒「幸せの鐘」をおき、鐘をたたいて祈願した人に、お賽銭の返礼として提供しました。

 晴天の土曜日とあって御岳山からの登山者が多く、御岳のケーブルカーは1時間待ちとのこと。調査ポイントには多い時で47人ほどが休憩し、山頂の昼食時には270人ほどの人で埋まりました。

 御嶽山周辺への登山者は、見晴らしの良い日の出山山頂を昼食ポイントとして、つるつる温泉、金毘羅尾根、梅郷の各方面に下山していき、下山路の内でも、つるつる温泉コースは交通の便が良く、最も人気のコースでした。

11月15日、日の出山山頂直下の東雲山荘は紅葉の真っ盛りでした。

11月15日、日の出山山頂直下の東雲山荘は紅葉の真っ盛りでした。

 

ケーブルカーが使える手軽なコースのため、ファミリー登山も多い。

ケーブルカーが使える手軽なコースのため、ファミリー登山も多い。

団体のツアー客もあり、東雲山荘の見学などもにぎわった。

団体のツアー客もあり、東雲山荘の見学などもにぎわった。

最近では山ガールと呼ばれる、若い女性の単独登山も多くみられます。

最近では山ガールと呼ばれる、若い女性の単独登山も多くみられます。幸せの鐘に願いを込めていました。

山頂で昼食を済ませ、御岳山へと向かう登山者も多くいて、日の出山頂は人気のスポットです。右手の建物はトイレ。

山頂で昼食を済ませ、御岳山へと向かう登山者も多くいて、日の出山頂は人気のスポットです。右手の建物はトイレ。

日の出山に登頂された皇太子殿下と、幸せの鐘のいわれを読む登山者。

日の出山に登頂された皇太子殿下と、幸せの鐘のいわれを読む登山者。

それぞれがそれぞれに、幸せの鐘に願いを込めていました。

それぞれがそれぞれに、幸せの鐘に願いを込めていました。

 

大久野イルミネーション「天正寺の大銀杏ライトアップ」

   毎年11月の最終土曜日から大晦日にかけて行われる、「大久野を明るくする会」による街路樹のイルネーションに先駆けて、11月8日に今年初めて「天正寺の大銀杏」をライトアップをしました。

   この銀杏の木は、明治15年(1882年)におきた、当時の大久野村全村と隣村の平井村北部を焼き尽くす大火から復活して大樹となった古木で、高台に有るため毎年見事な黄葉が広範囲から眺められます。

   11月8日18時から2本の大銀杏をライトアップし、天正寺の本堂では雅楽の楽器の笙が演奏され、境内では暖かいトン汁がふるまわれ、和紙で出来た行燈も並び、優雅な空間を醸しだしました。

 日の出山の会は、本堂内の笙の演奏を境内に流す、音響の部門を担当しました。

十五夜お月さん雲の陰・・・群雲から見え隠れする満月と天正寺大銀杏の遠望

十五夜お月さん雲の陰・・・群雲から見え隠れする満月と天正寺大銀杏の遠望。

本堂への階段には、和紙で作られた行燈が並び、ろうそくの柔らかな光に包まれていました。

本堂への階段には、和紙で作られた行燈が並び、ろうそくの柔らかな光に包まれていました。

本堂内では伶楽舎に所属する雅楽奏者、田島和枝さんによる笙が演奏されました。

本堂内では伶楽舎に所属する雅楽奏者、田島和枝さんによる笙が演奏されました。

天正寺の境内には暖かいトン汁のサービスがあり、ライトアップされた大銀杏の下で雅楽の演奏にタイムスリップを思わせていました。

天正寺の境内には暖かいトン汁のサービスがあり、ライトアップされた大銀杏の下で雅楽の演奏にタイムスリップを思わせていました。

日の出町産業まつりに参加

   11月1日~2日にかけて、日の出町町民グランドにて第26回日の出町産業まつりが開催されました。
日の出山の会は昨年に続き専用のブースを出店し、イベントステージへの出演も実施しました。

  初日の天候は、準備中は曇りでしたが10時の開始時間には雨が降り出し、最悪のコンディションとなり、ステージへの出演もキャンセルするグループが出たり、観客用ベンチも雨に濡れて観客もまばらになり、寂しいステージとなりました。
  日の出山の会の出番では、前回発表した日の出のタケちゃんの歌にリズムダンスを振付けし、大久野幼児園の園児や鎧兜の武者達の踊りに観客も集まり、ステージを賑やかに盛り上げることができました。

  2日目は晴天に恵まれて来場者も多く、ブースでの販売商品の「清酒幸せの鐘」や幸せの鐘ブランドの「キウイフルーツ」「竹細工製品」が売れ、例年好評のキウイフルーツは、市場価格400円程度を100円の廉価販売したため、500パックを短時間で完売しました。 お買い上げ頂きありがとうございました。

下のバーの  ▶  ボタンをクリックすると、日の出のタケちゃんの歌が聞けます。

日の出山の会のブースは、日の出山山頂から降ろしてきた幸せの鐘を設置し、清酒幸せの鐘やキウイ、竹細工などを販売し、テント内には写真を展示しました。

日の出山の会のブースは、日の出山山頂から降ろしてきた幸せの鐘を設置し、テント内ではビデオの放映や写真を展示しました。

 

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今年も恒例のキウイフルーツの大廉売と、清酒幸せの鐘、竹細工などの販売をしました。

 

楽屋裏では舞台出演の準備が進んでいます。

楽屋裏では舞台出演の準備が進んでいます。

こちらはオール手作りの、ヤマトタケルノミコトの衣装で変身中。

こちらはオール手作りの、ヤマトタケルノミコトの衣装で変身中。

出演の園児たちも到着。

雨脚も強まり、出演予定の園児たちも来られるか心配でしたが、全員到着!。さすが自然保育「森の教室」の園児たち。

ステージは会いに真の雨でベンチも濡れ、ちょっと寂しい状況。

前の団体のステージはあいにくの雨でベンチも濡れ、ちょっと寂しい状況。うちの出番はどうかな・・・心配(+_+)。

日の出山の会のステージの開始。第一幕は日の出山山系に伝わる伝説の紹介と、日の出山のキャラクター「日の出のタケちゃん」。

日の出山の会のステージの開始。第一幕は日の出山山系に伝わる伝説の紹介と、日の出山のキャラクター「日の出のタケちゃん」。

日の出山山系の勝峰山に落ち延びた平将門を追い、強弓の名手俵藤太の戦い。

日の出山山系の勝峰山に落ち延びた平将門を追い、強弓の名手俵藤太の戦い。日の出のタケちゃんは逃げる(>_<)。

第二部は日の出のタケちゃんのイメージソングにリズムダンスを振り付け、会場の皆さんと踊ります。ダンスの指導は栗原早苗先生。

第二部は日の出のタケちゃんのイメージソングにリズムダンスを振り付け、会場の皆さんと踊りました。ダンスの指導は栗原早苗先生。

ステージでは、日の出町の自然を生かして、森の中で自然保育を進める、大久野幼児園「森の教室」の園児たちとタケちゃんのダンス。着ているTシャツは自分たちで染めた藍染めの絞り。

ステージでは、日の出町の自然を生かして森の中で自然保育を進める、大久野幼児園「森の教室」の園児たちとタケちゃんのダンス。着ているTシャツは自分たちで染めた藍染めの絞り。

武将たちの彩りと、雨の中を元気に踊る園児たちに、観客も集まり声援を送り、会場もにぎやかなひと時となりました。

武将たちの彩りと、雨の中を元気に踊る園児たちに、観客も集まり声援を送り、会場もにぎやかなひと時となりました。

日の出山東雲山荘宿泊・お月見登山

  今回の日の出山・東雲山荘宿泊登山のコースは、下図右中央の白岩滝入口より赤い点線を左下に進み、麻生山へと辿ります。 麻生山へは稜線合流点手前から山頂下へ直登し、山頂からクロモ岩~日の出山山頂~東雲山荘へとたどります。 下山はクロモ岩から日の出山ハイキングコースを辿り、顎掛岩~不動尊~つるつる温泉へ下山しました。

  草花は9月の登山の時とは変わり、すっかり秋の花へと変化しており、たくさん有ったキノコもすっかり影をひそめて、季節の変化を実感しました。
  もうひと月もすれば紅葉の季節です。同じコースでも時計の文字盤を針が進むように、季節はとどまることなく進み、飽きることがありません。

  今回の目的の一つ「居待ち月」のお月見は、曇り空や夜半からの霧で、時々見える「おぼろ月夜」となりました。次回をお楽しみに。
     地図は「日の出町観光パンフレット」より転載させていただきました。  日の出町観光パンフより白岩多紀コース地図低解像

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日の出山山麓の皆既月食

  10月8日、まだ寒さが厳しくないこの季節の皆既月食は、天体写真を撮るにはレンズに霜がつかず、空気が冴えているので好条件として期待していましたが、曇りの予報のためあきらめて撮影準備をしていませんでした。

  案の定、部分食の始まりの時間に空を眺めると、かなり密度の濃い雲に覆われていて、時折月がおぼろに見える状況で、撮影はあきらめました。
  夕飯を食べ、テレビのニュースで月食の映像を眺めながら念のため庭に出てみると、雲の切れ目から顔を出した月は皆既月食になっていましたので慌てて三脚やカメラをセットして撮影を始めました。
急遽撮影し調整不足のためと、快晴の天候ではなかったため、ピントの甘い写真になりました。

  日の出山の会では、日の出山山頂からの夜景や天体写真撮影会などを計画しています。
手始めに11日からの日の出山東雲山荘宿泊登山には、天体望遠鏡を運び上げます。台風の接近であまり期待できませんが!!

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午後8時、雲が切れてすでに皆既月食になった月が雲間から出てきました。

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赤銅色をした月は立体的な球状をして、ぽっかりと空に浮かんでいました。

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皆既月食になると、月の明るさは極端に暗くなるため、月の明るさに負けて見えなかった星たちが見え始めます。この写真では月の右やや上、月の直径の2倍ぐらいの位置にある星が天王星です。写真をクリックすると拡大写真で、星たちをはっきり見ることができます。

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上の写真を拡大し、天王星を見やすくしたものです。露光時間が8秒のため、天体の運行により月も天王星も右上にぶれているのがわかります。

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皆既月食が終わり、三日月状に回復した20時50分の月。

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皆既月食が終わり満月に戻った21時40分の月。皆既月食の月より平面的に見えていました。

 

日の出山頂東雲山荘宿泊&標高表示杭設置ボランティア登山の報告

   日の出山の会秋のイベントの一つは9月12日、スカッと秋晴れ・・・とはいきませんでしたが、ぐずついた日が続いたこれまでと比べ、高曇りから薄日が射す秋日和に恵まれ、集合地点の肝要の里を定刻通り出発しました。

  杭と、杭を打ち込むハンマーを合わせると30キロを超えるため、前もって東雲山荘へ荷揚げしておき、初日は山頂周辺の標高750m以上の登山道へ設置し、翌日の下山時に日の出山からつるつる温泉への、あご掛け岩コースに設置することにしました。

  前年度に標高調査と仮標高表示テープを設置しましたが、2度にわたる大雪でテープが損失していないか心配しましたが、全員で宝探しさながらに探しながら歩いた結果、全て見つけることができました。これもまた、ちょっと変わった楽しい宝探し登山となりました。

 登山口の白岩の滝は、降り続いた雨で水量も多くダイナミックな飛沫を上げていました。 麻生山の尾根筋に出ると、爽やかな秋風に乗ってキアカネの群れが飛び交い、トンボをお供に快適な尾根歩きが楽しめました。
 
麻生山山頂には11時15分に到着。汗ばんだ体にここち良いそよ風を受けながら昼食をとり、30分の休憩後金毘羅尾根経由で日の出山へ向かいました。

  日の出山山頂には定刻の13時30分に到着し、講師による山頂周辺の植物物観察や、山岳ガイドによる山座同定(視界中の山名を特定)等を行った後、東雲山荘へ荷物を置き、休憩後14時20分ごろより標高杭、かけや、ハンマーなどを分担して持ち、標高750m以上の各登山コースの杭打に出発しました。
  行きつ戻りつして標高テープを見つけ、予定した全てのコースの750m以上の地点に標高杭を設置できました。

  参加された皆様の率先して運搬、杭打ちなどを楽しげに作業していただき感謝いたします。
作業終了後は「更待ち月」のお月見の準備を全員で行い、すすきの穂を飾り、月見団子を作ってそなえ、お月見パーティーとなりました。

  翌朝13日は山頂で5時22分の日の出を迎え、9時に山荘を出発して、標高杭を打ちながらあご掛け岩コースを下山し、予定通り標高370m地点のつるつる温泉に到着し、解散しました。
 
今回設置しなかったコースの杭打ちなど、今後も杭打ち登山を実施いたしますのでご参加ください。

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お天気に恵まれた御岳山レンゲショウマライブの報告

  8月最後の土曜と日曜日は、御岳山ケーブルカーの山頂駅前広場のレンゲショウマ祭り会場で、歌と舞のライブを開きました。
 
夜半から大雨となり、明け方まで雨が残っていましたが、雨が降ろうが槍が降ろうが、とにかくお土産屋さんの軒先を借りてでもやるつもりでいたため、雨の神もあきらめたものか、家を出るころには薄日も漏れ始め、機材を積み込み、勇んで出発しました。

  日中は薄日が射す、熱くなく寒くなく、ころあいの陽気となり、爽やかな初秋の気配を満喫しました。ラッキー!! 出演はシンセサイザーと歌を日の出山の会の光野真理さん、レンゲショウマの花の精の舞を舞踏家の野口祥子さん、平安末期の武将畠山重忠公に日の出山の会の関根氏、岡根氏が扮し、PA担当は星野でした。

  尚、御岳山のレンゲショウマ祭りは9月11日まで開催しています。今年は開花が遅れていますので、まだたくさん咲いています。
  ケーブル駅前の群生地から御岳神社を回り、日の出山の大パノラマを眺め、つるつる温泉に下山したら一風呂浴びて、生ビールと初秋の味覚コースをお楽しみください。

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日の出山のレンゲショウマ

 日の出山のお隣りの御岳山ではレンゲショウマが群生しており、レンゲショウマ祭りが開かれています。

 日の出山も御岳山と自然環境が似ておりますので、群生ではありませんが可憐な花をひっそりと咲かせています。
 登山者の皆様、レンゲショウマの花を見つけたら、大切にいたわってあげてください。 センブリの花が増えたように、レンゲショウマの花もいつか群生する日を楽しみに、見守っています。

   ▶をクリックするとレンゲショウマの歌がお聞きになれます
     作詞作曲・光野真理 歌とピアノ演奏・光野真理(日の出山の会会員) 「CD発売中」

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勝峰山の整備事業

 7月26日、朝8時30分に太平洋マテリアル駐車場に集合し、勝峰山の下草刈りを実施しました。

勝峰山は平井川と三内川に挟まれ、日の出山から麻生山、間藤ノ峰を経由するロンデン尾根の東端に位置する標高454mの日の出山山系の山です。
  北側斜面では良質の石灰石が採掘され、ふもとのセメント工場でセメントや砕石などの建材が生産されていました。 現在は生産が終了し10年ほど前から採掘跡地を埋め戻しています。

採掘が終了したことから見晴らしの良い山頂を公園化するべく、地元でNPO法人(里山の自然と歴史に触れ合う会)を立ち上げ、山頂の山桜の保全や植樹、自然環境の保全活動をしています。
  春の植樹に続き、夏場は毎月2回の下草狩りを実施しています。 23日は記録的猛暑の中、各自エンジン付き刈り払い機での草刈を実施し、午後の夕立と熱中症を避けて昼食後下山しました。 DSC00602DSC00600DSC00612DSC00616 DSC00605DSC00622

日の出町観光まちづくり事業補助金を申請しました

 ブログでお伝えした通り、6月23日に平成26年度日の出町観光まちづくり事業のプレゼンテーションと審査会がありましたが、その結果日の出山の会は申請額に対し、申請通りにて採択されました。

 町の観光係りより補助金交付申請書提出の要請がありましたので、越沼会長ほかと取りまとめ「事業概要書」「事業計画書」「見積書・計算書」「ホームページ公開書」などを提出しました。その結果7月25日に審査受理の連絡と、8月に予算執行の連絡がありました。
  下図は7月26日の日の出夏祭りDSC00713DSC00689DSC00712